「自轉車瓦版」 第13号
昭和60年5月4日発行
☆「自転車泥棒」ヴィットリオ・デ・シーカの傑作、ビデオテープソフトを東芝で発売予定。(1本14,800円、5月21日発売)
「失業した労働者とそのかわいい坊やが、どうにも食えなくて、ついに自転車泥棒をやることにしようとするが、失敗して、二人は手をしっかり握り合い、涙を流して町を歩く、あのラスト・シーンをもう一度」。
☆名画のビデオの話しが出たついでに、自転車が登場する映画を思い出してみたい。
『八十日間世界一周』従者ジャン・パスパルトゥーがダルマ自転車に乗って町を行く。
『E.T.』エリオット少年とE・Tを乗せたBMXが、月を横切るシーン。
『プロジェクトA』 ジャッキー・チェンが、細い路地を自転車に乗って逃げる。悪人達がやはり自転車で追いかける。
『肉弾珍勇士』 曲乗りの一輪車が登場にする。
『瀬戸内少年野球団』自転車で、駐在さんが走り回る。
『青い山脈』 セーラー服の女学生が自転車に乗っている。自転車のフェンダーの部分に”光”という文字が見える。
『明日に向かって撃って!』 ポール・ニューマンとキャサリン・ロスが二人で自転車に乗り回す。バックには「雨に濡れても」の主題曲が流れる。
・・・・・その他自転車が登場する映画はまだまだあると思うが紙面の関係でこの辺にする。
「自転車泥棒」1948年公開のイタリア映画
ヴィットリオ・デ・シーカ監督