2023年2月28日火曜日

スターの続き -30

 スターの続き -30

これも「スミスビル」の続き、

「スミスビル」デニス・マクドナルド著 2019年発行

「Smithville」 by Dennis McDonald 2019.

96頁

最も有名なスター自転車の写真はワシントン DC で撮影されたもので、1884 年にキャピタル・バイシクル・クラブのウィリアム・ロバートソンがスターに乗って国会議事堂の階段を下りているところを撮っている。
背景にはスターを持ったライダーのレックス・スミスもいる。
スターの発明者の息子であるバート・プレッシーを含む多くのサイクリストがこの階段を下りた。
ライダーたちは、警察に逮捕されるのを避けるために、早朝に国会議事堂の階段にこっそり忍び込まなければならなかった。 
H. B. スミス・マシン・カンパニーは、自転車の安全面を促進するために、これらのライダーの一部に報酬の支払いをした。逮捕されても、アメリカン・スターの注目と宣伝を会社にもたらした。
(資料提供:米国議会図書館)

註、今月はヤフオクのアメリカン・スターから始まり、月末もスターで終わる。
何故、スターか?アメリカの黎明期の自転車産業に於いて、コロンビアのオーディナリー自転車とこのスターは重要と思われるからである。
スターは革新的な形状であり、その駆動方式もユニークである。
残念ながら当時このスターが日本に渡来したという事実はいまのところ確認していない。
トーマス・スティーブンスがコロンビア製のオーディナリーに乗って、やっと日本に現れたのが1886年(明治19年)のことである。
このころから日本の自転車の歴史が始まったと云っても過言ではない。

2023年2月27日月曜日

スターの続き -29

 スターの続き -29

これも「スミスビル」の続き、

「スミスビル」デニス・マクドナルド著 2019年発行

「Smithville」 by Dennis McDonald 2019.

95頁

これは、チャールズ W. ネイサン作曲の「スター自転車 ギャロップ」の表紙です。
1882 年にニューヨークのスピア & デンホフ社から出版された。
ギャロップは 19 世紀後半に人気のあった社交ダンスで、ポルカの前身だった。
1800 年代には、自転車を題材にした400 を超える歌が書かれた。
自転車は交通手段や大衆文化に大きな影響を与え、ハイホイール自転車はトレンドの最前線にあった。 (著者のコレクション)

2023年2月26日日曜日

スターの続き -28

 スターの続き -28

これも「スミスビル」の続き、

「スミスビル」デニス・マクドナルド著 2019年発行

「Smithville」 by Dennis McDonald 2019.

92頁

H.B. スミス・マシン・カンパニーは、工場の外に 11分の1 マイルの楕円形のトラック・コースを建設し、アメリカン・スター自転車をテストし改良を加えていった。
上の写真は 1880年代のもので、急なバンクカーブと手すりのある競輪場を示している。 トラックは工場の建物とランコカス・クリークの間にあった。
下の理想的な図は、1889年の会社のレターヘッドからのもので、使用中のテスト・トラックが描かれている。
スターの自転車を購入する従業員には 50%の割引が適用された。多くの従業員と幹部は、スターで熟達したライダーの競争相手となった。
 (資料提供:バーリントン郡選出自由保有者委員会/公園部門)

2023年2月25日土曜日

スターの続き -27

 スターの続き -27

昨日、またフェイスブックにアメリカン・スター等の写真がアップされた。

投稿者は前回と同様、キース・パリアーニ(Keith Pariani)さんで、現在、フロリダ州にあるライトナー博物館で彼のコレクションを展示中。

前回の投稿写真は →こちら

ライトナー博物館
The Lightner Museum

スターの続き -26

 スターの続き -26

これも「スミスビル」の続き、

「スミスビル」デニス・マクドナルド著 2019年発行

「Smithville」 by Dennis McDonald 2019.

91頁


1880年、発明者のジョージ・ワシントン・プレッシーは、ヴェロシペードの 2つのデザイン (No. 233,640 と No. 234,722) の特許を米国特許庁で取得した。
彼は、当時最も人気のあった自転車であるコロンビア・ハイホイール自転車のメーカーであるポープ・マニュファクチャリング社と直接競合していた。 アルバート・A. ポープ大佐と彼の会社は、自転車の特許のほとんどを管理していした。
プレッシーのヴェロシペードの特許は、ポープの特許を回避し、小さなステアリングホイールを前にして安定させ、ペダルの代わりに足踏みとラチェット・システムで駆動する自転車にした。
アメリカン・スター自転車のネーミングは、スポークのダブル・スター・パターンに由来する。
(資料提供:右、ハモントン歴史協会 、下は米国特許商標庁)

2023年2月24日金曜日

スターの続き -25

 スターの続き -25

これも「スミスビル」の続き、

「スミスビル」デニス・マクドナルド著 2019年発行

「Smithville」 by Dennis McDonald 2019.

90頁

1880年10月16日、サウス・ジャージー共和党の新聞は、10月20日水曜日のハモントン・フェアでアメリカン・スター自転車とコロンビア自転車の最初のレースを宣伝した。
同紙はまた、プレッシーの元の特許から大幅に改良されたアメリカン・スター自転車のイラストを加えた記事も掲載した。
広告では、スターがコロンビアよりも14の改良点の特許を取得したことを主張している。
スターとコロンビアの間で行われた 3つのレースでは、スターが すべてに勝利した。
アメリカン・スターの自転車とコロンビアの自転車は、全国の大きなレースで再び対戦することになる。
(この資料は、アトランティック・カウンティ図書館システムによる、Atlantic County Library System)

2023年2月23日木曜日

スターの続き -24

 スターの続き -24

「スミスビル」デニス・マクドナルド著 2019年発行

「Smithville」 by Dennis McDonald 2019.

89頁

二人のライダーがアメリカン・スターに乗り、スミスビル・マンションの正門前を通り過ぎる。
背景に立っているのはヒゼキヤ・B・スミス (右) と庭師のフリッツィー・グゼルである。
スミス・マシン・カンパニーは、ニュージャージー州ハモントンのジョージ・ワシントン・プレッシーと1881年にアメリカン・スター自転車の契約を締結した。

(写真提供:スミスビルのフレンズ・オブ・ザ・マンション)

2023年2月22日水曜日

スターの続き -23

 スターの続き -23

「ホイールとホイーリング」

サイクリスト必携のハンドブック、 1892年発行

ルーサー・H・ポーター著

「Wheels and Wheeling」

An Indispensable Handbook for Cyclists, 1892

by Luther H. Porter


表題

69頁

一部を抄訳、
エクストラとファシルが登場して間もなく、この国ではいくつかの点でそれらに似た自転車が製造されたが、一見するとまったく異なるマシンに見えた。
これがアメリカン・スターであった。 大きなリアの駆動輪と小さなフロント・ステアリング ホイールという斬新的な特徴を持っていた。
そして、レバーとクラッチによって駆動され、ストロークごとにレバーを復元するスプリングを備えていた。
駆動輪のほぼ中心の真上にサドルがある。
一般的には、48、51、または 54 インチのサイズが製造され、ステアリングは22インチであった。
後のパターンでは、ホイールのサイズが変更され、最終的に後39と前24インチとなった。

2023年2月21日火曜日

スターの続き -22

 スターの続き -22

「自転車と三輪車」アーチボルド・シャープ著 1896年

「BICYCLES & TRICYCLES」 by Archibald Sharp、1896.

表題

189頁

153. 自転車、後輪駆動。
リアドライバーのサイクルに分類
リア・ドライビング「ファシル」とアメリカン「スター」、(図178)。
歯車ギア付きリアドライバーの中には、「バートン」もある。

2023年2月20日月曜日

スターの続き -21

 スターの続き -21

本日、フェイスブックを眺めていたら、アメリカン・スターとイーグルの写真が目に留まった。ホイールメンのメンバーであるキース・パリアーニさんが投稿したもの。

キャプションには、1883年の54インチのアメリカン・スター・ハイホイール安全車で、すべてオリジナルとのこと。但し、サドルとタイヤが経年により劣化しているとある。

註、このスターは、元デビッド・メッツ氏のコレクションと思われる。

手前が54インチのスター
奥はイーグル
キース・パリアーニさん撮影

スターの続き -20

 スターの続き -20

昨日、たまたまヤフオクのカテゴリー「ビンテージ自転車」を眺めていたら、まだアメリカン・スターが出ていた。

高値(698,800円)なのでなかかな落札しないようである。

掲載写真の一部に、後輪ハブの部分があり、注意深く眺めてみた。

ここでは特にステップ(サドルに跨る時に左足を乗せるところ)の位置を確認した。一般的なオーディナリー型自転車であれば、フレームの後輪やや左上に取り付けられているが、スターは見ての通りハブから僅かに下がった位置に付けられている。写真は側面から撮っているため分かりずらいが、ステップ上面のギザギザがあるので分かる。

この部分に左足を乗せ、右足で地面を蹴って少し惰力がついたところで、おもむろにサドルに跨ることになる。

ヤフオクの写真の一部
後輪のハブ付近

2023年2月19日日曜日

スターの続き -19

 スターの続き -19

「デュアルテ」アーウィン・マルギロフ、 ニール・アール共著、 2009年発行

「Duarte」 by  Irwin Margiloff and ‎Neil Earle · 2009

註、「デュアルテ」とは、カリフォルニア州にある街の名前。由来はメキシコ陸軍の退役軍人であったアンドレス・デュアルテ(Andres Duarte)から。

表紙

60頁

American Star Safety High wheeler 自転車は1880年に発明された。ラチェット・クランク・システムは高速のために作られた大きな後輪駆動と小さな前輪からなる自転車である。
デイビッド・リー・シュロード博士は、このスポーティーな自転車を取得して乗り回していた。 (Sidney K. Gally 提供)

2023年2月18日土曜日

スターの続き -18

 スターの続き -18

この雑誌は「鉄道評論」合本版 1881年発行

「Railway Review」1881.

414頁
1881年7月23日号

雑誌名と発行年を拡大

図を拡大

アメリカのスター自転車。
この新しい自転車は、ニュージャージー州ハモントンの G. W. プレッシー氏の発明であり、添付の図からわかるように、従来の自転車のスタイルと根本的に異なる。
プレッシー氏は、健康、安全、利便性、および点検の原則に基づいて新たな発明をした。
彼の新しい自転車は、古いスタイルと比較して、説得力がある。
これらの利点の中には、次のようなものがある。
キャリングホイールはフレームによってしっかりと固定されているため、ライダーのプッシュによってコースを外れることはない。
前にある小さなハンドルは、車輪が停止または障害物によって部分的に停止したときに、ライダーが前方に投げ出されるのを防ぐブレースとして機能し、厚さ6インチまたは8インチの丸太の上でも安全に乗ることができる。
ライダーの圧力がステアリングホイールに影響を与えないため、ステアリングとクイックターンが可能である。
ステップが横にあるため、ライダーは、従来のように後ろから乗る必要がなく、簡単にサドルに腰掛けることが出来る。
体が揺れることはなく、両方のホイールに細かい弾性スプリングが装備されているため、ライダーの快適性が大幅に向上している。
取り扱いと制御が簡単で、通常の衣装を着た女性も使用できる。
このマシンはライダーのサイズに合わせて調整でき、従来の自転車のようにマシンにフィットする必要はない。
他のすべての自転車は、足で回すクランクによって推進されるが、まだこの推進方法は採用されていない。・・・

エバンデール・ヴィレッジ・フェア

 エバンデール・ヴィレッジ・フェア

今年もタスマニアでナショナル・ペニー ファーシング・チャンピオンシップが開催される。

40周年の記念大会でもある。

2023年2月18日および19日




エバンデール・ビレッジ・フェアは毎年 2 月に開催され、ペニー ファージング ・チャンピオンシップも行われる。

この大会は1983年に始まり、オーストラリアや世界中のペニー ファージング愛好家らが注目している。

私も40年ほど前に招待を受けたことがあるが、残念ながら未だに参加していない。

先ほどフェイスブックに投稿された写真
2023年2月18日撮影
Penny Farthing Danさんが投稿

2023年2月17日金曜日

スターの続き -17

 スターの続き -17

これはスターの新聞広告。1885年

NEWSPAPER ADVERTISEMENTS.1885.




新聞広告、
THE MECHANIC
 スミスビル、バーリントン郡、ニュージャージー州。
力学、科学、文学に特化した月刊誌

H. B. スミスの有名な木工機械の発明と解説を含む。
THE MECHANIC は、American Star Bicycle の公認の広報組織でもある。
ヘッダーやその他の危険な落下のない安全で実用的なロードスター。
推進手段は、連続的な死点のない動きでスピードとパワーを両立。
新しいフラットシート、タイヤは大幅に改善、新しいスクエアグルーブリムは故障しないホイールを形成する。
「改良されたクランク・ライダー」は、「強さ、安全性、コントロール、駆動力、動きやすさ、惰性走行において、スターはすべての自転車をリードしている。
一方、そのポジティブなアクション、ステアリングの素早さ、ペダリングの経済性は、他の同様のものと異なる。
すべてのマシンの仕上がりと実用性は完全に保証されている。

詳細については、H. B. SMITH MACHINE CO. に問い合わせを。
ニュージャージー州バーリントン郡スミスビル

2023年2月16日木曜日

スターの続き -16

 スターの続き -16

この雑誌は「鉄の時代」合本版 1897年発行

鉄と金属の取引、ハードウェアの評論

「THE IRON AGE」

A Review of the Hardware, Iron and Metal Trades.

New York, April 1, 1897~June 24, 1897 .

註、二輪車の小史と云った感じの記事で、参考になる。

1840年から1885年のローバー号までを概観。

この中で、後輪駆動方式の図4と図5に注目したい。

6頁
1897年4月1日号

安全型自転車の進化
自転車の歴史の中で注目すべきことは、後輪駆動の安全思想であり、
初期型の登場、試行錯誤、そして最終的な勝利の歴史である。

リアドライブ・チェーンギア式安全装置の商業的成功の始まりは、イギリスのコベントリーにある自転車メーカーのスタレー & サットン社にさかのぼる。
1885年のカタログの中で、ローバー安全型自転車を公開、ローバーは現代自転車の原型となる。 

7頁


註、特に図4と図5に注目、

ウィルソンが特許を取得した頃、
アメリカ人のサミュエル・アンダーソンは、レグロスの自転車と同じ原理を具体化し、チェーンギアを配置してリア駆動の安全装置の特許を取得した。(図 4)

現代の安全装置のように、ペダルはサドルとほぼ同じ横方向の垂直面にある。 
しかし、まだロータリーペダルではない。

アンダーソン自転車の駆動装置は
クランクに接続されたピボットレバーによって回転する。 
追加の駆動装置もあり、ライダーの体重を利用するように設計されている。
また、駆動装置にレバーを取り付けて腕の力も利用する。

次のステップは、図 5 の自転車で示されている。
初期にイギリス人の F. W. シアリング( F. W. Shearing) によって設計された。
1869年7月30日発行の英国雑誌にイラストが掲載された。

サドルの下にある回転ペダル、後輪と小径の車輪へのチェーンギアリング。
そしてサドルのすぐ前にあるセカンダリ・ステアリング・バーを配置し、そこからステアリング・ステムに接続されている。

註、フレデリック・W・シアリング(FREDERIC W. SHEARING)については、既にこのブログでも紹介している。

8頁

図9のスター、

後輪駆動の安全性のアイデアのいくつかの具体例を詳述する際に、アメリカン・スターは省略できない。 (図 9)
最終的に普及したタイプとは外観がかなり異なるが、現代の2つの原則を取り入れている。
一つは安全、つまりリア駆動とギアアップで1880年代に初めて登場し、すぐに路上でその優れた品質を証明し、人気あるマシンとなった。 そして、あまりにも速かったのでしばらくの間はレースから締め出された。
1883年、アメリカ人のディーラーがこのスターをイギリスに持ち込み、有名なハロゲート大会で乗った。 彼がアメリカに戻ったとき、このスターはイギリスに残された・・・

9頁

2023年2月15日水曜日

スターの続き -15

  スターの続き -15

アメリカン・スターの続き。

「バイシクリング・ワールド&L. A. W. 紀要」1889年11月1日号

「BICYCLING WORLD AND L. A. W. BULLETIN」 1 Nov, 1889


「そして彼らはスターを追った」 - [歴史]
1889 年に STAR が獲得した下記の選手権大会の記録。
この記録を破るマシンは他にあるか? 事実は語る。

スリーマイル L. A. W. チャンピオンシップ、5月30日、
J.フィリップ・パーシバル、カリフォルニア州ロサンゼルス

ワンマイル、州選手権、5月30日、
W. S. ウイング、カリフォルニア州ロサンゼルス

5 マイル ステート チャンピオンシップ、5月30日、
W. S. ウイング、カリフォルニア州 ロサンゼルス

ハーフマイル L. A. W. チャンピオンシップ、6月4日、
コリー・ベル、オタワ、カンザス州。

10 マイル L. A. W. チャンピオンシップ、6月4日、
コリー・ベル、オタワ、カンザス州。


1889年7月31日、ミネソタ州の 25 マイル ロード レース選手権、
コリー・ベル、 ミネアポリス、ミネソタ州。

1889年7月18日、ハーフマイル L. A. W. ステート チャンピオンシップ
W. I. ヴィルヘルム。 レディング、ペンシルベニア州

1889年7月19日、1 マイル L. A. W. ステート チャンピオンシップ
W. I .ヴィルヘルム、レディング、ペンシルベニア州

クォーターマイル L. A. W. ステート チャンピオンシップ、
W. I. ヴィルヘルム、ペンシルベニア州ヨーク、1889年9月3日。

H.B.スミスマシン株式会社
ニュージャージー州スミスビル

2023年2月14日火曜日

スターの続き -14

 スターの続き -14

アメリカン・スター関係の写真、

スターを先頭にパレード
ケンダル・グリーン・自転車クラブ
Kendall Green bicycle club 1884

スターに乗る少年
スタジオ内で撮影

アメリカン・スター自転車
  W. S. ケリー  1885 年

ポニー・スター
元”ザ・ホイールメン”の会長
ゲーリー・ウッドワード氏所有
1991年7月1日撮影

2023年2月13日月曜日

スターの続き -13

 スターの続き -13

これはスターのマニュアル本とカタログ。

「スターライダーのマニュアル」

アメリカンスター自転車の取扱説明書

E・H・コーソン著 1884年発行 全56頁

The Star-Rider's Manual - An Instruction Book on the Uses of the American Star Bicycle

by E. H. Corson、1884.

表紙

表題

発明者のG.W.プレッシー

アメリカン・スター・バイシクル

カタログ

スターのカタログ、
H.B.スミスマシン株式会社が製造。 
製品と主なオフィス
スミスビル、バー、ニュージャージー州
このマシンの簡単な歴史と発達、及びイラストを含む
アメリカン スター、セミレーシング スター、スペシャル スター、
レーシング スターとポニー スター自転車
1886年3月

2023年2月12日日曜日

スターの続き -12

 スターの続き -12

これもスター関係の資料。

「ホイールメンズ・ハンドブック」1884年発行

「THE Wheelman's Hand- Book」1884.


表題

広告のページ

アメリカンスターの自転車。
ヘッダーやその他の危険な落下はない、安全で実用的なロードスター。
H. B. Smith Machine Co.
推進手段は、死点のない連続運動である。
スピードとパワーの両方が必須条件。
新しいフラットシート、タイヤは大幅に改善、新しいスクエアグルーブリムは故障しないホイールを形成する。
「改良されたクランク・ライダー」は、「強さ、安全性、コントロール、駆動力、動きやすさ、惰性走行において、スターはすべての自転車をリードしている。
一方、そのポジティブなアクション、ステアリングの素早さ、ペダリングの経済性は、他の同様のものと異なる。
すべてのマシンの仕上がりと実用性は完全に保証されている。
詳細については、下記のアドレスへ。
H. B. Smith Machine Co.、Smithville、Burlington Co. N. J.

巻末の広告にもスター

2023年2月11日土曜日

スターの続き -11

 スターの続き -11

これもスター関係の資料。

雑誌「ビルダーとウッドワーカーために」インダストリアル・アート・ジャーナル

1881年発行より。


表題

165頁

図を拡大

一部を抄訳、
アメリカン・スター自転車
この人気の新しい自転車は、ニュージャージー州ハモントンの G. W. プレッシー氏の発明であり、添付の図からわかるように、構造が一般的なものと根本的に異なる。
プレッシー氏は、健康、安全、および自転車の原則に基づいて、新しい出発点を確立した。

利便性と新しい自転車の試験とテスト、
古いスタイルと比較して、これらの原則の健全性と新しいシステムの利点について説得力がある。
 これらの利点の中には、次のようなものがある。
キャリングホイールはフレームによってしっかりと一直線に保持されているので、安定している。
前にある小さなステアリングホイールは、車輪が急に停止したりしたときに、ライダーが前に投げ出されるのを防ぐブレースとして機能する。
厚さ6~8インチの丸太の上でも安全に乗り越えられる。
ステアリングに影響を与えないため、ステアリングとクイックターンが可能である。・・・

2023年2月10日金曜日

スターの続き -10

 スターの続き -10

この資料は、1991年にIVCA(International Veteran Cycle Association)の大会でオハイオ州フィンドレーに行ったときに入手したパンフレット。


ハイ・ホイール・セーフティ
1876年~1891年
1886 スター
設計上の問題には 2 つの解決策があった。 暫定的な解決策は、車輪を前後逆にして、大きな車輪を後ろに、小さな車輪を前に置くことであった。
このアメリカでの設計変更の 2 つの例は、「スター」と「イーグル」である。
スターは、ニュージャージー州のスミスビルで製造されていた。
ペダル レバーは、レザー・ストラップでリア アクスルのスプリング リターン式クラッチを採用した。 当時の速度記録を保持。
オーディナリー型のようにペダルを踏むイーグルは、コネチカット州スタンフォードで製造された。

註、1991年、第11回 IVCR(International Veteran Cycle Rally)は米国オハイオ州フィドレーで開催された。 
フィンドレー大学を拠点に、「ビクトリアン・セレブレーション」の一部として、The Wheelmen が主催。
参加者は、 ベルギー、チェコスロバキア、フランス、アイルランド、日本、オランダ、英国、米国内から約 400 人であった。

2023年2月9日木曜日

スターの続き -9

 スターの続き -9

これもスターの資料。

月刊誌「遠乗りとホイールマン」合本版 1884年発行

Outing and the Wheelman - An Illustrated Monthly Magazine of Recreation, Vol. III. October, 1883 - March, 1884.

表題



広告、 
アメリカン・スター・バイシクル、
ストール&バート、アグツ。
ビクター三輪車とサンスパレール自転車の代理店。
509 トレモント・ストリート、オッド・フェローズ・ホール、ボストン、マサチューセッツ州。
アタッチメント付きスターランプ、$6.00。
ヒル アンド トルマン スター アラーム、$3.00。
スター ツール バッグ、$2.00。
すべてのマシンの雑貨、消耗品、部品を常に在庫している。
3 セント の切手を同封すれば資料を送付する。

2023年2月8日水曜日

スターの続き -8

 スターの続き -8

引き続きスター関係の資料。

「機械エンジニア」議事録 1886年発行

MECHANICAL ENGINEERS. PROCEEDINGS.1886.

表題

サイクルの車輪荷重
図9、後輪駆動のアメリカン・スター
プレート 18

アメリカン・スター自転車 (図 9、プレート 18) は、
オーディナリー型自転車の逆向に似ている。
小さな車輪を前に置き、大きな駆動輪はフレームに固定されているが、小さなパイロット・ホイールはステアリングで回転する。
サドルは駆動輪とほぼバランスが取れているため、ライダーはライディング中にパイロットホイールを地面から簡単に持ち上げることができ、ボールゲームのバットやラケットとしても利用できる。

2023年2月7日火曜日

スターの続き -7

 スターの続き -7

これもアメリカン・スター関係の資料。

発明者のプレッシーと製造業者のスミスの間で何があったのか?

ニューヨークタイムズ紙
1887年6月4日付けの記事


スター自転車の訴訟

ニュージャージー州トレントン、6月3日 - 
ニュージャージー州大法廷に重要な訴訟が、アトラン州ハモントンのジョージ W. プレッシーの弁護士であるベンジャミン B. ピールによって提訴された。
ニュージャージー州バーリントン郡、スミスビルの H. B. スミス上院議員に対する訴訟。
アメリカン スター自転車の発明者であり特許権者であると主張するプレッシー氏は、すべてのマシンに対して損害賠償を求めて訴訟を起こす。
スミス上院議員はスター自転車の製造業者であり、スミスビルで数百人を雇用している。
この判決結果は、スター自転車の所有者にとって興味深いものである。

2023年2月6日月曜日

スターの続き -6

 スターの続き -6

これもアメリカン・スターの写真。

ウィル・ロバートソン(Will Robertson) と同様なパフォーマンスをジョン・スタウトも挑戦した。


この写真は 1886 年に撮影されたもので、ジョン・スタウト(John Stout)がミシガン州デトロイトの連邦ビルの階段をアメリカン・スター自転車に乗り下っているところ。

2023年2月5日日曜日

スターの続き -5

スターの続き -5

これもアメリカン・スターの写真。

下のスターの写真は有名で、数多くの自転車史関係の書籍に登場する。


 ワシントン自転車クラブのウィル・ロバートソン(Will Robertson) は、1885年に米国議会議事堂の階段をアメリカン・スターに乗りながら下った。


2023年2月4日土曜日

スターの続き -4

 スターの続き -4

ウィリアム.S.ケリーの改良型スター。

その後、このケリーのスターがスタンダードになる。


1885月7月7日、特許取得 №321932
自転車
ウィリアム.S.ケリー(WILLIAM. S. KELLEY)

ニュージャージー州のスミスビルに居住する、ウィリアム.S.ケリーが自転車と三輪車の改良型を発明した。
本発明は、駆動輪がフットレバーに接続されたストラップによって前方に回転するドラムから、クラッチまたはラチェット機構によって作動する。

有名なスター自転車と同じキャラクターのマシンで、 後部に大きな推進輪と前部に小さなステアリングホイールがある。