2026年8月21日金曜日

サイクリング用車の設計

サイクリング用車の設計

第8回 女子用フレームの寸法図

日本サイクリングクラブ (J.C.C.)

鳥山新一 著

序:今年にはいってからサイクリングは爆発的な大流行となり、これに伴ってメーカ側もようやくサイクリング用車の生産に着手しはじめているが、何分にも経験の少ない車種であるだけに、どのような車を製作すべきかの点で迷っている様子が見受けられる。

7月20日現在。生産にはいっている東京の2社以外は、試作あるいはそれ以前の段階にあり、サイクリング用車の設計や装備についての指導依頼や照会が相当に多い。

フレーム設計の基礎的事項に関しては、すでに本誌第9号と第10号にまとめて記したので、ここにその実施の一例として、日本でのサイクリング用車はどのようにあるべきか、ということについて設計、製作上の要点を記して御参考に供したいと考える次第である。

というわけは、従来サイクリング関係の雑誌等で流布されている「サイクリング用車」というものの中心をなす考え方が、あまりにもイギリス直訳の方式であり。「サイクリングは細いタイヤのイギリスふうのクラブモデルでなければ本当に楽しめない。」といったような昔からのあやまった。しかし根強い考え方がかなり広くいきわたっているためである。これでは日本の自転車界にとって特筆すべきサイクリングという新分野への出発時機にあたって、メーカや使用者側がほとんど白紙状態に近いだけにその正しい方向をあやまる危険が多分にあると思われる。

しかもこうした二言目には、「イギリスでは」 というはなはだ視野が狭く主体性のない点や、サイクリングの本質をよく理解していない点等には、業界もメーカ側もようやく気付いて、ここでやや批判的になってきたことは、日本の国情に適した車を生み出し、本当の意味での「日本のサイクリング」を育て、日本の自転車産業を発展させる上から大いに喜ぶべきことである。・・・


表紙
「サイクリング用車の設計」
 鳥山新一 著 日本サイクリングクラブ
1955年発行
国会図書館所蔵資料


1頁

2026年8月20日木曜日

C.T.C. ガゼット

   C.T.C. ガゼット

月刊・C.T.C. ガゼット
第3号 第12巻 
1894年3月
THE C.T.C. GAZETTE
No. 3. VOL. XII.
MARCH, 1894.

表紙

広告
(本ガゼットの広告に関するすべての連絡は、ロンドン、クイーン・ヴィクトリア・ストリート163番地、T. B. ブラウン宛にお願いします。)
レーサーから観光客まで、あらゆるライダーのためのマシンは「ラッジ」です。
1894年の価格表が新しく完成しました。お申し込みいただければ郵送で無料でお送りいたします。

「ラッジ」カーターズギアケース付きNo.1ロードレーサー
上記は、昨シーズンに数々の素晴らしい成績を収めた有名な「RUDGEロードレーサー」のイラストです。実際、このバイクは年間最優秀マシンに選ばれました。
「RUDGE」サイクル株式会社、コベントリー

2026年8月19日水曜日

C.T.C. ガゼット

C.T.C. ガゼット

THE C.T.C. GAZETTE,
the Official Organ of the Cyclists' Touring Club.
No. 1. Vol. XVII.
JANUARY, 1898.

C.T.C. ガゼット
サイクリスト・ツーリング・クラブの公式機関紙
第17巻 第1号
1898年1月

表紙

広告ページ

新型ラピッドロードスター、16ポンド10シリング
フルースタイヤ。トゥルータンジェントホイール
お客様にお知らせすべき変更点があります。高額で派手な定価と、同様に派手な割引という旧来のシステムを廃止し、厳密に正味価格表示を採用しました。
ニューラピッドサイクル株式会社、ポープストリート、バーミンガム

トライアンフ自転車
ダンロップタイヤ
ワーウィックタイヤ
全国ショーでこれ以上のものはありません。
「ショーに出展されている最高級自転車を一つ一つ丁寧に見て回りましたが、トライアンフより優れたものは見当たりませんでした。これは現代の自転車工学の完璧な美しさを示す好例です。トライアンフには新しいチェーンが装着されており、大変好評です。」 - デイリー・メール、1897年12月9日
トライアンフ・サイクル株式会社 コベントリー
カタログ無料、郵送無料(お申し込みください)


目次

C.T.C. ガゼット
サイクリスト・ツーリング・クラブの公式機関紙
第17巻 第1号
1898年1月

目次
社説
公式通知
評議会会議
地区委員
全国博覧会
速記
陽光あふれる南部にて
小さなものに多くのものが詰まっている
通信
通信への回答
候補者リスト
その他

2026年8月18日火曜日

中央馬車鐵道

 中央馬車鐵道

以下は梶野商店関連資料

近事摘要
中央馬車鐵道 は山田嘉穀、梶野敬三、小島千助、山田泰造、鈴木八郎、大島正辰、中村得治の諸氏發起し資本百萬圓線路は千住大橋より通新町金杉橋を経て坂本町日本鐵道蹈切より上野停車場横及三橋を過ぎ上野廣小路天神下町、末廣旅籠萬世淡路美土代町神田橋を経て瀧の口に至る、又上野廣小路より仲御士町より厩橋に至り夫より本所御蔵橋兩國一の橋新大橋上中下の橋万年箱崎の二橋より鎧橋に至る、御徒士町より煉塀町和泉橋岩井町辨慶橋人形町通水天宮脇を経て鎧橋に至る夫より北島町二丁目を過ぎ三代町本材木町日本橘通橫斷檜物町より麴町區永樂町河岸に至る、龍の口より堀端、日比谷大神宮脇議事堂前を経て新し橋に至る・・・

註、梶野敬三は政治家であり、梶野仁之助(自転車製造者)とは親戚。

「仲買人雑誌」 (3)
仲買人雑誌社
1896年(明治29年)9月発行

2026年8月17日月曜日

自転車とサイクリング競技の歴史

自転車とサイクリング競技の歴史

アンジェロ・ガルデリン著
元イタリアスピードチャンピオン
アントニアナ書店のタイポグラフィ
パドヴァ 1946年発行

STORIA DEL VELOCIPEDE E DELLO SPORT CICLISTICO
 ANGELO GARDELLIN
EX CAMPIONE ITALIANO DI VELOCITA
TIPOGRAFIA LIBRERIA ΑΝΤΟΝΙΑΝΑ
PADOVA 1946

表紙

98.99頁

註、『STORIA DEL VELOCIPEDE E DELLO SPORT CICLISTICO(自転車と自転車競技の歴史)』は、イタリアの元プロ自転車競技選手・スポーツ史家のアンジェロ・ガルデッリン(Angelo Gardellin)の著書。1946年にイタリア・パドヴァのAntoniana出版社から刊行された、自転車史研究における古典的な文献である。全483ページに及ぶ大著で、2010年には復刻版も刊行された。
本書は大きく分けて二つのテーマから構成されている。
1. 自転車(Velocipede)の技術史
ドライジーネ(Draisienne)
ミショー型ベロシペード
オーディナリー(ペニー・ファージング)
三輪車・四輪車
一輪車
タンデムなどの多人数乗り自転車
空気入りタイヤの登場
セーフティ・バイシクルへの発展
2. 自転車競技の歴史
初期の木製・鉄製ベロシペードによる競走
トラック競技(ベロドローム)の発展
アワーレコード(1時間走世界記録)
世界選手権の成立
ロードレースの発展
イタリアを中心とした競技史

2026年8月16日日曜日

C.T.C. ガゼット

  C.T.C. ガゼット

  第43巻 第4号 1924年4月
THE C.T.C. GAZETTE
APRIL, 1924

99頁
「あなたのイングランドと私のイングランド」
バーミンガム・アンド・ミッドランドD.A.発行のW・M・ロビンソン著「あなたのイングランドと私のイングランド」の第2版(最終版)が完成しました。この版の販売後、活字と版木がすべて散逸したため、冊子は入手できなくなりますのでご注意ください。この小冊子は素晴らしい成功を収め、すべての需要を満たすと予想されていた第1版は7週間で完売しました。リバプールの牧師は冊子について「今日私たちが必要とする精神が息づいている」と書いています。アンフィールドB.C.の月刊誌は「これは間違いなく、ウェイファーラーがこれまでに生み出した最高の文学作品の1つであり、一読の価値がある」と述べています。トリッシュ・サイクリスト・アンド・モーターサイクリストは「サイクリングという趣味のための伝道活動として優れている」と述べています。
編集者のレナード・エリス氏(バーミンガム、アーディントン、ヒラリーズ・ロード86番地)までご連絡いただければ、3ペンス(送料無料)、または1ダースあたり1.9ペンス(送料無料)で入手できます。

挿絵:オールド・フォージ、イグサム、ケント州

みんなのための自転車
1924年のエンフィールドのカタログには、3速ギア、取り外し可能なオイルバス式ギアケース、ブルックスサドルを備えたリッチ・デュプレックス・ガーダーモデル(16ポンド、女性用または男性用)から、オールウェザーモデル(13ポンド、女性用は13ポンド10シリング)、同じ価格の3速ツーリスト、デュプレックス・ガーダー(11ポンドと11ポンド10シリング)、スタンダードまたはオールブラック・ロードスター(9ポンド10シリング、ダイヤモンドフレームとループフレームはそれぞれ10ポンド)、そして非常に低価格のNo.50モデル(8ポンド10シリング)まで、幅広い車種が掲載されています。

2026年8月15日土曜日

C.T.C. ガゼット

  C.T.C. ガゼット

  第43巻 第4号 1924年4月
THE C.T.C. GAZETTE
APRIL, 1924

ラレーの広告

「イースターの日の太陽は、これほど素晴らしい光景ではない。」
(ジョン・サックリング卿)
幸せな二人がそれぞれラレーのオールスチール自転車に乗っている。ダンロップタイヤとスターメー・アーチャー3段変速ギアで、毎日が楽しくなります。8ポンドから、または月々11シリング6ペンスから。
ラレーの本』をご請求ください。ラレー・サイクル・カンパニー・リミテッド、ノッティンガム。

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最初に入手したラレーロードスター
1973年5月12日(土曜日)晴れ 
午前10時52分発の平塚行き神奈中バスに乗り、平塚へ。(バス運賃50円) 平塚の湘南ホンダモーター販売㈱でラレー・ロードスターを29,800円で購入。 帰りはさっそくラレーにまたがり、馬入橋を越える。
このラレー・ロードスターを購入してから更に自転車への関心が高まり、自転車の歴史にも興味が増進する。

2台目入手のラレーロードスター
浜松の御園井自転車店で中古車を購入