2026年3月14日土曜日

自轉車瓦版 第93号

 自轉車瓦版 第93号 

 昭和60年11月28日発行

資料編、

コロンビア・タンデム・セーフティ、1890年

価格、「ダブルグリップ」ボール・ペダル付き、$200-。「ダブルグリップ」パラレル・ペダル付き、$190- 重量 82ポンド。

コロンビア・セーフティ、モデル番号は製造年を示している。

安全自転車 ポープ製造会社 1888年~1904年


自轉車瓦版 第93号 
 昭和60年11月28日発行

2026年3月13日金曜日

ヴェロシペード特許関連 - 9

 ヴェロシペード特許関連 - 9

アメリカ合衆国特許庁

フランク・アーチャーとアーサー・シドニー・ボウリー(英国ロンドン在住)、オーバーマン・ホイール社(マサチューセッツ州チコピーフォールズ在住)の譲渡人

ヴェロシペード。

明細書は、1891年2月24日付特許第447,099号の一部を構成する。出願は1890年12月15日。連番374,721。(模型なし。)1889年5月8日、英国特許第7,734号。

イングランド、ミドルセックス州ラウドンのフランク・アーチャーと、イングランド、サリー州バルハムグローブのアーサー・シドニー・ボウリーは、自転車の新しい改良を発明した。(1889年5月8日に英国で特許を取得、特許番号7,734)そして、添付図面およびそこに記された参照文字と併せて、以下が自転車の完全、明確、かつ正確な説明であることをここに宣言する。これらの図面は、本明細書の一部を構成し、以下のとおりである。

図1は、本発明に従って構成されたフレームを備えた安全自転車の側面図。図2は、後端から見たフレームの分離斜視図。図3は、フレームの最前端を示す、一部側面図、一部断面の拡大破断図である。図4は、フレームの2つの部材の上端を結合し、サドルの支持を提供するブリッジを示す後面破断図。図5は、フレームの2つの部材の前端を接続するために設けられた固体ヘッドの1つの分離平面図。図6は、安全自転車の側面図で、改良されたフレームが取り得る別の形状を示している。

本発明は、ヴェロシペードのフレームの改良に関するものであり、その目的は、これまで我々が知る限り、これまでに製造されたどのフレームよりも軽量で、剛性が高く、耐久性があり、振動の少ないフレームを製造することである。


図

明細書

同上

2026年3月12日木曜日

カークウッド・ミラー社

 カークウッド・ミラー社

カークウッド・ミラー社の広告 1892年2月19日

イリノイ州ピオリアのカークウッド・ミラー社は、アメリカ有数の自転車販売業者として名を馳せている。この進取の会社は1891年の春に自転車事業に着手し、主に小売業を営んでいたが、シーズンの半ばを過ぎる頃には、大規模な自転車販売を行うようになった。ちょうどその頃、イギリスのコベントリーにあるボニック社のマネージングディレクター、バジル・ライリー氏がテレフォンサイクルのサンプルラインを持ってアメリカに渡り、ピオリアに直接赴き、この有名な自転車の米国唯一の代理店をこの会社に委託した。自転車部門は当初、サウス アダムス ストリート 108 番地にあったが、すぐに手狭になり、現在は 3 階建て (30 x 100) の建物を増築し、自転車販売専用にした。テレフォン サイクルには 7 つのパターンがあり、重さは 25 ~ 49 ポンドである。カイト パターンは、アメリカ市場で最もよく売れる自転車の 1 つになると期待されている。フレームは 3 枚のスチール チューブで構成されており、非常にシンプルで軽量である。リバティ サイクルについてはシカゴとその近郊を除く州代理店があり、フェザーストーンのロード キング、スイフト、パラゴンの現地代理店でもある。また、ウエスタン ホイール ワークスの製品ラインもすべて取り扱っている。特に注文がない限り、すべての自転車にダンロップの空気入りタイヤを使用。

郵便はがきを送ると、取り扱っているすべての自転車の詳しい説明が記載された '92 年カタログが同封される。


図はカイト号
フレームの湾曲構造が
どこか下図のユークリディア号に似ている


923頁
The Wheel and Cycling Trade Review
1892年2月19日


ユークリディア号
ターバー&ボウリー製作
1880年頃
メッシュ状のフレーム構造

2026年3月11日水曜日

ヴェロ-チェマン誌

 ヴェロ-チェマン誌

下の資料は「ル・ヴェロ-チェマン」誌(Le Véloceman)である。

スポーツとコマーシャル、フランスと海外におけるサイクリングについて

毎月1日と15日発行

散歩、遠足、旅行、物語、逸話、ニュース、サイクリング ・フェスティバル、ゴシップ、レースやクラブからのニュース、観察と批評、産業と商業の進歩に関するレポートなど、役に立つ実用的な情報誌。

註、「Le Véloceman」 は、1885年に創刊したフランス(モンペリエ)の雑誌。


「Le Véloceman」誌

ル・クリッパー・ガラードの広告
1885年12月1日号

ラッヂの広告
1885年6月15日号
D. ラッヂ&Co
世界最古かつ最大の工場
コベントリー(イギリス)

2026年3月10日火曜日

自轉車瓦版 第92号

 自轉車瓦版 第92号

昭和60年11月28日発行

★出版案内

①"マウンテンバイクの世界”成美堂出版:85.12.1発行・サイクリングライフ社編集

¥1300.-

②児童書“自転車父ちゃん旅だより”85.11.20初版 関屋敏隆・版画と文、小学館¥1200.-

★外国文献案内、

①"The American Bicycler, A Manual For The Observer. The Learner, And The Expert "by Charles E. Pratt, Houghton. Osgood and Co., Boston, Mass., The Riverside Press, Cambridge, Mass., 1879. 

②The A B C of bicycling: An instruction book for the tyro Unknown Binding – January 1, 1884.by H. B Hart (Author)

「The American Bicycler」
 1879年発行

5頁
エクセルシャー三輪車

歴史スケッチ - ヴェロシペード
ブランシャールとマグリエが、乗り手が推進する装置を製作し、後にコンコルド広場で展示し、フランス・アカデミーの会員や、観客を集めてから1世紀が経ち、ヴェロシペードは様々な名前で呼ばれ、いろいろな改良が加えられてきた。
ヴェロシペードは、一般的に、乗り手が推進する乗り物の一種として定義されている。そして、二輪、三輪、四輪、五輪、さらには一輪と、様々な大きさや構造のものが開発され、手、足、両手両足で動かし、バネ、ペダル、クランク、レバー、コード、滑車、ラチェットホイールなどの装置で補助されるように考案されてきた。
ヴェロシペードは、常に、両手両足で推進・操作される三輪の乗り物である。

2026年3月9日月曜日

橋本商会 - 3

 橋本商会 - 3

  以下は明治40年ごろの橋本商会の正価表、

COVENTRY IMPERIAL CYCLE
英國ハンバー會社製造インペリアル號
フレーム 、高さ21吋及22吋 パイプ1吋 最上黒色エナメル塗り金線人
ゴム輪、文字入ダンロップ28吋、太さ1吋二分の1
リム、鋼鉄ニッケルメッキ、中央線色エナメル
チュン、巾1分ローラー
クランク、角形長7时
ペタル、巾4吋ゴム付き
後車フリーホイール(自由輸)
輪止前後両リムブレーキ
ハンドル、17吋(紳士用)
サドル 、一枚皮金物ニッケル仕上
ニッケル 全部厚仕上
(「インペリアル」自轉車は「ハンバー」會社製造、完全無訣なるものなり)

6頁
300円、330円(チェーン・ケース付き)

7頁
サンビーム號

8頁
英国製センター號
フェザーウェイト
300円、310円(チェーン・ケース付き)

2026年3月8日日曜日

自轉車瓦版 第91号

 自轉車瓦版 第91号 

 昭和60年11月27日発行

★オーディナリーの乗り方について、

①まずハンドルを両手でしっかり握り、片方の足を後輪近くのバックボーンにあるステップに乗せる。そして、もう片方の足で地面を蹴って前進させる。

②ある程度前進の勢いがついたら、ステップの上に体を乗せ、倒れないようにバランスをとりながら走る。勢いがないと倒れてしまうので、すこし下り坂の所で練習するとよい。 バランスがとれるまでは何度も繰り返して練習する。これば完全に出来るようになるまで、サドルに跨らないこと。初心者は特に注意を要する 。これがうまく出来るようになったら次はサドルに体を移行させる。

③ステップにかけてない方の足をサドルの方へ移行させるとともに、サドルに尻をのせる。尻がサドルに完全に乗ったところで両足でペダルを踏む。この時はバランスを崩しやすいので、スムーズに行なうようにする。推進力がなくなると転倒するので注意をする。

④降り方には、いろいろな方法 があるが、4の図は、スピードを弱めたところで飛び降りる方法である。これはオーディナリーといっしに倒れるように降りるのである。

 ⑤は通常の自転車と同じうにパダル使って降り方法である。いずれにしてもケガがのないように降りることである。


自轉車瓦版 第91号