自転車関係資料㉕
下の資料は昭和29年3月26日発行の「小田原案内」長谷川晴康編である。
特に自転車資料といったものではないが、自転車商の鈴作、鈴甲が載っていたので紹介したい。現在は、緑町の鈴作も鈴甲も既に廃業しているが、小田原市穴部にある鈴作商店(卸)はいまでも営業を続けている。
特にこの鈴作商店は老舗で大正初期から始めている。
①に鈴作商店、小田原唯一の自転車・オートバイ卸商で最近新玉に分店を設けた。
とあるが、この分店の方は既に店を閉めている。
右隣に「丸う田代商店」とあるが、この店はコロナ禍の昨年に倒産してし、創業151年の歴史を閉じてしまった。
②鈴甲自転車店の広告、富士自転車、ヒドリ自転車代理店とある。
富士もヒドリも今では懐かしい過去の銘柄である。
①鈴作商店 52頁
②鈴甲自転車店
③表紙 全112頁
この本のサイズ115×183
④奥付