2026年2月14日土曜日

フランス・ヴェロシペード社

 フランス・ヴェロシペード社

フランス・ヴェロシペード社(COMPAGNIE IMPERIALE DE VELOCIPEDES)、A. DAVIS、代理店兼製造業者、ストランド14番地。

フランス・ヴェロシペード社は、この美しいマシンの利用を促進するため、地方や都市の様々な地域、そして様々な体形のライダーに適したヴェロシペードを、大規模かつ短期間で供給する。また、アマチュアや発明家、クラブ、学校、連隊、体育館などに情報を提供し、必要な台数や条件等に付いて交渉する用意もある。ヴェロシペードの価格は品質に応じて異なり、最高級品は、鍛造された鉄と鋼で、潤滑装置と、同社独自の特許取得済みの砲金ローラー、減摩ベアリングを備えている。民間企業が手にするよりも低価格で販売することを提案しており、購入者はヴェロシペードをよく確認することをお勧めする。パターンは、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スイスのモデルに基づいて製作されている。子供用のヴェロシペードは特に安全性を重視して作られている。3輪ベロシペードは2輪に変換可能である。女性向けには、軽くて使いやすい豪華なソファが付いている。夜間の使用にはランタンを取り付けることができ、旅行には旅行鞄、特別なプロテクター、移動距離と速度を計算するための計器、傘サポーターなどがある。芸術家、写真家、商用旅行者、そして荷物を運ぶ必要があるすべてのライダーのために、特別なヴェロシペードも製造されている。


ENGLISH MECHANIC AND MIRROR OF SCIENCE.
1869年2月12日

2026年2月13日金曜日

自轉車瓦版 第82号

 自轉車瓦版 第82号

昭和60年10月12日発行

★第一、競走用はデートン、クリーブランド、バアンスホワイトフライヤー、イーグルの4種のうちで、このデートンを1等とする。これは乗り具合よろしきと、比較的堅牢にして車体に申分なき出来を以て一等とする。2等はクリーブランドである。この事は軽走のことはデートンよりよけれど、軽さを専一にしたれば堅牢の点は、デートンに及ばない。併しながら多少の欠点は何れも免れないもので、デートンは車の心棒にある玉押のかたヤキなるゆえ、かけ易く、クリーブランドは足掛の取附もとネジに直ぐにユルミを来たす欠点あり。其他何種の車にも欠点なきものはないものである。3等はバアンスホワイトフライヤー、4等はイーグルの順位である。ホワイトフライヤーには特別製ありてデートンに適る車なれども乗り具合に少しの相違を以てデートンを凌ぐことは出来ない。イーグルは近頃の輸入なれども先以て3~4位の間に置くべき車である。ホワイトフライヤーは例の競走の名人鶴田氏、メーソン氏等数回の競争に乗用して1等の勝を占めた。イーグルは去年横浜の内外人競走会に1等の賞を得た。このほかにコロンビヤ、ピアス等の競走車あれども、とにかく5等の部門に入れて置こう。 遊輪生(M34.1.1発行 『自轉車』雑誌より) 次号につづく。

★岡山の河原氏からの情報によると、外国製ボーンシェーカーが70万円ぐらいで、最近売られていたとのこと。 ある人から聞いた話しなので、場所等については不明である、ボーンシェーカーの価格の相場はよく分らないが、アメリカあたりでは1200~1500ドル(程度にもよるが)ぐらいなので、50万円以上は高いのではないだろうか。

明治35年、『輪友』双輪商会の広告

アンドリュース&ジョルジ合名会社の広告
横浜市山下町242番館
1903年(明治36年)3月20日 

2026年2月12日木曜日

ヴェロシマン

 ヴェロシマン

下の画像は、1920年頃にフランスの自動車メーカー、モネ・ゴヨン(Monet-Goyon)によって製造された手動三輪車「ヴェロシマン(Vélocimane)」である。

この乗り物は、主に手足に障害を持つ人々のための移動手段として設計された。

動力は、左右のハンドルを前後に動かすことでチェーンを介して前輪に伝えられる。

モネ・ゴヨンは、当初は自転車を製造していたが、後に障害者向けの特殊な乗り物やオートバイの製造で知られるようになった。


モネ・ゴヨン手動三輪車
Monet Goyon hand-operated tricycle

同上

2026年2月11日水曜日

自轉車瓦版 第81号

 自轉車瓦版 第81号

昭和60年10月9日発行

★最近入手した資料は次のとおり

①明治前期産業発達史資料、明治文献資料刊行会 昭和51年、P.1854~P.1858, P.1885~P.1888自転車記事あり。

②自転車の一世紀、日本自転車産業史 昭48初版本。

③少国民文化教本 自転車、昭和17年。

④カタログ、宮沢商報NO.112号 自転車及附属品卸商宮沢商会(東京)P.94 大正 4年。

⑤正しい自転車の乗り方(チラシ)、警視庁警ら交通部編,昭28年。

⑥チラシ 米国特許ライフル号自転車及附属品、大正期。

⑦ガリ版刷り会報,技事珍報号外、明治31年頃

⑧仮下請書 1枚-自転車一台価格30円、 大正5年。 

以上の資料のうち①~③はお譲りしますのでご希望の方はご連絡下さい、価格(送料含む)は下記のとおり。

①3.200円、②4.000円、⓷5.000円(汚れあり)

なお、コピーが必要な方はご依頼下さい。 実費にてお送り致します。

★岡山の河原氏からのお便り 、

前略、私の店は、30年来のBSの特約店である。ボーンシェーカー1台、アンティックバイク10台、セーフティーサイクル5 台を所有している。以前テレビにも10回程出演。自転車の古いカタログ類も収集している。貴研究会のことを知りたいので案内書等あれば送って欲しい。早々

(60.10.5受信)。

★ホーロー製の看板はいかが? 「丸石の自転車代理店」全長90cm×幅18cm・丸石のマークかー赤色で、全体はブルーで美しい。部屋のアクセサーにどうぞ。5000円(送料込) 希望者は、事務局まで。


河原氏のコレクション 一部
注目の和製ボーンシェーカー(明治期)

「技事珍報号外」
明治31年頃

ライフル號自転車のチラシ 1922年

2026年2月10日火曜日

サイクルチェア

 サイクルチェア

下の図は、

ローリー&マーナー社のステートサイクルチェア 1896年

アフガニスタンのアミール(国家元首)のために製作された、とある。

ジョン・ウォリックは当時、「著名な機械工」として知られ、特に車輪付き車両に興味を持っていた。1896年、オックスフォード通りの馬車製造業者、ローリー・アンド・マーナー社は、アフガニスタンのアミールから「国家元首用自転車馬車」の注文を受けた。これは驚くべき装置で、馬車の後ろに2台の人力車がペダルをこぐ仕組みであった。


342頁
「ベテランカークラブガゼット」
1959年春号

2026年2月9日月曜日

オオノ商会

 オオノ商会

下記は、50年ほど前によく利用した自転車店。親切な対応が印象に残っている。

1974年5月18日(土)晴れ

横浜は光化学スモッグ。

●川崎のオオノ商会へ。

ユッチンソンのチューブラータイヤ、ニップルレンチ、チューブラー・パンク修理セット、ニューサイクリング誌の最新号を購入。

ちょっと気になるメルシェの自転車があった。価格は67000円、その他、チネリ、ラレー・ヨーロッパ等が陳列されていた。ビアンキもレニアーノも見ると欲しくなる。

デローザは高値の華、チェーンホイール(カンパ)、サドル(ユニカ)、リム(ニジー)、ブレーキ(カンパ)、バーとステム(チネリ)、タイヤ(クレメン)、フレーム(コロンバス)など。

ゴルナゴは、カンパのフルセット、ステム(チネリ)、サドル(ユニカ)、チェーン(レジナ)など。これも高値の華、ただ眺めるだけ。

●「自転車実用便覧」自転車産業振興協会、2500円をベロ出版に注文する。

●リムの振れ取をするが、思うように調整できない。10年の年季が必要と某氏に言われた。

1974年7月20日 土曜日 雨

地下鉄日比谷線で上野へ、銀座線に乗り換え、稲荷町駅下車。また横尾双輪館にむかう。クレメンのチューブラータイヤを買うつもりであったが店に在庫がなかった。

店に陳列されていたゴルナゴ、レニアーノ、チネリの完成車にはクレメンストラーダ66がついていた。なにも買わずに横尾双輪館を後にする。

途中、川崎駅で下車し、オオノ商会へ。ここでミルレモのチューブラータイヤ、3,000円を購入。タイヤのトレッドも直線のみでなかなか良い。これだったらすんなりとリムにはまりそうである。前に買ったユッチンソンのスーパー・スプリントは硬くて、なかなかリムに収まらなかった。国産のソーヨー(SOYO)もしかり。

オオノ商会の広告
ニューサイクリング誌 1973年3月号 №100

2026年2月8日日曜日

自轉車瓦版 第80号

 自轉車瓦版 第80号

昭和60年10月6日発行

★日刊工業新聞(60.8.13付)に来春開館予定の堺市”サイクル科学館”の記事が次のように出ている。「この堺市で来年春、世界最大の自転車専門博物館”サイクル科学館”が誕生する。 自転車部品のトップメーカー、島野工業が自社のコレクションにオランダのバタブス博物館の所有していたものを買い取り、クラシック車だけでも約 150台に達する。このほか歴代の国産車や最新式の世界の各種自転車も集められ、自転車に関する歴史や技術水準などがすべて分るような様成になるという。この会館はわが国最大の古墳である大仙古墳の公園内に堺市の協力で建設されることになっている。」 (最近、大阪の高橋 勇氏からこの新聞記事のコピーを送っていただいた。)

★名古屋の八神商会より Cycles HERGÉの力タログを入手。このカタログは1958年に発行されたもので、当時の部品をはじめミショーの記事なども出ていて楽しい。(コピーを希望の方はご連絡下さい。)  

★60.10.5発行の『通販生活』(No.23ヘルス株式会社)に佐野裕二氏が自転車小史“人間を運び、荷物を運ぶ、暮らしのなかの自転車"を書いている。 Petile Reine (かわいい女王)とフランスでは呼ばれる自転車だが、日本では粗末に扱われていないか・・・


 Cycles HERGÉの力タログ
1958年発行