2024年1月13日土曜日

サン・グラフ

 サン・グラフ

下の写真は、

雑誌「サン・グラフ」 1956年(昭和31年)10月号 サン写真新聞社発行

の表紙。

註、昭和 30 年頃の自転車工場 
1955(昭和 30 年)の自転車生産台数は 1,109,000 台であったが、2年後の昭和 32 年にはその倍の 2,405,220 台に達する。生産台数の増加により、それを販売する卸や小売店も好景気にわいた時期であった。

表紙


表紙の説明
 いまの若い世代は太陽族だ 月光族だなどとPTAのおエラ方や世のお母様連のヒンシュクをかっている だがその反面 青春を清く楽しく生きようとするが如く 最近サイクリング熱が盛んだ まことに結構 大いに青春をたたえ 健全な身体を養おうではないか
 (モデルはミス銀輪の河面美佐保さん)

1956 年(昭和 31 年)11 月「スポーツ用自転車新型発表会、出品会社」 
日本自転車産業協議会
完成車メーカーでは、
1、安全自転車株式会社
2、新家工業株式会社
3、千鳥自転車株式会社
4、大日本機械工業株式会社
5、株式会社・栄興社
6、株式会社・城東輪業社
7、片倉自転車株式会社
8、株式会社・川登製作所
9、光風自転車株式会社
10、株式会社・近藤鉄商会
11、株式会社・桑原商会
12、株式会社・丸石商会
13、丸金自転車工業株式会社
14、丸都自転車株式会社
15、松下電器産業株式会社
16、三馬自転車工業株式会社
17、株式会社・宮田製作所
18、水谷輪業株式会社
19、株式会社・中村自転車工場
20、株式会社・中山太陽堂
21、日米富士自転車株式会社
22、日本スヰフト株式会社
23、日帝工業株式会社
24、株式会社・能沢製作所
25、サンスター自転車株式会社
26、株式会社・関根自転車工場
27、株式会社・沢井商会
28、株式会社・秀工舎サン号自転車工場
29、合資会社・土屋製作所
30、ツノダ自転車株式会社
31、株式会社・山口自転車工場
32、株式会社・山崎サンビー製作所
33、ゼブラ自転車株式会社
以上の 33 社がスポーツ用自転車の新車を発表している。