2022年10月6日木曜日

ラントーン関係資料-15

 ラントーン関係資料-15

この雑誌は「英国のメカニックそして科学と芸術の鏡」9巻 1869年

「THE ENGLISH MECHANIC AND MIRROR OF SCIENCE AND ART」 Ⅸ 1869.

同誌の135頁にラントーンの記事が目に留まったので以下に紹介する。


表紙

135頁
1869年4月30日付

ラントーンの記事を拡大

抄訳、
「ラントーン」ベロシペード
私たちのメカニックでベロシペードの記事については寛容だが、ニュービー(J. Newby) の 461 ページのようなデザインを読者に押し付けることは公正ではない。4輪 (それは5輪か!)の車輪付きのマシンを狡猾な示唆とともに描いている。
ブリテン(D. Brittain) の 306 ページは、賢明な人のように、車輪の数の少ない三輪車に乗るが、この車には動力がなく、両方の駆動輪が固定されているか、クランク付きの車軸に固定されているため「カーブを曲がる」ことはできない。
私は最強で有名なラントーンを使用している。
「特許取得済み」のハンドレバーと足踏みの組み合わせは、2 つの大きな車輪と 1 つの小さな車輪 (操舵用) があり、大きな車輪の 1 つはクランク付きの車軸 (駆動用) に固定されており、もう 1 つは緩んでいる。あらゆる方向に操縦することができる。急な坂道を登ったり、休むことなく好きなようにゆっくりと急降下したりする。その速度は、平坦な道では他の「三輪車」よりも速くないが、丘陵地帯では、他のすべての「三輪車」に簡単に勝つことができる。私はフランスとこの国で二輪の競走用ベロシペードを見たことがあるが、私の意見では、平坦な道路での速度は二輪の速度に匹敵するものではないと思う。
WM.ヘンリー・パーカー