わだち
日本自転車史研究会のブログ Copyright © Yukio Ootsu
2009年4月18日土曜日
ビーストン・ハンバー
この写真は明治40年頃の神戸・橋本商会のカタログから転載したものです。自転車は、橋本商会が一手販売していました英国のハンバーです。ビーストンは、ノッティンガム近郊にある町の名前です。この自転車はビーストンで造られたものなので、ビーストン・ハンバーと呼ばれました。
ハンバーの歴史は古く1868年にトーマス・ハンバーにより、イギリスのシェフィールドでミショー型の自転車の製造から始まったと伝えられています。まもなくノッティンガムに移り、自転車製造を本格的に開始しました。その後、業務を拡大し、ビーストン、ウルバーハンプトン、コベントリーに工場を持つようになりました。
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