2025年2月27日木曜日

リー・フランシス

 リー・フランシス

リー・フランシスのカタログ、1900年版の表紙

リー・フランシス・サイクル コベントリー


1900年版の表紙

1901年版の表紙

リー・フランシス(Lea-Francis)は、イギリスの自動車メーカーとして知られているが、その起源は自転車製造にある。

創業と自転車製造:1895年、リー・フランシスは自転車メーカーとして創業。
高品質な自転車を製造し、当時のサイクリストから高い評価を得た。


リー・フランシスのエンブレム
ユニコーン(Unicorn)は、一角獣で、
伝説上の動物

2025年2月26日水曜日

自転車のパイオニア

 自転車のパイオニア

ホイールマン: 自転車、オートバイ、自動車のパイオニア

ロバート・M・キーティング  2014年10月15日発行

ロバート・M・キーティングの物語である。 1862年、マサチューセッツ州スプリングフィールドで貧しいアイルランド移民の家庭に生まれた彼は、父親が突然亡くなったときまだ13歳だった。機械工学の才能に恵まれた早熟の少年だったキーティングは、22歳で最初の特許を申請し、28歳で自分の自転車会社を設立し、32歳で最先端の革新的な自転車のラインを設置した。

彼は野球に興味を持ち、メジャーリーグで短期間プレーし、野球のゴム製ホームプレートの特許を取得。 1901年初頭、キーティングはインディアン社やハーレーダビッドソン社よりも先に画期的なオートバイを開発、販売し、後に両社を特許侵害で訴えて勝訴した。彼の会社は 1898 年から自動車の製造も開始し、電気自動車とガソリン自動車の両方を生産した。 59歳で亡くなった時点で、キーティングは自転車やオートバイのデザインからランチチェア、トイレの最新式水洗装置に至るまで、49件の特許を保有していた。


表紙

目次

347頁
現存する1901年型
キーティング自動自転車

348頁
キーティングのモーター

2025年2月25日火曜日

清輪 第2号

清輪 第2巻 第2号

目次、
口繪 輪友、大谷金波君、林大和君、堀岡芳雲君、岩根雷鳴君
內國製旭號自轉車製作所宮田工場ノ一部
輪友タイム會に望む  霞峯生 p1~2
坂田鑒造君に與ふ  淸輪 p3~6
競走に就て輪士輪商に謀る  頏哲迷夫 p6~10
自轉車の效力(續)   須藤靄山 p10~12
自轉車組合の成立案   淸水卓 p12~20
櫻輪會の桃見 p20~24
談叢 p24~36,39~54
鈴木重行君輪行談 p24~29
征露俳句紀行(二)  淸輪 p29~34
自轉車百態(二)  かすみ p34~36
輪界時報 數十件 p39~50
はがき集 數十件 p51~54
文苑 p54~67
文華矩章 十數通 p54~57
和歌俳句新體詩 p57~63
自轉車便覽 p64~66
自轉車謀介 p66~67
寄書 p36~37
ビストンハンバー號  同號愛乘生 p36~37

表紙
国会図書館所蔵資料
以下同じ

大谷常太郎、林 和一、
堀岡良吉、岩根 寛

內國製旭號自轉車製作所宮田工場ノ一部

目次

63頁
新刊案内

新刊紹介
○新曲自轉車兵 (非賣品) 如蓮居士作
我輪界に重きを置かる松井如蓮先生が例の独得なる筆と名家杵屋六三郎氏の調とに成る花實共に全長唄本にして近來非常に持て囃さるる由非賣品なれ共我社に寄贈せられたる好意を謝す


2025年2月24日月曜日

1953年のツール

 1953年のツール

下の写真は、1953年のツールドフランスで総合優勝したルイゾン・ボベ(Louison Bobet、1925 - 1983)が第18ステージのイゾアール峠を走る場面。

ルイゾン・ボベは、フランス、サンメーン・ルグラン出身の自転車競技選手。ツール・ド・フランス史上初の総合3連覇を達成した。

ボベは第18ステージの難所、イゾアール峠で一気にスパートをかけそのまま区間優勝を果たすと、前ステージまで総合首位だったジャン・マレジャックからマイヨを奪い、さらに第20ステージの山岳・個人タイムトライアルでも圧勝した。


1953年のツール
イゾアール峠
当時の動画より

2025年2月23日日曜日

サイクリング誌

サイクリング誌

第392号 第16巻、 1898年7月23日

主催

エドマンド・デンジャーフィールド&ウォルター・グローブス

「CYCLING」 No. 392. VOL. XVI. JULY 23. 1898.


俺はどこにいる?
図のキャプション

2025年2月22日土曜日

自転車1世紀の歴史

 自転車1世紀の歴史

コレクションとマニフェストで自転車1世紀の歴史を語る。

国立塩博物館

2025年2月22日 土曜日 16時から

予約なしで入場料無料


イベントのポスター

2025年2月22日土曜日午後4時から
アッツィーニ・エ・サルチェ:コレクションとマニフェストを通して見る自転車の1世紀の歴史

アルフレド・アッツィーニとアントネッラ・ステリターノとの対談

国立塩博物館コレクション - トレヴィーゾ

サンタ・マルゲリータ ヴィア・レッジメント・イタリア・リベラ

予約なしで入場無料

トレヴィーゾの国立サルチェ・コレクション博物館は、サンタ・マルゲリータにある本部で、2月22日土曜日午後4時より「アッツィーニとサルチェ:コレクションと宣言書を通して振り返る自転車の1世紀の歴史」と題した会議を開催する。

古代自転車収集家のアルフレド・アッツィーニ氏が、ジャーナリストでスポーツ史家のアントネッラ・ステリターノ氏と対談。

2025年2月21日金曜日

自転車世界漫遊

 自転車世界漫遊

日本力行会の会員である大久保素公(25才)は、1914年(大正3)2月20日に自転車世界一周の旅に出発した。

 当日は午前9時から皇居前広場で二重橋を拝しながら、日本力行会のメンバーやその他の関係者、それに野次馬を含めた大勢の人々が集まり、壮行会が行われた。大久保は集まった聴衆を前に、自転車世界一周の抱負と決意表明をした。その後、主催者を代表して会長から旅の無事と成功を祈念する挨拶があった。報道陣のインタビューもあり、最後に集まった人々全員が万歳三唱。壮行会の終了後、自転車に乗った彼は勇ましく皇居前を出発した。背中には、日本語と英語で「自転車世界漫遊」と書かれた旗がひらめいた。


1914年(大正3)2月21日付け東京毎日新聞

絵葉書

自転車を駆て世界一周の壮途を企つ 日比谷松本楼を起点とし第一歩に就けり 上図は露営準備 日本力行会員岡山県人大久保素公(25)氏 氏の懐中には僅か一円紙幣一枚有るのみ(大正3年2月20日午前9時)

註、旗と天幕には、世界自転車漫遊 大久保軍兵及び世界自転車一周旅行者 大久保軍兵とある。大久保軍兵とは本名なのかそれともペンネームか?下の資料を参照。

註、以下は大久保素公関連の資料

「大日本新聞大観」 昭和9年度版
副社長 大久保軍兵
主筆・政治部長 大久保素公
国会図書館所蔵資料
以下同じ

「広告年鑑」 昭和11年発行
副社長 大久保素公
東京支局長 大久保素公

「太子に聴け」 大久保素公 著
著者 大久保素公
発行兼印刷者 大久保軍兵

2025年2月20日木曜日

清輪 第1号

 清輪 第1号

「清輪」清輪社 創刊号 1905年(明治38年)3月10日発行


表紙

目次

明治30年11月3日 向島松島園

明治桜輪会のメンバー
註、明治桜輪会は、劇場の明治座を中心に組織されたもので、河原崎權之助が主唱者だった。河原崎は「とかく柔弱に流れやすい俳優は体育にはとくに意を注がねばならない。自転車に乗って郊外に出て新鮮な空気を注入することは妙を得たもので、この見地から倶楽部を起したわけだ」と話していた。市川左団次君は結成当初から熱心な共鳴者であった。
「輪界追憶録」 佐藤半山 遺稿より

24頁
◆小田原の小峰
梅は老樹臥龍の概なきも梅林の名には叛かず段々になりて林をなすさま面白く此地は平生東京あたりより氣候十五度位も暖かきためか梅はいつも他所に比して早く既に三四分の蕾を破りたりとあれば本月第一第二の日曜日頃最も見頃なるべし汽車も自轉車は無賃輸送になりたれ

26頁

29頁

30頁

広告
宮田製作所
註、自転車の図をよく見るとオバーマン・ホイール・カンパニーのヴィクター号である。

上の図を拡大

梶野製の自転車の図
まったく同じ図が使用されている
明治36年10月5日「輪友」第24号
「電信配達と自轉車」
東京中央電信局受付配達課長
 八木鍾次郎 著

2025年2月19日水曜日

クリテリウム

 クリテリウム

クリテリウム レオナルドの街角で開催

2025年5月23日~25日

註、クリテリウムは、自転車ロードレースの一種で、市街地や公園などの短い周回コースを何周も走るレース。


クリテリウムのポスター

ニューサイ - 7

  ニューサイ - 7

月刊雑誌「ニューサイクリング」第7号 1963年10月1日発行より、

目次
特集 多段変速自転車の時代
一段と前進した日本のスポーツ車の現状とその流れ
アルプス・ロードキング  (アルプス自転車工業KK)
エバレストチャンピオン  (土屋製作所)
ケンコー・レコードエース  (光風自転車株式会社)
ゴールデンゼファー  (東京サイクリングセンター)
サンノーエミネンザ  (高橋商店)
フジ・ツアーデラックス  (日米富士自転車KK)
ホルクス・ R  (横尾双輪館)
マルイシ・ベルファスト  (丸石自転車KK)
ビーエス・スーパースピード (ブリジストンタイヤKK)
ワンダーフォーゲルロードマン  (城東輪業社)
カンパニョロ(イタリー) 全製品カタログ紹介
第1回 全国スポーツ少年団大会
第5回 国立公園大会参加記
3年かゝった房総半島一周紀行 (2)
ルボ 志賀高原 渋峠ツーリング
三浦半島・ヨットハーバー訪問記
サイクリングエッセイ 2 カメラと整理
レースエッセイ 近づくオリンピックのために (2) 
自転車切手の話 (2)
新車紹介 ケンコーレコードエース
交換案内
パニアーバッグ
サイクリング東西南北
編集後記


表紙

目次

16頁
カンパニョーロ

28頁
自転車の切手

57頁
新車紹介
光風自転車㈱
ケンコーレコードエース

2025年2月18日火曜日

海上用ヴェロシペード

 海上用ヴェロシペード

「English Mechanic and Mirror of Science and Arts」 FEB. 19, 1869.

1869年2月19日 金曜日発行

海上用ヴェロシペードとその構造

詳細は478頁に掲載


表紙

478頁

2025年2月17日月曜日

駆動装置及びブレーキ

駆動装置及びブレーキ

カナダ特許庁の記録

1895年1月31日 47920番 自転車等の駆動装置及びブレーキ機構

ビルガー・リュンストルム、スウェーデン、ストックホルム、1895年1月16日


自転車等の駆動装置及び
ブレーキ機構の特許

43頁
カナダ特許庁

表紙

2025年2月16日日曜日

リー・ワトキンスのギア

 リー・ワトキンスのギア

コロラド州コロラドシティのリー・ワトキンス

自転車のギア 1894年3月13日 特許取得

特許番号、516287番


特許図面

米国特許庁
特許状

同仕様書

同上

2025年2月15日土曜日

ヴェロシペード関連書籍

 ヴェロシペード関連書籍

「ヴェロシペード:その歴史、種類、実践」

著者: JT ゴダード 1869年発行

The Velocipede: Its History, Varieties, and Practice

J. T. Goddard


挿絵

自転車の構造
添付の図は、読者にフランスの二輪自転車の正しいイメージを伝える。この国のメーカーの大半は、あらゆる重要な点においてこのパターンに基づいて製造している。

表紙

2025年2月14日金曜日

フレンチ・ヴェロシペード

 フレンチ・ヴェロシペード

これもフレンチ・ヴェロシペード・カンパニーの広告

「 English Mechanic and Mirror of Science and Arts」 FEB. 12, 1869.

A. DAVIS & CO. 14、 ストランド


フレンチ・ヴェロシペード・カンパニーの広告

当該頁

表紙