自転車と三輪車 - 4
自転車と三輪車、1879-80年
ハリー・ヒューイット・グリフィン著
Bicycles and Tricycles of the Year; 1879-80
BY HARRY HEWITT GRIFFIN
1886.
註、この三輪車は日本の自転車文化にも大きな影響を与えた一台である。所謂、三元車もこの三輪車をモデルに製作された。
宮武外骨は、若いころこの三輪車に乗り楽しんでいた。
図、13
折りたたみ式チャレンジ
折りたたみ式チャレンジ (ジョージ シンガー アンド カンパニー、チャレンジ バイシクル ワークス、コベントリー、ロンドン ショールーム、17、ホルボーン ヴィスダクト、E.C.、リバプール デポ、57、ボールド ストリート、リーズ デポ、15、パーク ロウ)。
三輪車をそのまま置ける場所を持っている人はごくわずかであるため、通常の入り口に収まるマシンはありがたいと思う。
チャレンジには、シンプルだが効果的な設計により、2つの前輪を互いに近づけることができ、通常の 39インチの幅をわずか 22インチに縮小して、持ち運びやすくすることができる。この操作には 1分もかからない。このマシンを見たところ、廃版になったセーフティを復元したものに非常によく似ているが、それは外観上のことであり、現在の三輪車は先代機よりもあらゆる点で優れていると云える。ただし、駆動輪はセーフティと同様に、ライダーのすぐ後ろに配置されており、ほとんどの三輪車よりも直接的なパワーで走ることが出来る。駆動輪は一般に男性用が 50インチ、女性用が 46インチで、・・・。