自転車文化センターでは、4月14日から「素材にこだわった自転車展」を開催中です。
会場に展示されている自転車の一つに、ジュラルミンでつくられた岡本自転車のノーリツ号がありますが、この自転車は、昭和22年に製造されました。以前、実際に乗車した経験がありますが、フロントフォークの強度不足を感じました。当時も腐食等による折損事故が多く発生したようです。
フレームの素材として、鉄、アルミニウム合金、クローム・モリブデン、マンガン・モリブデン、チタン、カーボン、竹、セラミックス、グラスファイバー強化ポリアミドなどがあります。
写真は、アメリカ製のオールド・ヒッコリー(1892年)です。
ヒッコリー(hickory)は、クルミ科の落葉高木で、スキー板や器具の取っ手などにも利用されました。
”素材にこだわった自転車展”
平成24年4月14日(土)~平成24年6月17日(日)
午前9時30分~午後4時50分(入館は午後4時まで)
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2−1
科学技術館2階 自転車文化センター情報室