3輪商用バン
1987年6月発行の雑誌『THE CLASSIC MOTOR CYCLE』に掲載された、1933年製のラレー(Raleigh)「モーターリキシャ(オートリキシ)」という3輪自動車.
リライアント(Reliant)社、
この1933年型ラレー・モーターリキシャは、のちにイギリスで大成功を収める3輪商用バン「リライアント・バン(Reliant van)」である。
自転車メーカーとして有名なラレー社は、1930年代前半にこれら3輪の軽輸送車(LDV:Light Delivery Vehicle)や乗用3輪車「セーフティ・セブン(Safety Seven)」を製造していた。しかし1935年にラレー社が3輪車製造から撤退した際、当時のチーフデザイナーだったトム・ウィリアムズらが権利を買い取り、立ち上げたのがリライアント社である。そのため、このデザインがリライアントの3輪車へとそのまま受け継がれ、1950年代まで生産が続いた。
1949年には、ウルヴァーハンプトンにあった「Turners of Wolverhampton」というメーカーが、子会社のLight Delivery Vehicles Ltd.を通じて、この車両に酷似した3輪のタクシー仕様車を製造。その車両は「Rixi(リキシ / タクシー・リキシャの意)」と名付けられた。
この車両の特徴は、バイクのフロント(前輪部分)に、小さなオープンカーの後部座席(キャビン)を合体させたような、極めて個性的かつ経済的な設計をしている。当時は、4輪の自動車よりも税金が安く抑えられることから、こうした3輪のコミューターや配送車がイギリスで独自の進化を遂げていた。



































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