2026年3月21日土曜日

イーグル関連

 イーグル関連

下の写真は先般メタのサイトに投稿されたもの。

何処かの写真館で撮影されたものと思われる。

左側の下に理髪師とその息子と書いてある。前輪上部の補助椅子に幼児が座っている。

註、イーグルは、コネチカット州スタンフォード在住のレオナルド・B・ゲイラーが考案し特許を取得。

1887年4月19日付特許第361,280号、出願日:1886年10月28日。


イーグル自転車

The Wheel and cycling trade review 
361頁
 1889年1月4日号

1887年4月19日付特許 第361,280号の図

2026年3月20日金曜日

ヴェロシペード特許関連 - 10

 ヴェロシペード特許関連 - 10

UNITED STATES PATENT OFFICE.

LEONARD B. GAYLOR, OF STAMFORD, CONNECTICUT.

BICYCLE.

アメリカ合衆国特許庁

コネチカット州スタンフォード在住のレオナルド・B・ゲイラー

自転車

1887年4月19日付特許第361,280号の一部を構成する明細書。出願日:1886年10月28日。シリアル番号:217,472。(模型なし)

関係各位

私、レオナルド・B・ゲイラーは、アメリカ合衆国市民であり、コネチカット州フェアフィールド郡スタンフォード在住、自転車に関する新規かつ有用な改良を発明した。以下はその明細書。

私の発明は、一般に「スター」マシンとして知られる自転車の改良に関するものであり、その特徴は、メインホイールまたは駆動輪の前に配置された小さなステアリングホイールであり、両方のホイールは適切に構成されたフレームによって互いに結合されている。

 本発明は、より詳細には、マシンのリーチと取り付けられたフレームとの間のヒンジまたは旋回装置の摩耗を吸収してガタつきを防ぐための装置、およびフレームの構造とマシンのペダルまたは駆動機構の改良に関するものである。・・・


図1

図2

明細書

同上

同上

2026年3月19日木曜日

ヴィクター号関連

 ヴィクター号関連

下の写真は、最近オークションに出品されたヴィクター号。

ロット99: 1890年製 オーバーマン・ビクター スプリングフォーク・セーフティ

開始価格:7,500ポンド

フレームサイズ:20インチ、ホイールサイズ:30インチ

このビクター・スプリングフレームは、長年博物館に展示されていたもの。ハンドルバー右側の木製グリップが欠損している。後輪のソリッドタイヤの一部が欠けているが、それ以外は修復されていないオリジナルの状態を保っている。ハンモック型のサドルは、張られた革の表面が弱いため、完全な状態で残っているものは非常に稀である。


 1890年製 オーバーマン・ヴィクター号

同上

2026年3月18日水曜日

橋本商会 - 4

 橋本商会 - 4

以下は明治40年ごろの橋本商会の正価表、

英國製スターレー號
STARLEY &C COVENTRY. ENGLAND
フレーム、高さ21吋、22吋、バイブ1吋、最上黒色エナメル塗り金線入
ゴム輸、文字入ダンロップ針金入28时、太さ1吋1/2
リム、鋼鉄ニッケル仕上げ、中央線色工ナメル
チェン、巾1分 ローラー
クランク、角形長7吋
ベタル、巾4吋 ゴム付き
後車、フリーホイール(自由輸) ケース附(鎖護),
 輪止メ、 前後両リムブレーキ
ハンドル、 巾17吋(紳士用)
サドル、 一枚皮金物ニッケル仕上げ
ニッケル 全部厚仕上げ
金貳百圓、金貳百七圓(チェーンケース付き)
特別製、 車體金貳百五拾圓
(九)ページ

9頁
200円、207円(チェーンケース付き)
特別製、 250円

10頁
トライアンフ號
200円、210円(チェーンケース付き)

11頁
ジェームズ號
180円、190円(チェーン・ケース付き)

2026年3月17日火曜日

ヴェロシペディスティカ誌

 ヴェロシペディスティカ誌

LA RIVISTA VELOCIPEDISTICA

1885年1月15日

註、La Rivista Velocipedistica は、イタリア自転車文化を代表する専門誌で、内容は競技・技術・クラブ活動など。イタリアのトリノで刊行された。

表紙

1885年1月15日発行

138頁

この形の三輪車は多く採用されている。80 キログラム未満の重量のものを、図に示されているものよりも優しく運ぶことが出来る。少なくともこの国では、次の世代は自転車、そしておそらく三輪車を使ってすべての用事を済ませるようになるだろう。
 
今年の初め、ラッヂ商会はトルコ皇帝陛下から三輪車のコンバーチブルを注文された。ロシア皇帝陛下は私用としてインペリアルクラブ三輪車を2台注文した。イギリス女王もまた、約4年前にスターレーのサルヴォを注文した。・・・

2026年3月16日月曜日

自轉車瓦版 第94号

 自轉車瓦版 第94号 

  昭和60年12月1日発行

★福島県の喜多方市でダルマ自転車を発見!

 喜多方市字一丁目4647番地、「中の越後屋」という味噌醤油醸造業を営んでいる宇内弥惣次氏宅に、この程木製のダルマ白転車があることが分った。このダルマ自転車はフレームが鉄製、ハブ・スポーク・リムが木製でタイヤは鉄のタガで出来ているもの。前輪の直径は80㎝、後輪は35㎝、 ホイールベース は80㎝である。また高さは110㎝で、全体の長さは135㎝である。小型だが、フレームはダルマ自転車特有のステップも付いており、恐らく明治20年前後に作られたものと思われる。この店は先祖代々味噌醬油醸造業を営み、現在の弥惣次氏は四代目である。明治初めに上の越後屋から分家して、中の越後屋と呼ばれる旧家でもある。現在、観光客のために店の一部を公開して、味噌醤油醸造の製造工程などが分るようになっている。このダルマ自転車は二代目の弥惣次氏(大正15年9月14日、81才で没)が当時買入れたと伝えられている。現在、確認されているところでは、福島県内では、このダルマ自転車が唯一のものである。この情報は真船氏から寄られたもので、同氏は、さらにこの自転車の細部について調査中である。あるいは製造者の氏名等が発見されるかもしれない。


「中の越後屋」
Googleストリートビュー

喜多方のダルマ自転車
ヘッド部下
写真提供:真船高年氏
以下同じ

前輪
右側ペダル欠損

後輪ステップ

全体後部

前輪左側 宇内さん

後輪左側

サドルの下部

前輪とペダル 右側

右側からの全体

正面

ヘッド部

後輪右側

73頁
蔵のうちそと : 蔵のまち喜多方
 池内紀昭 著 歴史春秋社 1979年12月1日発行
国会図書館所蔵

「会津喜多方案内」
山口金伊 編 喜多方案内発行所
 1916年(大正5年)1月1日発行
国会図書館所蔵

2026年3月15日日曜日

マクミラン

 マクミラン

下は最近メタのサイトに投稿されたマクミラン。

自転車の通史から除外されたはずだが、未だこのように登場する。



ご存知か?スコットランドの鍛冶屋、カークパトリック・マクミランは、現代のクランクシステムが開発されるずっと前の1830年代に、ペダル駆動の自転車として最も初期のものの一つを発明したことで広く知られている。これは、自転車の歴史におけるスコットランドの重要な節目である。