自転車(三輪車)
先般、知人のHSから明治8年1月発行の「三府往来」山本与助 編 大野木宝文堂に、馬車と自転車(三輪車)の画があるのを教えていただいた。
下がその画である。
この時代はまだ三輪車を自転車と呼んでいた頃で、この画にも自轉車と書いてある。
1876年(明治9年)3月5日付の「花の都女新聞」にも、
下谷広小路の山本と云える水茶屋にて三輪の自転車を貸しますが、広小路を一辺乗廻す賃は、一銭五厘だと申します
下がその画である。
この時代はまだ三輪車を自転車と呼んでいた頃で、この画にも自轉車と書いてある。
よく見るとその形状は現代の子供用三輪車であり、主に大人が乗用した。当時の貸自転車の多くはこのタイプであった。
1876年(明治9年)3月5日付の「花の都女新聞」にも、
下谷広小路の山本と云える水茶屋にて三輪の自転車を貸しますが、広小路を一辺乗廻す賃は、一銭五厘だと申します
とある。
この記事にあるように貸自転車(三輪車)が流行していた。