2021年11月20日土曜日

バックナンバー 99

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ニュースレター(NEWSLETTER)NO.99

 1998年9月27日作成 日本自転車史研究会

●横浜に自転車文化の拠点
横浜の桜木町に、この程「南関東自転車競技会ビル」 (MKJビル)が完成した。10月1日にはこのビルの3階に「自転車歴史コーナー」 もオープン 予定だ。ここには、ドライジーネをはじめ、ボーンシェーカー、オーディナリー 等の歴史的な自転車が展示される。 横浜に自転車文化の拠点が新たに誕生したことは喜ばしい。
南関東自転車競技会の略歴。
1962年10月、南関東自転車競技会発足。
1965年4月、第10回オールスター競輪(川崎)を実施。
1972年3月、第25回日本選手権競輪(千葉)を実施。
1987年12月、KEIRINグランプリ’87(平塚)を実施。
1988年、10月、競輪発祥40周年記念レース(平塚)を実施。
1998年9月、本部、横浜支部、横浜市西区桜木町に移転。

●FOR SALE
名古屋の八神氏の友人であるアメリカのボブ・ボイド氏 のコレクションが売りに出ている。
同氏のリストによると。
1895年、クレセント、タンデム車。
1893年、ビクター、セーフティー車。
1869年、ボーンシェーカー車、アメリカ製。
1889年、ビクター、オーディナリー車。
1915年、ハドソン、レーサー車。etc。
詳しくは、直接、八神氏に問い合わせを。(ただし当研究会員のみ)

●有名人と自転車
歴史上有名な人物が自転車に乗っている写真 をコレクションすることも楽しみの一つだ。神奈川新聞の9月13日付けには、 宇宙旅行の父と言われるツィオルコフスキーがカルーガの自宅前を自転車に 乗っている写真が掲載された。撮影年は、1930年とある。
他の有名人では、アインシュタインやキュリー夫人の写真が知られる。

ツィオルコフスキーはサイクリングが趣味であった
 
●世界最軽量のコンパクト車
ナショナル自転車工業(株)は、 列車と自転車の共生を実現するための折り畳み自転車「トレンクル」を発売する。 この自転車は世界最軽量をうたい文句に、なんと6、5kgと言う驚異的な軽さを 実現させた。
「トレンクル」の主な特長。
1、フレームにチタン合金を採用。
2、コインロッカーにも収納できるコンパクト設計。
3、電車にそのまま持ち込み可。
愛称、「トレンクル6500」
品番、B-PEHT23
重量、6、5kg
寸法、全長1、175mm、全巾470mm
車輪サイズ、14型
部品、フレーム及びフォーク、チタン、シマノDURA-ACE
価格、176、000円
「トレンクル」シリーズは他に、トレンクル7500、トレンクルサーフが ある。

トレンクル6500・Traincle6500

●ライト兄弟の夢を火星に
NASAは、2003年12月17日に火星の空に 無人飛行機を飛ばす計画を進めていることが、 この程(9月25日)判明した。ライト兄弟の初飛行から丁度100年目にあたる 日を記念して実施される予定。この火星飛行機の名前もキティホークと銘々される。
ライト兄弟は、1899年に自転車を製造をする傍ら、飛行機の研究をはじめた。 その後、試行錯誤を重ね、1903年12月17日 にノースカロライナ州キティホーク で人類初の飛行を成功させた。

ライト兄弟の初飛行
1903年12月17日 にノースカロライナ州キティホーク