2026年4月12日日曜日

自轉車瓦版 第101号

 自轉車瓦版 第101号 

昭和61年1月5日発行

〔資料版]
「アンティーク自転車の蒐集と修復」
ドナルド・アダムス著 1981年4月初版発行より

Bibliography(文献目録)

①「Bartleet's bicycle book」Bartleet 1931.

②「The man who loved bicycles」 by Daniel BEHRMAN  1973.

③「Handbook of the Collection Illustrating Cycles」 1958.

④「The History and Development of Cycles」 1972.

⑤「The Ingenious Mr Pedersen.Evans」 1978.

⑥「Bicycles and Tricycles of the Year 1886」

⑦「The Badminton Library of Sports and Pastimes」1889.

⑧「Wheels Across America」1959.

⑨「When Bikehood was in Flower」 Sketches of Early Cycling 1969.

⑩「Riding High」 The Story of the Bicycle 1956.
その他、

自轉車瓦版 第101号 

「アンティーク自転車の蒐集と修復」
ドナルド・アダムス著 1981年4月初版発行
「COLLECTING & RESTORING ANTIQUE BICYCLES」
BY G. DONALD ADAMS
左はハードカバー製本と右はペーパバック
何れも1981年4月発行

別な版
「アンティーク自転車の蒐集と修復」
G・ドナルド・アダムス著

2026年4月11日土曜日

バイシクリング・ワールド誌 - 4

 バイシクリング・ワールド誌 - 4  

この雑誌に何か所か、トーマス・スティ-ブンスの記事が散見されるので、何回かに分けて紹介する。

THE BICYCLING WORLD 1887(創刊は1878年)

1888年1月13日

トーマス・スティーブンスがサンフランシスコに到着し、自転車での世界一周旅行を終えたのは、ちょうど1年前の土曜日のことである。


171頁

2026年4月10日金曜日

自転車世界一周 - 2

 自転車世界一周 - 2  

ジョン・フォスター・フレイザー著

  1899年発行

註、『Round the World on a Wheel』(1899) は、 John Foster Fraser、 S. Edward Lunn、 F. H. Lowe の3人が、1896〜1898年にかけて世界一周を自転車で走破した記録。以下は日本旅行の部分、その2。

知事は私たちを温かく迎えてくれた。小柄で丸々とした体格で、顔はまるでオランダのチーズのような感じであった。髪は極端に短く刈り込まれ、フロックコートを着て葉巻を吸っていた。彼は魅力的な笑い声を上げ、歯には金が詰められていた。英語を話せなかったが、通訳は素晴らしい。通詞は青白い顔をした男であった。私は彼にジョークをいくつか言ってみたが、「ああ!」と言うだけだった。

知事は私たちの旅に興味を示した。中国がいかに惨めで汚く、非人道的であったか、そして日本のような美しい国にたどり着けるという見込みだけが私たちの精神を支えていたことを伝えた。

たまたま私たちは、一年で最も寒い月である1月(1898年・明治31年)に日本に到着した。雨やみぞれ、雪が降る可能性もあった。長崎を散策している間、確かに少しどんよりとして陰鬱な気分であった。

3日目の朝、私たちは自転車に乗り、九州を横断して本土へと向かった。どんよりとしていた空は晴れ、爽やかな朝を迎えた。道はよく整備されていて、道中たくさんのミカンを抱えて小走りする、頬を赤らめた少女の群れに出会った。小さな子供たちは、駆け寄ってきて、ふっくらとした手で小さな膝をこすりながらお辞儀をし、「おはようございます」と云った。

その光景は、ミニチュアスケールで、美しく幻想的だった。

私は魅了されるのを感じた。人々にはおとぎ話のような趣があった。村々は小規模で言葉では言い表せないほど素晴らしかった。

彼女たちは髪に花を飾っていた。衣装もまた、素晴らしかった。柔らかな色合いで、上品に感じられた。

日本の芸者たちは肩を可愛らしく揺らしながら、愛らしく微笑み、美しい手をしていたので、私たちはすっかり魅了されてしまった。芸者たちと話すことはできなかったが、私たちがお茶を飲んでいる間、彼女たちは周りに座ってくすくす笑っていた。日本料理の作法を教わっている間も、笑ったり歌ったりして楽しそうであった。食後のタバコを吸っている間も、お菓子やミカンを食べたりしていた。そして、夜の9時頃になると、彼女たちは戸口でひざまずき、額を畳に触れさせ、笑いながら階段を下りていった。

その晩、私を感心させたのは宿の清潔さであった。すべてが簡素で、安っぽい豪華さを装うような試みは一切なかった。畳は飾り気がなく、木工品は塗装されていなかった。片隅に置かれた青い花瓶に挿された緑の枝は、部屋に芸術的な香りを添えていた。料理はきちんとした皿に盛り付けられ、すべての料理は漆塗りの盆に並べられていた。しかし、空腹の三人の自転車乗りにとっては、特に食欲をそそるものではなかった。日本の料理は複雑で、難しいものである。小さな魚の切り身とご飯、そして塩と砂糖を混ぜた味付けの料理がいくつかあれば、まあまあであるが、天候が寒く、身を切るような風が吹き、毎日50マイルを自転車で走っていると、ハムと卵と牛肉とプディングが欲しくなる。2日に1回くらい、イギリス人の胃袋を理解している日本人に出会わなかったら、私たちは飢え死にしていたかもしれない。

ある日、昼食のために佐賀に立ち寄った。佐賀は、1874年に反乱を起こし、文明と日本のヨーロッパ化に激しく抵抗した場所である。しかし、蜂起は失敗に終わった。

註、佐賀の乱(1874年)は、明治初期に相次ぐ士族反乱の“嚆矢”となった事件。江藤新平と島義勇の佐賀出身の二人が中心に起こした反乱。
下の記事でフレーザーは、この佐賀の乱を1868年としている。明治維新と混同したと思われる。

421頁

422頁

423頁

2026年4月9日木曜日

自轉車瓦版 第100号

 自轉車瓦版 第100号

昭和61年1月1日発行

★あけましておめでとうございます。

この瓦版もとうとう100号を迎えました。皆様のおかげと感謝しております。

今年も情報等お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。

★「ニューサイクリング」誌、1986・1月号で自転車の元祖カール・ドライスの生涯を特集。

数学者、物理学者、実業家として成功しなかったドライス、しかし、次のような実績が彼の偉大さを物語っている。面積計算器、潜望鏡(1816年)、航海用構造(1816年)、飛行機の構想(1821~36年) 、自転車(1817年)、 タイプライター (1832年)の発明など。

カール・フォン・ドライス (1785~1851)

★最近送られて来た古書目録に次のような資料が出ていた。

①「自転車全書」初版、②ナイチンゲール自転車のカタログ、③「競馬・競輪事業の実態」 神奈川県 S.44、④「横浜開港見聞誌」玉蘭斎貞秀、⑤「明治事物起源」初版・石井研堂。

(以上は真船氏からの情報)


「自転車全書」
明治35年7月29日発行
国会図書館所蔵

奥付

2026年4月8日水曜日

バイシクリング・ワールド誌 - 3

 バイシクリング・ワールド誌 - 3  

この雑誌に何か所か、トーマス・スティ-ブンスの記事が散見されるので、何回かに分けて紹介する。

THE BICYCLING WORLD 1887(創刊は1878年)

1887年12月30日

1887年の春、トーマス・スティーブンス氏は素晴らしい自転車での世界一周旅行を終え、その後、文筆家としての生活に落ち着いた。


140頁

2026年4月7日火曜日

自轉車瓦版 第99号

 自轉車瓦版 第99号

 昭和60年12月30日発行

 発行所 日本自転車史研究会

★だいぶ年も押し詰まりました。この瓦版もこの号をもって本年の最終といたします。みなさん、よいお年をお迎へ下さい。風邪がたいへんはやっています。くれぐれもご自愛の程お願いします。新年は、100号からスタートします。

☆乳母車博物館を計画中、
250年の歴史を持ち、各時代の風俗と、親心を反映してきた乳母車の博物館を作ろうというユニークな計画が、幼児乗り物卸会社・社長楢崎寿太郎(大阪府富田林市藤沢台2)らの手で進められている。楢崎氏らによると乳母車は1730年前後・英国のウイリアム・ ケントが第3代デボンジャー公のため考案したのが最初といわれている。帆立て貝形のホディーに折りたたみの日よけが付いていた。日本では、福沢諭吉が慶応3年(1867)に訪米土産として持ち帰ったものが第1号。人力車のヒントになったと伝えられている。
(以上は高橋 勇氏からの情報と新聞記事による)

☆昭和28年12月号の『サイクル』誌に、中村春吉自転車世界一周無錢旅行の記事あり、 P.56~P.57。
『サイクル日本』誌(自転車振興会連合会) 1952年3月号に、二輪外史・自転車学校・自転車美人の記事あり P.34~P.36. 
(東京・須賀繁雄氏からの情報)

中村春吉と米国製ランブラー号

2026年4月6日月曜日

クラブ・イベント

 クラブ・イベント

バイゴーン・バイクス(ヨークシャー)クラブ

コックスウォルド・サイクリスト・サービス・ライド

このイベントは、 1927年から続いている。

開催日:2026年5月10日(日)

午前11時、イーシングウォルドYO61 3AD、ジョージ・インに集合。

コックスウォルドまでの10マイル未満の短いライドを実施。

詳細については、チャールズ・ジェプソンまでお問い合わせください。


イベントの案内

クラブの広報誌
創刊号から4号まで 1980年発行

イーシングウォルド周辺の景観
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