2024年9月9日月曜日

レンツ、自転車レースに出場

レンツ、自転車レースに出場

The Wheel and cycling trade review 
 1888年9月7日号 63-64頁より

 土曜日に発表されたレースは、コースの状態が悪かったため延期された。前夜から雨が降り続き、土曜の12時まで降り続いたため、コースは泥沼状態となり、レースは月曜の10時まで中止となった。

土曜日の朝6時にエリーで次の選手がエントリー。

ジョージ・F・カーラー(ペンシルバニア州ミラーズビル)、フレッド・A・エルドレッド(マサチューセッツ州スプリングフィールド)、フランク・M・ダンプマン(ペンシルバニア州ハニーブルック)、P・M・ハリス(ニューヨーク)、ヴァル・H・ミュラー(ニューヨーク)、ロバート・ガーウィング(コロラド州デンバー)、ロイ・S・ブロワーズ(ニューヨーク州ウェストフィールド)、ジョージ・マッキンタイア(ペンシルバニア州エリー)、フランク・マクダニエル(デラウェア州ウィルミントン)、 S. ウォリス メリヒュー (デラウェア州ウィルミントン)、G. A. ティヴィ (ミズーリ州セントルイス)、フランク G. レンツ (ペンシルバニア州ピッツバーグ)、P. J. ベルロ (マサチューセッツ州サウスボストン)、オースティン バンクス (コロラド州デンバー)、C. N. メッツ (ニューヨーク州ユーティカ)。

前夜の大雨で道路は非常にぬかっており、レースは最速の選手ではなく、最も力持ちの選手、そして後には最も速く歩く選手同士の競争となった。バッファローに近づくと泥が深くなり、自転車のライダーは歩かざるを得なかったからである。

ルート沿いにチェッカーが配置され、自転車が通過するとフェア会場に速報が送られ、会場では熱心に速報が読まれた。先頭集団が 6 時 57 分に通過したハーバー クリークでは、エルドレッド、メリヒュー、バンクス、ティヴィが先頭を走っていた。ノースイーストでは15マイル走行し、バンクス、レンツ、エルドレッド、メリヒュー、ダンプマンが先頭を走っていた。ウェストヘルドでは29マイル走行し、ダンプマン、マクダニエル、ガーウィング、メリヒューが先頭を走り、他の選手は2分から20分遅れていた。フレドニアは10時16分に通過したが、先頭の選手たちはまだ同じ位置にいた。シルバークリーク(57マイル)では、レンツが4位になった以外は、まだ先頭を走っていた。11時50分、アービング(61マイル)に到着したが、ダンプマン、メリヒュー、レンツが揃い、マクダニエルは4分遅れていた。エバンスセンター(681マイル)では、ダンプマンとレンツが先頭を走っていた。ケーラーは5分遅れ、他の選手は40分遅れていた。 2:13 に通過したベイ ビューでは、レンツ、ダンプマン、マクダニエル、メリヒューが再び集団で並んでいた。ライムストーン ヒルではマクダニエルとダンプマンが先頭に立ち、レンツは 8 分遅れていた。

博覧会会場の東入口に向かって最初に現れたのはマクダニエルとダンプマンで、3:52 に橋を渡った。レンツ、ティヴィ、メリヒューはすぐに彼らに続いた。コースの残りは牧草地を回るパーク ロード沿いだった。ダンプマンはその後スパートして 1 位、マクダニエルは 2 位だった。

タイムと順位は次のとおり:

F. M. ダンプマン・・・・・4時間4分20秒

フランク マクダニエル・・4時間7分23秒

フランク G. レンツ・・・・4時間16分44秒

G. A. ティヴィ・・・・・・4時間20分21秒

S. W. Merrihew・・・・・4時間22分52秒

完走者の実際の走行時間は以下のとおり:

F. M. Dampman・・・・9時間52分29秒

F. McDaniel・・・・・9時間55分23秒

Frank G. Lenz・・・・10時間04分44秒

G. A. Tivy・・・・・・10時間08分21秒

S. W. Merrihew・・・・10時間10分52秒


The Wheel and cycling trade review 
 1888年9月7日号