自転車文化センターでは、4月14日から「素材にこだわった自転車展」を開催中です。
会場に展示されている自転車の一つに、ジュラルミンでつくられた岡本自転車のノーリツ号がありますが、この自転車は、昭和22年に製造されました。以前、実際に乗車した経験がありますが、フロントフォークの強度不足を感じました。当時も腐食等による折損事故が多く発生したようです。
フレームの素材として、鉄、アルミニウム合金、クローム・モリブデン、マンガン・モリブデン、チタン、カーボン、竹、セラミックス、グラスファイバー強化ポリアミドなどがあります。
写真は、アメリカ製のオールド・ヒッコリー(1892年)です。
ヒッコリー(hickory)は、クルミ科の落葉高木で、スキー板や器具の取っ手などにも利用されました。
”素材にこだわった自転車展”
平成24年4月14日(土)~平成24年6月17日(日)
午前9時30分~午後4時50分(入館は午後4時まで)
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2−1
科学技術館2階 自転車文化センター情報室
2012年4月28日土曜日
2012年4月25日水曜日
2012年4月22日日曜日
自転車文化センター研究報告書
このたび財団法人日本自転車普及協会では、「自転車文化センター研究報告書」の第4号を発行しました。
内容は、
自転車と歩行者の共存を探るための研究・・・・・・・谷田貝一男
日本における自転車の交通安全対策の変遷・・・・・谷田貝一男
皇居周辺における歩行者とランナーとサイクリストとの関係について・・・・・・・・・・村山吾郎
などです。
内容は、
自転車と歩行者の共存を探るための研究・・・・・・・谷田貝一男
日本における自転車の交通安全対策の変遷・・・・・谷田貝一男
皇居周辺における歩行者とランナーとサイクリストとの関係について・・・・・・・・・・村山吾郎
などです。
2012年4月11日水曜日
美しき自転車乗り
シドニー・パジット画
4月4日付けの神奈川新聞にコナン・ドイルの関連の記事がありました。「ホームズの世界を旅しよう ビクトリア朝の世相や文化」と題し、田中喜芳氏が書いています。
田中氏は、シャーロック・ホームズの研究者として知られ、同時代のイラストも数多く描いています。
美しき自転車乗りの原題は"The Adventure of the Solitary Cyclist" (孤独なサイクリストの冒険)で、シリーズ「シャーロック·ホームズの帰還」の中にあります。1903年に発行されました。
1984年に英国グラナダ・テレビが制作したジェレミー・ブレット主演のテレビドラマ(日本ではNHKが翌年に放送)は、人気がありました。