2025年12月26日金曜日

自轉車瓦版  第65号

 自轉車瓦版  第65号

昭和60年8月4日発行

★「輪友」創刊号の自転車商の広告に石原商舗が出ているが、この自転車商の前身は時計商であった。既に明治26年には、自転車を扱っていた。明治30年以前の白転車商の状況として、このように時計あるいは蓄音器と一緒に自転車が売られていた例が多い。当時、これらの商品はどれもハイカラで輸入品であった。(真船氏〉

石原商舗の広告

★琉球通信、那霸 松本球和生
当琉球にも近頃輪乗者ポツポツ現れ候へども何分道路は昔耳にせし俗歌の如く石原小石原にて我々輪士は等しく閉口致候然し近来に到り那覇を中心として2 里と3里半及び2里余りの3枝の新道開削せられ候よりて幾分快を貪り居候当地は気候風俗、言語等も内地とは全然異なりて申上候へば随分面白く感ぜらるる事も多々これ有り候はんも先づ自転車に就て云えば未だ自転車なるものは誠に珍しきものにて一寸田舎道に出せば初めて自転車を見る位の事なれば人皆な唯だ驚き呆然として凝視致居候勿論初めて自転車を見ることとて其名称を知る者少く各自テンデンに思い思いの名を附し居る様可笑しく茲に御参考までに共一・二を挙ぐれば、といぐるま(鳥車)、ゆべんぐるま(郵便車)、ひといぐまる(一人車)、おかひぐるま(陸火車)。 『輪友』№28.明.37.2.5発行より転載。

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