2026年2月18日水曜日

自転車メモ帳

 自転車メモ帳

1974年9月14日 土曜日 曇り

〇川崎のオオノ商会へ。

店にあるルジュンの¥230,000-確認。ハブ・チェーンホイール・ペタル・ピラー・ディレーラーはカンパニョロ。ブレーキはマファックレーサー、リムはスーパーチャンピオン、タイヤは ウォルバーでなく、たぶんクレメンか。バムルタンのフレームもあった。チェーンホイールは、ストローグライト。それに、レニアーノのミニサイクル、これは珍しい。

オノ商会の広告
ニューサイクリング誌 1973年3月号 №100

〇茅ヶ崎駅よりラレー・ロードスターで、家に帰る途中、突然ソービッツのランプが外れスポークを折り曲げてしまった。 スポークは5~6本だめになるし、フォークには たくさんのキズがつく。ソービッツをささえている金具も曲がってしまう。原因は、ソービッツをささえている金具がゆるんだことである。フォークにキズをつけないために巻いていた布が振動で下がったためである。

ソービッツ・ダイナモ・ランプ 赤丸

〇そろえたい自転車工具など、

①リム振取台、②15~16mm バブ調整スパナ、⓷カンパ・ハンガーワン・スパナ、④カンパかVARのリムセンターゲージ、⑤タイヤレバー、⑥LEJEUNE・ レーサーキャップ、⑦カンパ・グリス、⑧ VAR左ワン及びフリーふた外し、⑨ VAR ブレーキはさみ、⑩VAR スプロケット外し、⑪カンパ・シートピラー調整スパナ、⑫シクロ・フリー抜き、⑬REG ミニベル 18g、⑭フレンチバルブ用足踏ポンプ、⑮ボトル、⑯ケーブルキャップ、⑰カンパ・ピラー 26.2mm、⑱フリー・レジナ5段 3/32、14~21フリー抜き、⑲ カンパ・チェーンホイールと工具。

今でも所有するVARの工具

1974年9月15日 日曜日 晴れ 老人の日。

〇今日は、一日中白転車を乗り回す。

家~矢畑~トピー工業~電源開発~北茅ヶ崎駅~八王子神社~浜竹~辻堂駅~藤沢エルナ~SONY~ヤクルト~日本精工~藤沢警察署~湘南道路~パシピックホテル~フィシュセンター~浜見平団地~宮田工業本社~鶴嶺八幡神社~萩園~番場~西久保~家。

午後からコース、家~番場~田端~寒川神社~宮山~倉見~社家~富士ゼロックス社宅~海老名~座間~厚木駅~246号相模川大橋~ 本原木駅~厚木駅~社家~寒川神社~田端~番場~家。

☆第7回アジア競技大会イランのテヘランで開催、自転車個人ロードレース 180㎞、優勝はハッサン・アルヤンファル(イラン) 5時間16分12秒。

海抜250mから最高地点が2600m。9月と云えまだ30℃を超す暑さである。

スタート地点は、カスピ海沿岸の保養地チャールースに近い山・・・。

1974年9月16日 月曜日 雨

一日中家に居る。ラレー・ロードスターの修理。

曲がっているスポークをペンチで直す。新しいものと交換する予定であったが、なんとかもちそうなのでこれをそのまま使うことにする。だが前よりは2-3mm伸びてしまった。このため、ヤスリで出っぱりを削らなければならなくなった。あとは、リムの縦ぶれと横ぶれの調整である。これが一番時間を費やす。工具があれば、もっと楽にできただろうが。

今後、購入したい自転車専用工具、

・VAR ニップル回し¥900、VARペダルレンチ¥3000、JOTO振取台  ¥19800、リムセンターゲージ  ¥4850、 CAMPAGNOLO リムセンターゲージ  ¥9800、英タイヤレバー3本SET ¥360、VAR リムセーター調整工具 ¥9500、VAR 左ワン及びフリーふた外し調整ネジ付き ¥4300、VAR スプロケット外し ¥ 2200、VAR ブレーキはさみ¥2500、 C-330振取台 ¥14,800、VAR振取台 ¥45000。


2026年2月17日火曜日

自轉車瓦版 第83号

 自轉車瓦版 第83号

昭和60年10月16日発行

★前号からのつづき ○第2普及用(ロードレーサー・ロードスター)ロードレーサーと云うは普通用の軽きを云う位のものなれば、普通の部に入れて置く。第1をクリーブランド、デートン、コロンビアホワイトフライヤー、ウェストフィールドの5種なり。この種類は田舎レース位は出来るのみならず価格は130円より150~ 160円の安価にして普通乗用には大徳用の品である。第2はランブラー・クレセント・スパーディング、ピアス、オリーブ、イーグル・アイバンホー・ウォルフ、アイデ等である。価格は120円より120~180円の不同にして、軽きは弱く、堅牢なるは重く各々差異ありて、この種の車を用ゆる人は半年位にて上位の車と交換は免れ難い。第3はエルヂンキング・デモレース、モノーク、シシャ、ストーマー、オーバーランド、ウェーベル等にして、価格120円を上位として80円を最下とす。ゴム車両がよろしければ車体悪く、鎖ののび、ギヤの狂い等、長く用にたえ難し、第4はアイデヤ、ゼサイクル、キイチング、ノワード、アルビオン、アラスカ、インポルター、サ・キ、サホーク、イルカ、アザヤックス、ピラミットその他数10 種は、価格、40円より80円止まりにて、製造元において子供の運動用として造りたるものなれば余り実用的ではない。以上は今後いかなる優劣の勝敗あるかは知れねど、今日までのところで小生が公平ににらんだ適評と思うのである。先づこれをもって御年玉と到そうと思うのである。(M.38.1.1『自転車』№6より)

 ★競走用及普通用とも第1位のデートン、1903年のカタログより(真船氏提供)


双輪商会の広告
明治36年11月10日発行「輪友」

2026年2月16日月曜日

橋本商会

 橋本商会

以下は明治40年ごろの橋本商会の正価表、

ハンバー號、英國コベントリ市ハンバー會社が多年の經驗と學理の研究により熟練の職工と精良の材料を使用して製造する所の完全無缺なる自轉車にして車體構造の堅牢なる車輪迴轉の輕滑なる他に比なき逸物なり


橋本商会正価表
自転車及び付属品
本店所在地: 神戸市三ノ宮町二丁目
表紙

本店前

大阪出張店前

ハンバー號

2026年2月15日日曜日

練習用器具

 練習用器具

ハッツソンの自転車室内練習・レース用器具

HUTSON'S. Indoor Learning AND Racing Appliance.

この器具があれば、どんな女性でも自宅で安全かつ簡単にペダリングを学び、練習することができる。

どんな自転車にもフィットする。2分で設置できる。ハンドバッグサイズに折りたためる。玄関ホールや部屋で利用できる。15フィートのスペースで1マイル相当の距離を走行できる。価格 4ポンド10シリング

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「THE LADY CYCLIST」誌
1897年頃

2026年2月14日土曜日

フランス・ヴェロシペード社

 フランス・ヴェロシペード社

フランス・ヴェロシペード社(COMPAGNIE IMPERIALE DE VELOCIPEDES)、A. DAVIS、代理店兼製造業者、ストランド14番地。

フランス・ヴェロシペード社は、この美しいマシンの利用を促進するため、地方や都市の様々な地域、そして様々な体形のライダーに適したヴェロシペードを、大規模かつ短期間で供給する。また、アマチュアや発明家、クラブ、学校、連隊、体育館などに情報を提供し、必要な台数や条件等に付いて交渉する用意もある。ヴェロシペードの価格は品質に応じて異なり、最高級品は、鍛造された鉄と鋼で、潤滑装置と、同社独自の特許取得済みの砲金ローラー、減摩ベアリングを備えている。民間企業が手にするよりも低価格で販売することを提案しており、購入者はヴェロシペードをよく確認することをお勧めする。パターンは、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スイスのモデルに基づいて製作されている。子供用のヴェロシペードは特に安全性を重視して作られている。3輪ベロシペードは2輪に変換可能である。女性向けには、軽くて使いやすい豪華なソファが付いている。夜間の使用にはランタンを取り付けることができ、旅行には旅行鞄、特別なプロテクター、移動距離と速度を計算するための計器、傘サポーターなどがある。芸術家、写真家、商用旅行者、そして荷物を運ぶ必要があるすべてのライダーのために、特別なヴェロシペードも製造されている。


ENGLISH MECHANIC AND MIRROR OF SCIENCE.
1869年2月12日

2026年2月13日金曜日

自轉車瓦版 第82号

 自轉車瓦版 第82号

昭和60年10月12日発行

★第一、競走用はデートン、クリーブランド、バアンスホワイトフライヤー、イーグルの4種のうちで、このデートンを1等とする。これは乗り具合よろしきと、比較的堅牢にして車体に申分なき出来を以て一等とする。2等はクリーブランドである。この事は軽走のことはデートンよりよけれど、軽さを専一にしたれば堅牢の点は、デートンに及ばない。併しながら多少の欠点は何れも免れないもので、デートンは車の心棒にある玉押のかたヤキなるゆえ、かけ易く、クリーブランドは足掛の取附もとネジに直ぐにユルミを来たす欠点あり。其他何種の車にも欠点なきものはないものである。3等はバアンスホワイトフライヤー、4等はイーグルの順位である。ホワイトフライヤーには特別製ありてデートンに適る車なれども乗り具合に少しの相違を以てデートンを凌ぐことは出来ない。イーグルは近頃の輸入なれども先以て3~4位の間に置くべき車である。ホワイトフライヤーは例の競走の名人鶴田氏、メーソン氏等数回の競争に乗用して1等の勝を占めた。イーグルは去年横浜の内外人競走会に1等の賞を得た。このほかにコロンビヤ、ピアス等の競走車あれども、とにかく5等の部門に入れて置こう。 遊輪生(M34.1.1発行 『自轉車』雑誌より) 次号につづく。

★岡山の河原氏からの情報によると、外国製ボーンシェーカーが70万円ぐらいで、最近売られていたとのこと。 ある人から聞いた話しなので、場所等については不明である、ボーンシェーカーの価格の相場はよく分らないが、アメリカあたりでは1200~1500ドル(程度にもよるが)ぐらいなので、50万円以上は高いのではないだろうか。

明治35年、『輪友』双輪商会の広告

アンドリュース&ジョルジ合名会社の広告
横浜市山下町242番館
1903年(明治36年)3月20日 

2026年2月12日木曜日

ヴェロシマン

 ヴェロシマン

下の画像は、1920年頃にフランスの自動車メーカー、モネ・ゴヨン(Monet-Goyon)によって製造された手動三輪車「ヴェロシマン(Vélocimane)」である。

この乗り物は、主に手足に障害を持つ人々のための移動手段として設計された。

動力は、左右のハンドルを前後に動かすことでチェーンを介して前輪に伝えられる。

モネ・ゴヨンは、当初は自転車を製造していたが、後に障害者向けの特殊な乗り物やオートバイの製造で知られるようになった。


モネ・ゴヨン手動三輪車
Monet Goyon hand-operated tricycle

同上