2026年9月30日水曜日

ロードブック

 ロードブック

この本は、1895年にアメリカのメイン州で出版された旅行ガイドブック『A Road Book for Cycling and Carriage Driving in Maine(メイン州におけるサイクリングと馬車走行のためのロードブック)』の表題。

A Road Book for Cycling and Carriage Driving in Maine
編者: ベイツ・トリー([Bates Torrey](https://catalog.hathitrust.org/Record/012446794))
改訂第2版(初版は1891年)
* 出版社: Stevens & Jones Co.(メイン州ポートランド)

19世紀末、アメリカで大ブームとなっていた自転車(サイクリング)と、当時主流だった馬車(キャリッジ)の愛好家に向けた本格的な道路ガイドブックである。

メイン州内の各都市をつなぐルートの距離や路面の質(砂地、粘土質、泥など)、坂道の傾斜が細かく記載、町ごとの「自転車修理店」のリストや、鉄道・蒸気船に自転車を載せる際の運賃表なども網羅されている。

表題
註、 右下には米国議会図書館(Library of Congress)の著作権登録スタンプ(1895年6月27日)が押されている。

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自転車と雑貨
卸売代理店
標準サイクルメーター、ウェッブズ・サイクル・プレパレーション、その他自転車用品すべて
モナーク自転車
ホールでのレンタルとレッスン
難しい修理や雑貨のご注文は、ハゲット・ブラザーズへ
フリーストリート143番地

2026年9月29日火曜日

ホイール誌

 ホイール誌

ザ・ホイール
自転車雑誌
第1巻 第1号
ニューヨーク、1880年9月25日

THE WHEEL.
A Journal of Bicycling.
Vol. I. No. r.]
NEW YORK, SEPTEMBER 25, 1880.

目次
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社説
アメリカの自転車乗り
料金と条件
個人情報
盗難

表紙

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カニンガム&カンパニー、自転車輸入メーカー(1877年創業)
マサチューセッツ州ボストン、パールストリート18番地および20番地
ロードスター
数多くの優れた特長の中でも、中空着脱式フォーク、中空ハンドルバー、最も薄く直径の大きい中空スチール製バックボーン、オープンセンターステアリング、着脱式で調整可能なクランク、ガンメタルハブ、厚みのある先端を持つダイレクトアクションスポーク、そして両輪に調整可能なボールベアリングを備えています。外観は美しく、機構はこれまで製造された自転車の中で最も頑丈で完璧な自転車であり、どの国でも製造された自転車の中でも最高峰と言えるでしょう。

2026年9月28日月曜日

アメリカン・バイシクリング誌

 アメリカン・バイシクリング誌

THE AMERICAN BICYCLING

JOURNALS

1879年11月15日 自転車の世界

約2年前(1877年12月)、「アメリカン・バイシクリング・ジャーナル」の創刊号は、6人のライダーと、おそらく数百人の読者に向けて発行されました。今日、数千人のライダーと、未知数の読者を抱えるこの雑誌は、その個性を手放し、創刊号の一部を構成する、より強力な事業に統合されます。この措置を取るにあたり、多少の感傷的な後悔がないわけではないことを告白しても良いでしょう。しかし、その後悔は、親が息子の成人期を迎えるのを見守る時の後悔に似ており、私たちのスポーツに対する無関心と無知がほとんど反対と言っても過言ではないほど根強く存在していた状況で発表した出版物が、今や広く認められ、これまで私たちの事業に欠けていた才能と資本がすぐに発見され、この輝かしいスポーツのために投入されたことに対する高揚感に飲み込まれてしまうのです。

過去18号の「ジャーナル」の制作において私たちが直面した困難を改めて述べる必要はありません。残念ながら、誌面で何度も言及せざるを得なかったからです。むしろ、こうしたあらゆる逆境にもかかわらず、読者の皆様から多大な励ましと心からの善意、そしてご支援をいただき、約6万部、約80万ページにも及ぶ「ジャーナル」を制作することができたことを、誇りをもって指摘したいと思います。・・・


9頁

2026年9月27日日曜日

ツール関連本

 ツール関連本

ジャック・シャンセル(Jacques Chancel)著、『Die Pioniere der Tour de France(ツール・ド・フランスの開拓者たち)』の表紙。本書は、1903年の第1回大会から1930年代に至るまでの初期ツール・ド・フランスの貴重な未公開写真や歴史的瞬間を収録した写真集。

出版社 ‏ : ‎ Delius Klasing Vlg GmbH
発売日 ‏ : ‎ 2025年5月15日
ドイツ語版  160ページ

表紙

1923年頃の選手と女性、
カラー化された古写真。
ゴーグルを額に乗せ、当時のレーシングスタイルの選手が、戸口に立つ女性から飲み物の提供を受け、短い休憩を取っている様子を捉えたもの。

2026年9月26日土曜日

自転車年表更新

 自転車年表更新

自 転 車 年 表
西暦記     事
600年頃日本最古の車輪、車輪の直径は約1.1メートル、スポークが12本。 (飛鳥時代)
1200年頃三輪車の模型、長さは40センチ・幅21センチ、前輪の直径は9センチで後輪は欠損。 (鎌倉時代)
1420年パドヴァのジョヴァンニ・フォンタナ、手動式のウォーキングチェアを考案。(応永27年)
1516年マクシミリアン1世の豪華に装飾されたパレード用車両。(永正13年)
1649年ドイツ・ニュルンベルクのハンス・ハウチュ、自走式の四輪車を製作。(慶安2年)
1655年ステファン・ファーフラー(Stephan Farffler)、手動ペダル・クランク式自走三輪の車椅子を製作。 (明暦元年)
1662年大坂農人橋の住人、京屋七兵衛と京屋清兵衛は灌漑用の踏車を製作。 (寛文2年)
1690年フランス・ロシェルの医師 M.リチャード、馭者と後に乗る従僕(Footman)の足踏み式四輪車を製作。(元禄3年)
1724年頃興行師、竹田近江の人力自走車、陸舩車(りくせんしゃ)が 「璣訓蒙鏡草」三巻、多賀谷環中仙著(享保15年発行)に掲載。(享保9年頃)
1729年武藏国兒玉郡若泉庄北堀村の農民、正田門弥が「千里行車・せんりこうしゃ」と呼ぶ舟型四輪の人力自走車を製作。(享保14年)
1732年平石久平次、新製陸奔舟車(人力自走車)を製作、足踏み式ペダル・クランクとハンドルによる方向転換可能。(享保17年)
1781年頃三河国宝飯郡御油の戸田太郎大夫、木製の三輪車を作る。 (天明年間)、『欧州大戦当時の独逸』ベルツ花子 著 昭和8年発行
1817年ドイツのカール・フォン・ドライス男爵、ドライジーネを考案。この自転車はほとんど木で作られ、重さは18kg。その後の二輪車の発展に大きく寄与。
1818年ドライス男爵、パリのリュクサンブール公園で、ドライジーネを初めて公開。
イギリスのデニス・ジョンソンは、ドライジーネを改良し、特許を取得。これが流行して、ホビーホースとかダンディーホースと呼ばれる。
1839年イギリスのカークパトリック・マクミランが、後輪駆動の二輪車を考案。これにより二輪車として、初めて地面から足を離すことができた。しかし、この自転車は当時のものが1台も現存していないことから、疑問視する研究者もいる。
1855年ドイツのフィリップ・モリッツ・フィッシャーが前輪にペダル・クランクを付けた二輪のベロシペードを開発。
1861年フランスのピエールとエルネスト・ミショー親子は、前輪にペダ ル・クランクを装着した二輪車を製作。
1862年松平文庫(松平宗紀氏蔵・福井県立図書館寄託)の「御用日記」 に、「ビラスビイデ独行車」の記述がある。その資料には次のように書いてある。 「権六(佐々木権六)罷出ビラスビイデ独行車相廻り組立出来靭負(家老、中根雪江)も罷出御馬場辺御乗試被遊候」(文久2年)
1865年ミショー・カンパニー、ベロシペードの生産台数を400台に伸 ばす。自転車工場が一つの企業として確立される礎となる。
「提督の物語」(AN ADMIRAL'S YARNS) チャールズ・ホープ・ダンダス著、 1922 年発行に三輪車の写真(1865年とある)、1869 年のエリオット・ヴェロシペードに似ている、場所は横浜居留地か。(慶応元年)
1866年ミショーの下で働いていたピエール・ラルマンは、アメリカに渡り 、自転車の特許を取得。
1868年からくり儀右衛門(田中久重)、二輪車と三輪車を製造する。彼の弟子、川口市太郎の手記にある。
パリのサン・クルー公園で、最初の自転車レースが行われ、イギリス人のジェームズ・ムーアが優勝。
横浜居留地の外国人が、ラントン車で、横浜~東京間を往復。このことが、風刺漫画『ジャパン・パンチ』に掲載。(明治元)
1869年7月30日、ノーフォーク・バイシクル (THE "NORFOLK" BICYCLE)は、イギリスの雑誌「英国のメカニック そして科学と芸術のミラー」1869 年 7 月 30 日号(「THE ENGLISH MECHANIC AND MIRROR OF SCIENCE AND ART」July 30, 1869)に掲載。ベルト・ドライブ方式の安全型自転車。
パリで、最初のサイクルショーが開かれ、パイプ・フレーム、泥除け、ワイヤー・スポーク、前輪ブレーキなどの新しい発明品が多数展示。
パリの時計製造人、ギルメとメイヤーの両人がチェーンを使って後輪を駆動させるセーフティー型自転車を造ったといわれる。(明治2)
1870年4月29日、竹内寅次郎、東京府へ自転車の製造及び販売の許可を出願。
この頃版行された多数の錦絵に自転車が描かれている。特に三輪車が多く、ラントン車の影響を思わせる。
イギリスのジェームズ・スターレーとウィリアム・ヒルマンは、アリエルというオーディナリー型自転車を製作。スターレーは、その後も自転車の発展に大きな業績を残し、”自転車の父”と呼ばれる。
8月、大阪布令に、自転車行人の妨害少なからざるに付き、途上運転を禁ず、とある。
普仏戦争のバルフール包囲戦で伝令に自転車を使用。 (明治3)
1871年8月20日付の横浜毎日新聞の外国商人輸出入欄に、自転車二ツ、とある。
9月30日、イタリア人のエミール・ヴィアレンゴ・ド・フォルヴィル、変速システムを備えた後輪駆動の女性用二輪車を発明し、フランスで特許取得。 (明治4)
1872年7月18日付の東京日々新聞、東京府の車税に、自転車一ケ月6銭7厘、とある。(明治5)
1878年3月、竹内寅次郎が、東京府へ大型自転車の製造・販売の許可を申請。(明治11)
1879年梶野仁之助、横浜蓬莱町で自転車製造所を開業。 (明治12)
1881年2月1日付の東京横浜毎日新聞にスターレー、サットン製造の三輪車、横浜ブラット商会の広告あり。
3月1日~6月30日、東京で第2回内国勧業博覧会を開催。自転車の出品者は鈴木三元、斎藤長太郎、坂口清之進。
10月、福島の鈴木三元、東京府へ新発明三元車の製造発売願書を提出。(明治14)
1883年宮武外骨、自転車に熱中する。 (明治16)
1884年オーストリア・ハンガリー帝国陸軍は、初めて自転車部隊を編制。(明治17)
1885年ジョン・ケンプ・スターレー(ジェームズの甥)は、初めて前後輪同径の自転車ローバー号を造る。セーフティー型の原型といえる。
フランス陸軍第87歩兵連隊のジェラール大尉は重さ14キロの折畳自転車を考案。 (明治18)
1886年アメリカの自転車世界一周旅行者、トーマス・スティーブンス来日。(明治19)
1887年アメリカのオバーマン・ホイール・カンパニーが、前輪にスプリング・フオーク(サスペンション装置)を取り付けたビクター号を開発。 (明治20)
1888年東京浅草の向山嘉代三郎、帝国自転車製造所を開業。
イギリスのジョン・ボイド・ダンロップ、空気入りタイヤの特許を取得。(明治21)
1889年2月、横浜高島町の梶野自転車製造所、オーディナリーの挿絵が入った広告を新聞に載せる。
11月5日、福沢桃介がアメリカからビクター号(セーフティー型自転車)を携えて帰朝。(明治22)
1890年4月1日~7月31日、東京上野で、第3回内国勧業博覧会を開催。自転車の出品者は、山崎治兵衛(製造者・梶野仁之助)、向山嘉代三郎。
『乗方指南 自転車利用論 完』金澤来蔵著 普及舎 明治23年9月14日発行 日本最初の自転車専門書(明治23)
1891年国友鉄砲鍛治師がダルマ自転車を製作。(明治24)
1892年逓信省(現郵政省)、自転車を初めて電報配達に使用。 10月、宇都宮で行われた陸軍特別大演習で、中島中尉が初めて自転車を使用。
11月、フランク・G・レンツが自転車世界一周旅行で来日。
北越新発田の刀匠がダルマ自転車を製作。(明治25)
1893年我国最初の自転車倶楽部、日本輪友会設立。クラブ誌”自転車”を発行。
明治23年頃から自転車の修理及び試作車を手掛けていた宮田栄助、本格的に自転車の製造販売を開始。
森村兄弟、東海道をサイクリング。
ダーズリー・ペダーセンは、独創性のある三角フレームの自転車を製作。イギリス軍はこれをボーア戦争で使用。 (明治26)
1894年日清戦争勃発(明治27年7月-明治28年4月)李氏朝鮮をめぐる日本と清国の戦争。 (明治27)
1895年4月1日から7月31日、京都で第4回内国勧業博覧会を開催。自転車の出品者は、宮田栄助、梶野仁之助、橋本峰松。
アニーロンドンデリーが自転車世界一周旅行で来日。
ファニー・ブロック・ワークマン婦人、夫のウイリアムと自転車でアトラス山脈を越えサハラ砂漠に至る。 (明治28)
1896年1月19日、日本に初めて登場したオートバイ、ドイツのヒルデブラント&ヴォルフミュラー(Hildebrand & Wolfmüller)、十文字商会の十文字信介が輸入し皇居前で試運転。
渡辺修二郎著『自転車術』が、少年園から発行。(明治29)
1899年1月2日、JWM紙(The Japan Weekly Mail)、明治29年12月26日に行われた国府津~横浜間のレース結果を掲載。
7月24日、時事新報、森田自転車製造所の国産自転車が清国へ初輸出。
11月6日、JWM紙(The Japan Weekly Mail)、NBC(Nippon Bicycle Club)と大日本双輪クラブの合同サイクリングを実施。
(明治30年)
1898年1月、自転車世界一周のジョン・フォースター・フレイザー、エドワード・ラン、S.A.ロウの三人が長崎に到着。
11月6日、上野不忍池で、内外連合自転車競走運動会開催。(明治31)
1899年1月20日、毎日新聞、全国自転車乗熟練家投票。
4月29日、JWM紙、NBCの藤沢ー国府津間自転車ロードレース。
4月、自転車乗用速成術 村松武一郎著 横浜内外商事週報社 発行。
(明治32年)
1900年2月1日~、東野学士の自転車旅行。雑誌「今世少年」第1巻第2号 春陽堂 6月20日発行。
6月、アメリカのシッド・ブラック一座、東京座などで自転車曲乗りを上演。
8月、初の自転車専門月刊誌『自転車』創刊。
8月、鶴田勝三、ボーンらは自転車で富士登山を決行。
義和団の乱勃発(1900年6月20日-1901年9月7日)日本軍は第五師団(約8000人)を派兵。 (明治33)
1901年10月、月刊誌『輪友』創刊。(明治34)
1902年1月30日、日英同盟締結。
4月21日、徳島輪友会員宮崎紀元太、日本全国自転車旅行に出発。
劇作家の松居松翁著『自転車全書』刊行。
中村春吉、自転車世界無銭旅行に出発。 (明治35)
1903年読売新聞に小杉天外の『魔風恋風』が連載。
静岡県掛川市の松平義一郎、自転車で日本一周に出発。  (明治36)
1904年日露戦争勃発(明治37年2月6日-明治38年9月5日)朝鮮半島及び満州南部でロシア軍と激戦。一部伝令などに自転車を使用。 (明治37)
1905年2月15日、雑誌 ”清輪”を創刊、清水卓編集 清輪社。
11月12日、東京有志聨合大競走会 不忍池畔にて開催。 (明治38)
1906年埴 亀齢(はにかめとし)、三輪車を製作。(明治39)
1907年5月、大阪~日光間千哩レース 大阪新報主催。
11月16日、時事新報、東京・小宮山長造、京都・砂田松次郎の一騎打ちは砂田の勝利。 (明治40)
1908年月刊誌『輪界』創刊。
石川商会解散。(明治41)
1910年三越百貨店、白塗りX型フレームの自転車を使い、メッセンジャーボーイを組織。(明治43)
1914年2月20日、大久保素公(25才)、自転車世界一周旅行へ。
8月、探検家の菅野力夫 自転車で第2回世界探検旅行へ。
第一次世界大戦が勃発。自転車・部品の輸入が激減。国産車の量産体制化が始まる。(大正3)
1915年宇佐川正輝、自転車世界一周旅行へ。
前輪にガソリンエンジンを取付けたAutopedがアメリカで発売。(大正4)
1916年大日本自転車(株)設立。東京業平橋の工場で、国産ラーヂを製造。(大正5)
1920年自転車税の減廃運動が高まる。(大正9)
1922年上野で開催された平和記念東京博覧会の余興で、米人オスカー・バブコップが自転車曲乗りを公演。(大正11)
1923年9月、関東大震災により、一府六県の自転車業界は大打撃を被る。渡辺承策著『自転車の経済と其活用』刊行。(大正12)
1926年6月、川室 競(かわむろ きそう)選手、ツール・ド・フランス(第20回)に日本人として初めて出場。(大正15)
1928年全国自転車保有台数500万台を突破。(昭和3)
1929年輸出組合法により、日本自転車輸出組合設立。 (昭和4)
1931年満州事変勃発(昭和6年9月18日-昭和8年5月31日)柳条湖事件に端を発し、関東軍により満州全土を占領。 (昭和6)
1932年日本自転車工業組合連合会(自工連)設立。 (昭和7)
1933年岡山県の三森義雅(74歳)は津山から東京まで自転車で旅行。
国益チェーン(株)、宮田、新家、丸石各社の出資により設立。(6年後に大同工業KKと改称)(昭和8)
1934年日本サイクル競技連盟を結成。(昭和9)
1935年4 月 23 日付の大阪朝日新聞の記事に陸奔車という木製自動車あり。 (昭和10)
1936年日本サイクル競技連盟、国際サイクリスト連合(UCI)に加盟。
第11回オリンピック・ベルリン大会開催。
スイス・チューリヒでの世界選手権で、出宮順一選手が7位と健闘。
日本学生自転車競技連盟の結成。(昭和11)
1937年6月19日、芝公園競技場で第1回学生自転車競技大会を開催。
機械輸出部門で、自転車・部品・付属品の実績がトップを占める。
日本学生自転車競技連盟は、日本サイクル競技連盟に包含され、日本自転車競技連盟が発足。
(昭和12)
1939年9月、初の本格的トラック競技場、大宮公園双輪場落成。 (昭和14)
1941年太平洋戦争始まる。
国家総動員法に基づく、機械鉄鋼製造工業整備要項により、1,348社の自転車・部品製造業は113社に統合。(昭和16)
1942年マレー、ジャワ作戦で、銀輪部隊が活躍。 (昭和17)
1945年第二次世界大戦が終り、一部で自転車生産を再開。 (昭和20)
1946年各地の自転車工場が、賠償管理工場に指定。
宮田製作所、フレーム・パイプの接合に、フラッシュ・バット(電気溶接)技法を実用化。(昭和21)
1947年軍需工場から自転車メーカーへの転換が相次ぐ(三菱重工津機器など10数社)。
三菱重工、ジュラルミン製の十字号を発売。(昭和22)
1948年8月、自転車競技法成立公布。社団法人自転車振興会連合会設立。
11月、九州小倉で、競輪が始まる。
ブリジストン自転車、ダイカスト工法によるフレーム製作の開発研究を開始。
自転車工業会設立。(昭和23)
1950年完成車の統制廃止。
朝鮮動乱が始まり、大手軍需工場の“転換メーカー”は、自転車業界から姿を消す。
外国製自転車の研究事業始まる。(昭和25)
1951年自転車工業会を改組し、日本自転車工業会として発足。
第1回アジア大会(インド)の自転車競技各種目で、日本選手活躍。
第1回秩父宮杯日米対抗自転車競技大会開催。(昭和26)
1952年東大理工学研究所で、自転車走行時の空気力学に関する風胴実験を実施。
第1回読売杯全日本プロ・サイクル・ロードレース開催。
国内の自転車保有台数1、200万台を突破。(昭和27)
1953年モーター・バイクの流行により、自転車メーカーも参入。
自転車用電縫鋼管の量産体制確立(東芝鋼管)。
日本自転車輸出組合設立。(昭和28)
1954年日本サイクリング協会設立。 (昭和29)
1956年第1回全国高校自転車道路競走中央大会開催。
車籍登録始まる。(昭和31)
1957年世界自転車競技選手権大会(プロ)に、日本競輪選手初参加。
日本自転車競技連盟(FJC)が設立し、国際自転車競技連盟(UCI)に加盟。
財団法人日本自転車産業調査会設立。(昭和32)
1958年自転車税撤廃。財団法人自転車技術研究所設立。
自転車タイヤ工業組合が発足。(昭和33)
1959年日本自転車工業協同組合連合会発足。 (昭和34)
1960年国内自転車生産量300万台を越える。
10月、イギリスのアレックス・モールトンがモールトン型自転車で特許を取得。 (昭和35)
1961年ブチル・チューブのタイヤが普及。
自転車技術研究所で、4本車輪締上機A2型完成。(昭和36)
1962年軽快車、子供車が主要生産車種となり、需要伸びる。 (昭和37)
1963年財団法人日本サイクリング協会(JCA)設立。
アメリカ向け自転車輸出、大幅に伸びる。(昭和38)
1964年財団法人自転車産業振興協会設立。
東京オリンピック開催、八王子地区でピスト・ロードの自転車競技を行う。
10月22日、大宮政志選手男子個人ロードで36位と健闘。(昭和39)
1965年財団法人日本サイクルスポーツセンター設立(CSC)。 (昭和40)
1966年自転車道路建設促進協議会が発足。
スポーツ車のブームにより、多段変速機付き自転車の生産急増。 (昭和41)
1967年神奈川県、平塚市と大磯町の間を流れる金目川沿いに、延長13、4kmの自転車専用道完成。
東京・科学技術館で、第1回サイクルショー開催。
全日本実業団自転車競技連盟設立。(昭和42)
1968年日本競輪学校、静岡県修善寺町に移転。
神宮外苑サイクリング・センター開設。
財団法人自転車道路協会設立。(昭和43)
1969年国内自転車生産量400万台を越える。ミニサイクルの伸び率急増。(昭和44)
1970年自転車道の整備等に関する法律、公布施行。 (昭和45)
1971年財団法人日本自転車普及協会設立。
アメリカでバイコロジー運動が提唱。
ロールスロイスの技術者であった英国のハリー・ビカートンは、ポータブル自転車を設計し販売する。 (昭和46)
1973年第1次オイルショックの影響により、自転車生産量941万台の新記録達成。 (昭和48)
1976年都市近郊の駅に放置自転車が多くなる。 (昭和51)
1977年世界選手権自転車競技大会(ベネズエラ)で、中野浩一がプロスプリントレースに初優勝。(昭和52)
1978年第1回全国高校選抜自転車競技大会開催。 (昭和53)
1979年自転車安全整備士、組立整備士制度発足。 (昭和54)
1980年自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律、制定。 (昭和55)
1981年5月を自転車月間と定め、諸行事を開催。
自転車文化センター開所。
6月1日、日本自転車史研究会発足。
8月20日、鳥取県米子市で日本初のトライアスロン大会となる、皆生トライアスロン '81を開催。 (昭和56)
1982年第1回国際サイクルロードレース大会が、東京と大阪で開催。
仙台でシティサイクルシステム(CCS)の実験が行われる。
マンテンバイクが流行始める。(昭和57)
1983年第1回国際デザイン・フェスティバルが大阪で開催。同会場では自転車の変遷を実車により展示紹介。(昭和58)
1984年3月、(財)自転車普及協会、自転車文化センターで、明治自転車文化展を開催。
オリンピック・ロスアンゼルス大会、男子スプリント競技で、坂本勉が銅メダルを獲得。 (昭和59)
1985年ブリジストン自転車、構造接着工法、開発。
国内でもトライアスロン競技が盛んになる。(昭和60)
1986年世界選手権自転車競技大会(アメリカ)で、中野浩一がプロスプリントレースに10連勝達成。(昭和61)
1987年日本最大規模のステージレース、“ツール・ド・北海道”開催。
10月、(財)自転車普及協会、自転車文化センターで、第1回ハンドメイドバイシクル展を開催。(昭和62)
1988年日本自転車競技連盟(FJC)が解散。(昭和63)
1989年サイクルスポーツカーニバルを東京ドームで開催。
ナゴヤで開催された世界デザイン博でオーディナリーによるレースが行われる。(平成元)
1990年世界選手権自転車競技大会が日本で開催(アジアで初めて)。
タンデムレースで高校生ペア(稲村・斎藤)が銀メダルを獲得。(平成2)
1991年アメリカ、オハイオ州フィンドレーで行われた第11回国際ベテラン自転車ラリーに日本から初参加。(平成3)
1992年財団法人シマノ・サイクル開発センターが開所。
2月、(財)自転車普及協会、自転車文化センターで、コンパクトサイクルフェア開催。 (平成4)
1993年4月7日、自転車基本法改正、防犯登録の義務付け等。
5月2日、日本自転車史研究会の自転車歴史資料館オープン。
11月1日、ヤマハ、電動アシスト付き自転車パスを開発。 (平成5)
1994年11月、(財)自転車普及協会、自転車文化センターで、アレックス・モールトン博士の 講演会とモールトン自転車の歴史展を開催。(平成6)
1995年阪神・淡路大震災で、切断された交通網に自転車が活躍。
7月1日からPL法(製造物責任法)が施行。
日本自転車輸出組合が解散。(平成7)
1996年6月、第83回ツール・ド・フランスに今中大介選手が出場。
7月、アトランタ・オリンピックで十文字貴信選手が千メートルタイムトライアルで銅メダル。
(平成8)
1997年4月20日、アースディ1997イン東京を開催、都内を自転車でパレード。
11月、シマノ自動変速機、快テック・オートDを開発。(平成9)
1998年ドイツの自転車史研究家、レッシング氏は、レオナルド・ダビンチが自転車を発明したとする説を否定。
運輸省は、地球温暖化の解決策の一環として電車に自転車の持ち込みができる制度を導入。
ナショナル自転車工業(株)は、世界最軽量のコンパクト車 トレンクルを発売。
9月5日、新潟県佐渡市で、アジア初のトライアスロン世界選手権開催。 (平成10)
1999年財)自転車産業振興協会の調査によると本年の輸入台数の総合計は4.263.367台で国産は5.590.578台。(平成11)
2000年(財)自転車産業振興協会の調査によると、本年は6月までで3.221.255台の輸入があり、国産車は2.640.847台。この結果、通年で輸入台数が国産台数を上回ることが確実。
”マビック”ブランドの競技用自転車部品を取扱うサロモン・アンド・テーラーメード社は7月からインターネットを使った商取引を開始。
8月、第11回国際自転車歴史会議が堺のシマノ本社で開催。
10月、ブリヂストンサイクルは英国ブラッドフォード市の高級自転車メーカー、アレックス・モールトン社と高級スポーツ自転車、ブリヂストン/モールトンBSM179、を共同開発。
東京北の丸の科学技術館に参加体験型自転車館 ”北の丸サイクル” がオープン。
横浜市MM21地区で初めてパークとサイクルの実験。(平成12)
2001年1月、自転車の温室効果ガスの排出量を環境省が調査したところ、一人が1㎞移動するのに排出される温室効果ガスは、自転車の場合約0.01kg、自動車はこの18倍。
日本自転車協会では、環境に優しい自転車に独自の基準を定め、今後 ”ハース(Hearth)” と呼び普及に努める。
8月、㈱シマノが、コンピューターによって自動的に自転車のギアチェンジとサスペンションを調節する『Di2』(Digital Integrated Intelligence)システムを開発。 (平成13)
2002年5月、自転車タクシー京都で快走、このタクシーを運営するのは環境共生都市推進協会(NPО法人)で地球温暖化防止京都議定書の採択をきっかけにスタートさせた。自転車はドイツのメーカーから10台購入。
8月、ヤマハ・ハイブリッドコミューター 、 ヤマハ発動機は、ガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド式自動二輪車を開発。
12月、電動立ち乗り二輪車(並列二輪)セグウェイ発売。 (平成14)
2003年7月、自転車に初めて乗ったのは日本人だった?ペダル式自転車が、享保17(1732)年に日本で誕生していたことを示す資料を、東京の研究家が分析し、模型を復元した。 (平成15)
2004年6月、自転車を利用することで大気汚染など公害を防止する運動を展開している ”取手バイコロジー運動推進協議会” は、茨城県取手市内の地図に自転車に関する情報などを盛り込んだ(2004年版サイクリングマップ取手)を作製した。 (平成16)
2005年7月、温室効果ガス排出抑止の国際条約 ”京都議定書” 発効で排ガス対策がより重要となる中、苫小牧市は、6月の環境月間に合わせ、職員にマイ・カー通勤の自粛を促す庁内運動、エコ通勤運動を始めた。
9月、村田製作所が超小型センサーで姿勢を制御して走る自転車ロボットを開発。 (平成17)
2006年7月、”A-bike” 、英国の発明家、サー・クライブ・シンクレア氏は、新型のフォールディングバイク(折りたたみ自転車)を開発。 (平成18)
2007年6月14日、道路交通法改正案、道路交通法の一部を改正する法律(平成19年法律第90号)が成立。この改正の目的のひとつに自転車の交通ルールを厳格化したことがあげられる。携帯電話の使用や傘差し運転禁止など。(平成19)
2008年1月4日、神奈川県は、自転車が走行しやすい道路のネットワーク化を計画。自転車にサイクリングロードと、道路幅がある車道や歩道を組み合わせて実現を図る予定。自転車が走りやすい道路や危険個所などを載せた自転車マップ作成や、車道や歩道には自転車の走行部分をカラー舗装するなど。
7月24日、警察庁は、条件付きで解禁されることになった3人乗り自転車について、強度や安定性の向上など6項目の安全要件を取りまとめ、自転車メーカー各社に通知。(平成20)
2009年3月18日、三洋電機は ”ソーラー駐輪場” を徳島県庁に建設。
3月26日から茅ヶ崎で ”サイクル&バスライド” の試験運行開始、路線バスの外部前面に自転車を2台積載。
7月26日、別府史之、新城幸也の両選手は、ツール・ド・フランスの第96回大会(7月4日~7月26日)で日本人選手として初めて完走。 (平成21)
2010年3月25日、世界選手権スクラッチで盛一大が3位。
5月30日、新城幸也選手はジロ・デ・イタリア(第93回)に出場。これでツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアの2大グランツールを初めて完走した日本人となる。
同日、京都でアースライド2010を実施、地球環境を守るためには自転車を活用することが重要。
10月3日、オーストラリアのメルボルンで開催された世界選手権自転車競技大会個人ロードレースで、新城幸也選手が9位と健闘。 (平成22)
2011年3月8日、広島県呉市豊町に中村春吉(明治35年に自転車世界一周旅行)の碑を建立。
5月30日、別府史之、ジロ・デ・イタリアを完走、これで2009年のツール・ド・フランスに続く2度目のグランツールを完走。
7月4日、自転車運転中に携帯電話を使用した女子高生が神奈川県道交法施行細則(画像注視)違反で摘発。5月1日の一部細則改正後初めて。
9月18-19日、2011トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会開催。
9月23日、神奈川県の茅ヶ崎館で ”貞奴とその時代の自転車展” 開催。 (平成23)
2012年7月1日、女子競輪復活 平塚競輪場で ”ガールズケイリン” としてスタート。
9月10日、東京都自転車対策懇談会、自転車のナンバープレート表示などを提言。
10月22日、ランス・アームストロング、ドーピングでツール7年連続総合優勝タイトル剥奪。 (平成24年)
2013年1月21日、東京地検、信号無視などを繰り返した自転車運転者を原則として罰金を求めて略式起訴方針。
2月14日、悪質自転車走行に講習会や罰則強化、道交法改正試案。
2月28日、越谷市で明治期に製作された三輪車発見。
3月25日、東京地裁、自転車部品の欠陥を認め、輸入元に約1億5000万円の賠償を命じる判決。
7月、ツール・ド・フランス100回記念大会 マイヨ・ジョーヌ(総合優勝)は、クリス・フルーム(イギリス)
10月26日、さいたまクリテリウムbyツール・ド・フランス開催。 (平成25年)
2014年3月21日、『Bicycle Design: An Illustrated History』英語版 Tony Hadland、Hans-Erhard Lessing(共著)を出版。
4月2日、自転車文化センター、東京・目黒駅前に新装オープン。
5月1日、”湘南平塚サイクルポリス”が発足。
5月3日、自転車博覧会 IN AOYAMA 5月3日~5月31日 伊藤忠青山アートスクエアで開催。
10月21日、兵庫県 自転車保険の加入義務化を検討。 (平成26年)
2015年2月18日、自転車世界選手権ポイントレースで上野みなみが2位。
3月18日、兵庫県、自転車保険を全国初の義務づけ。
㋄、add-e 小型のモーターを装着するだけで電動自転車になるアタッチメント オーストリア製。
10月24日、”さいたまクリテリウム” で別府史之選手が2位。
11月1日、開成町町制施行60周年を記念して、足柄ロングライドを開催。 (平成27年)
2016年7月7日、新城幸也選手、ツール・ド・フランスの第6ステージで敢闘賞を獲得。2012年以来2度目。
9月17日、World Human Powered Speed Challengeで世界最速の時速145kmを達成。
9月17日-11月27日、愛媛県立歴史文化博物で ”自転車ヒストリー 夢と希望をペダルに乗せて” 特別展開催。
9月29日、Uber Japan株式会社が東京でサービスを開始。 (平成28年)
2017年1月4日、フランスのロベール・マルシャン(105歳)1時間に22.5㎞を自転車で走り世界新記録達成。
2月1日、東京都の自転車安全利用条例が施行され、ヘルメットの着用や年に1度の安全点検を義務づけ。
7月23日、新城幸也選手、ツール・ド・フランスで完走、7回目。
12月2日、コンビニで自転車シェアリングサービスを開始。
12月20日、LINE、自転車のシェアリングサービスを開始。
12月23日、第1回自転車歴史コンファレンスがシマノ自転車博物館で開催。
(平成29年)
2018年3月2日、世界選手権、男子ケイリンで河端朋之が銀メダル。
4月12日、世界自転車デー、国連総会決議で毎年6月3日に決定。
7月1日、神奈川県、自転車賠償保険加入を義務化。
7月9日、セラミクスピード社(Ceramic Speed)がシャフトドライブ(DRIVEN)を発表。
7月21日、インドの古い寺院で自転車のレリーフを発見。
8月9日、東京五輪、自転車ロードレースのコースを組織委が発表。
8月23日、アジア競技大会2018、男子ロードレースで別府史之が銀メダル。
12月2日、(公財)シマノ・サイクル開発センター主催の第2回自転車歴史コンファレンスを神田駅前ビジネスセンターで開催。
(平成30年)
2019年1月10日、東京五輪、自転車ロードのボランティア募集。
2月23日、24日、2019年ハンドメイドバイシクル展を東京流通センターで開催。
7月21日、東京五輪、自転車ロード、テストイベント開催。
10月17日、ブリヂストンサイクル、パンクしない自転車の最新モデルをRATIO and Cで展示。
10月31日、ホープとロータス(Hope TechnologyとLotus Engineering)は、斬新的なデザインのトラック競技用自転車を発表。
(令和元年)
2020年1月11日、(公財)シマノ・サイクル開発センター主催の ”第3回日本自転車史コンファレンス” 静岡市役所で開催。
1月25日、26日、2020ハンドメイドバイシクル展を科学技術館で開催。
3月25日、新型コロナウイルスの世界的蔓延で本年開催の東京オリンピック・パラリンピック大会を1年延期。
11月25日、防災する自転車Ⅱを発売。 (令和2年)
2021年1月26日、一般社団法人ジャパンサイクルリーグ(Japan Cycle League、略称 JCL)設立。
2月9日、㈱シマノ、コロナ禍の自転車人気で増益。
2月9日、自転車雑誌などの(株)枻出版社、東京地裁へ民事再生法の適用を申請。
2月13日~3月21日、自転車文化センターで、オンラインハンドメイドバイシクル2021を開催。
2月19日、コロナ禍の自転車利用拡大で、自転車摘発25,000件超(昨年交通違反)。
2月28日、イタリアの古代遺跡ポンペイ近くで約2000年前の馬車を発掘。
3月21日、㈱シマノ、創業100周年を迎える。
4月30日、ホダカ㈱、90周年記念のニューマルキン号を100台限定で発売。
6月1日、日本自転車史研究会が創設40周年。
7月24日、東京オリンピックの自転車個人ロードレースでリチャル・カラパス(エクアドル)が金メダル、新城幸也選手が35位と健闘。
8月8日、東京オリンピックのオムニアム(自転車トラックレースの複合競技)で梶原悠未選手が銀メダル。
9月28日、電動キックボード、警視庁が安全指導を実施。
10月23日、コロナ禍で電動アシスト自転車のバッテリー盗難各地で相次ぐ。
10月24日、世界選手権の女子ケイリンで佐藤水菜が銀メダル。
10月26日、ホバーバイク、富士スピードウェイで実演飛行。
11月27日、”自転車の進化”(Evolution des Fahrrads)ドイツ語版 Hans-Erhard Lessing、Tony Hadland 共著を出版。
(令和3年)
2022年1月22日-23日、2022年ハンドメイドバイシクル展を科学技術館で開催。同会場で”東京自転車歴史研究フォーラムin HMB”も実施。
3月24日、シマノ自転車博物館記念誌(Bicycles Human Dreams)を発行。
3月25日、新しい「シマノ自転車博物館」が堺東駅前にオープン。
4月8日~9月25日、トリノ自動車博物館(MAUTO)で、「モトゥス・自動車前史」という企画展に陸奔舟車のレプリカを展示。
9月、「モトゥス 自動車の前史・Motus The prehistory of the automobile」発刊。
11月30日、ChatGPT公開。
12月4日、「東京自転車歴史フォーラム」を開催。1865年の三輪車写真など。
12月20日、改正道路交通法の施行期日に関する政令が閣議決定、2023年4月1日から全ての自転車利用者にヘルメットの着用が義務。
(令和4年)
2023年1月19日、警察庁、電動キックボード基準を満たせば自転車並みの扱い。
1月21日-22日、2023年ハンドメイドバイシクル展を科学技術館で開催。
2月、Microsoft社、対話型のBingのAIチャットをリリース。
3月21日、Googleが開発した会話型人工知能Bardをリリース。
4月1日、自転車のヘルメット着用、努力義務化始まる。
4月15日、16日、東京ビッグサイトで、CYCLE MODE TOKYO 2023を開催。
5月12日、「自転車の起源」1巻. 技術の進化 アルフレッド・アッツィーニ著を発刊。
5月13日~16日、第32回国際自転車歴史会議 (ICHC)はイタリアのクレモナで開催。
7月1日、一定の条件を満たした電動キックボードに限り、16歳以上は免許なしで利用可。
8月3日、自転車の交通違反に「青切符」 警察庁が反則金制度導入を検討。
8月21日、水素使った燃料電池の電動アシスト自転車、山梨で実験。
9月24日~10月25日、エリック・ナイトとマーク・ケネディ、137年前のトーマス・スティーブンスの長崎から横浜までの再現旅行を達成。
12月21日、警察庁、自転車にも「青切符」導入へ。
(令和5年)
2024年1月21日-22日、2024年ハンドメイドバイシクル展を科学技術館で開催。
2月8日、グーグル生成AIのBardがGeminiに変更。
3月3日、野口商会120周年記念カタログを発行。
3月4日、「ツール・ド・北海道」昨年の死亡事故を受け今年の大会開催を見送る。
3月5日、自転車にも「青切符」、道交法改正案を閣議決定。
4月2日~2025年3月23日、シマノ自転車博物館、特別展「古文書から紐解く 江戸時代に考案された自転車」展を開催。
4月6日-7日、CYCLE MODE TOKYO 2024 東京ビッグサイトで開催。
5月13日、OpenAIの最新AIモデル「GPT-4o(オー)」を発表。
5月17日、自転車の交通違反に青切符、改正道路交通法が成立。
5月17日~22日、第33回国際自転車歴史会議、ドイツのシュタット・ヴェーレンのトールハウスで開催。
5月19日~26日、UCI公認国際自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン2024」を開催。
5月25日、シマノ2023年度調査・分析期末発表会を開催。
5月26日、2024年ジロ・デ・イタリア、タデイ・ポガチャル (UAE Team Emirates) が総合優勝。
6月18日、「シュタイアー・ウェポンホイール:古い自転車の魅力」ヴァルター・ウルライヒ著(Das Steyr-Waffenrad: Der junge Zauber eines alten Rades、Walter Ulreich)を発刊。
7月21日、タデイ・ポガチャルが26年ぶりとなるジロ・ツールの「ダブルツール」を達成。
8月3日、パリ・オリンピックの個人ロードレースで日本代表の新城幸也は、56位と健闘。オリンピック出場は4回目。
8月30日、自転車のスマホ“ながら運転” 11月から法律で禁止、罰則科されることに。
9月18日~19日、自転車産業振興協会主催のJapan Bike Showが有明GYM-EXで開催。
10月16日~20日、デンマークで行われた2024年世界選手権トラックで山﨑賢人(ケイリン)、佐藤水菜(ケイリン)、窪木一茂(スクラッチ)が金メダル。
10月21日、新刊「サイクリングのパイオニア」マイケル・トゥーヒー著、The Cycling Pioneers Michael Toohey Publication Date: 21 October 2024 (令和6年)
2025年1月25日-26日、2025年ハンドメイドバイシクル展を科学技術館で開催。
1月27日、中国版生成AIのDeepSeekが話題になる。
2月19日、xAIが最新AIモデル「Grok 3」を発表。
2月19日、バイクシェアでドコモが自転車型の電動バイクを導入。
3月1日~2日、大阪府吹田市の万博記念公園で「サイクルモードライド大阪 2025」を開催。
3月15日、株式会社カワサキモータースジャパンは、「noslisu(ノスリス)」の2025年モデルを発売。
4月19日~20日、東京ビックサイトで「CYCLE MODE TOKYO 2025」を開催。
4月23日、自転車文化センターで「自転車の歴史展」開催。
4月24日、警察庁は、道路交通法の一部改正に伴い、自転車の交通違反に交通反則切符(青切符)を導入。2026年4月1日から施行。
5月15日、「Die Pioniere der Tour de France(ツール・ド・フランスの開拓者たち)」ジャック・シャンセル著を発売。
5月18日、堺国際クリテリウムレースを開催。
5月21日、Google AIモードの新機能を追加。
5月23日~25日、第34回 国際自転車歴史会議、フランスのラ・ショセ・サン・ヴィクトルで開催。
7月28日、ツール、ポガチャルは2年連続、4度目の総合優勝。
8月7日、最新モデル「ChatGPT-5」、1年3カ月ぶりに刷新。
8月14日、マシュー・リチャードソン、200mFTT(フライングタイムトライアル)で世界新記録となる8秒941を記録。
9月9日、米グーグル、AIモード検索、日本語で提供。
10月25日、トラック世界選手権の男子オムニアムで窪木一茂が銀メダル。
10月26日、UCIトラック世界選手権最終日の女子ケイリンで、佐藤水菜が金メダルを獲得。
(令和7年)
2026年1月24日-26日、2026年ハンドメイドバイシクル展(自転車文化センター主催)を科学技術館で開催。
2月5日、AI企業のAnthropicは、Claude Opus 4.6をリリース。
3月26日、「今と昔がわかる・道具のうつりかわり図鑑」が発刊。3巻に陸奔舟車の記事あり。
4月1日~、自転車の交通違反に「青切符」を導入。
4月21日~2027年3月21日、シマノ博物館特別展「自然素材を活かした自転車 その機能美と魅力」
4月25日~26日、「サイクルモード東京2026」が、東京ビッグサイトで開催。
5月16日~20日、第35回国際自転車史会議、インドネシア、クラテンで開催。
5月29日、AI画像生成「Nano Banana 2」を一般にも提供。
6月1日、日本自転車史研究会45周年。
6月10日、日本サイクリング協会代表ら逮捕、3千万円詐取容疑。
7月26日、ツール・ド・フランス2026閉幕、ポガチャルが総合優勝(通算5勝目)
9月1日、生活道路の法定速度が30km/hへ引き下げ。
(令和8年)

初編、1996年11月22日
最終更新日、2026年9月26日
日本自転車史研究会 大津幸雄 編

チャンピオン誌

 チャンピオン誌

この雑誌は、1906年6月1日発行のオランダのDe Kampioen(第23巻・第22号)の表紙。

発行元はANWB(Algemene Nederlandsche Wielrijdersbond)、「オランダ観光自転車連盟」。現在も存在するANWBは、当時すでに自転車旅行や観光を推進する全国組織として活動していた。


表紙

4頁

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ダンロップタイヤ
価格表
ポンチョ、ケープ、レギンス、
本物を製造するメーカーによって製造された。
ハンドルバーやフレーム間に取り付け可能な防水ケープバッグ。
サイクリストポンチョ
サイクリストケープ
前面はボタンで留めるようになっている。
ダンロップ・ニューマチックタイヤ株式会社
アムステルダム、カイゼル運河294番地

2026年9月25日金曜日

C.T.C. ガゼット

 C.T.C. ガゼット

第41巻第11号
1922年11月
The C.T.C. Gazette
NOVEMBER, 1922

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ペダルサイクル用は、最高のライトを求めるサイクリストのニーズを満たすように設計されています。
当社のオートバイ用ランプと同様の設計で、強力な光線を前方に投影する銀メッキミラーリフレクターが装備されており、ライダーの近くの道路の幅全体にも十分な光を照射します。ランプには通常の平型ブラケットを取り付けるための背面ソケットがあり、特にツーリングに適しています。
ジョセフ・ルーカス社(バーミンガム)

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2026年9月24日木曜日

ロンドン自転車クラブ会報 - 5

ロンドン自転車クラブ会報 - 5

第1巻 第5号
A・オジエ・ウォード編集
1878年4月25日(木)
目次
イースター
バース・ラン
ブラックホースからヘイワーズ・ホース、ブライトン、ホーシャム、オッカムまで
孤独な発見の旅
交換リスト
孤独なライド
イースター
ロンドン自転車クラブ会議
レース日程
ハンプトンコート会議
通信
通信員への通知

表紙

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1878年の注目自転車
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総代理店:T. A. スマイリー、ダルストン・ジャンクション、E. ・・・

2026年9月23日水曜日

ロンドン自転車クラブ会報-3

 ロンドン自転車クラブ会報-3

第1巻 第3号、A. オジエ・ウォード編集
1878年4月12日(金)
目次
自転車の乱用
自転車組合
年次報告
ハムステッドからの距離表
土曜日のランニング
ソロライド
オッカムへのクラブラン
レース日程
イースターラン
交換リスト
通信
通信への回答
通信への通知

自転車の乱用
ペチコートを着ている人も着ていない人も、年配の女性たちが「自転車を廃止すべきだ」と話しているのを耳にします。おそらく、私たちのスポーツや娯楽ほど悪評を受けているものはないでしょう。火のないところに煙は立たない、というのはこの場合にも確かに当てはまります。そこで、この素晴らしく有用な技術がなぜ不名誉な状態に陥ってしまったのか、その原因をこれから調べてみたいと思います。
歩行者の反対意見は主に次のとおりです。自転車は「音がしない」「人を怖がらせる」「スピードが速すぎる」「夕暮れ時には近づいてくるのが見えない」「子供にとって危険だ」。
馬を支持する人々は、「馬を怖がらせる」という一点のみを反対の根拠としており、これは深刻な苦情です。
自転車に乗る多くの人々のマナーが本来あるべき姿ではないことは紛れもない事実であり、人々はいつも「それは誰にとっても問題だ」と言うでしょう。
自転車の価格が安く、あらゆる階層の人々が購入できるようになったことを考えると、ライダーに適切な行動を教え込もうとしても、ほとんど意味がないと私たちは考えています。さらに、少なくとも大多数の会員にはそのような助言は必要ないというのが私たちの確固たる意見です。しかし、それでも、私たちの知る限り、注意が向けられていない点がいくつかあります。・・・

第1巻 第3号の表紙

2026年9月22日火曜日

水陸舟車

 水陸舟車

下の図は、清代の金石学者である馮雲鵬・馮雲鹓兄弟が編纂した金石学書『金石索』(石索)に収録されている、中国・後漢時代の武梁祠(山東省嘉祥県)の画像石(レリーフ)の摹画(模写図)。描かれている主題: 武梁祠(または武氏祠周辺)に見られる車馬や出行、歴史・神話の情景、あるいは『二十四孝』に関連する故事(閔子骞の御者姿など)の描写が含まれている。

輪郭を彫り沈めて人物や馬車、装飾を浮かび上がらせる、漢代特有の画像石の構図を再現。

「水陸舟車攻戦之事」とある。

金索6卷石索6卷 -9
1836年
国会図書館所蔵資料

2026年9月21日月曜日

サイクリングの理論と実践

サイクリングの理論と実践

 下の書籍は、1892年にフランスで出版されたルイ・ボードリー・ド・ソニエ(L. Baudry de Saunier)著の『Le Cyclisme théorique et pratique(サイクリングの理論と実践)』。

註、『Le Cyclisme théorique et pratique』(1892–1893)は、 自転車史研究において重要な基礎文献のひとつである。  


表紙

表題

挿絵
1820年頃にイギリスで描かれた、初期の自転車(ドライジーネやホビーホース)を風刺した「The New Invented Sociable」という風刺画。

2026年9月20日日曜日

「うつろ舟」原本特別展示

 「うつろ舟」原本特別展示

国立公文書館 東京本館(千代田区北の丸公園3-2)常設展示室で「うつろ舟」原本特別展開催中。
所蔵する資料の中から、「うつろ舟」に関するものを紹介。
期間 令和8年9月9日(水)~9月23日(水・祝)
※土日祝開館、月曜休館

展示資料、

①『沿海紀聞』

 「江戸名所図会(えどめいしょずえ)」等の地誌を著したことで知られる斎藤月岑(さいとうげっしん、1804~1878)が編んだとされる。その内容は、江戸時代後期から幕末の間に起きた、外国船の来航や漂着に関する記事。全40冊、外務省旧蔵。

②『弘賢随筆』
 幕臣の屋代弘賢(やしろひろかた、1758~1841)の手もとにあった雑稿を取りまとめたもの。その内容は、奇事異聞(不思議な出来事や変わった噂話)と簡単な考証などで構成されている。全60冊、内務省旧蔵。

その他

『改正甘露草』

『弘賢随筆』

『沿海紀聞』

ロンドン・自転車クラブ・会報 -2

ロンドン・自転車クラブ・会報 - 2

 1878年4月5日に発行された『ロンドン・自転車クラブ・会報(The London Bicycle Club Gazette)』第1巻第2号


第1巻第2号の表紙


自転車連盟
レース委員会の会議において、「アマチュア選手権大会は1878年5月11日にスタンフォード・ブリッジ・グラウンズで開催される」ことが決議された。距離は2マイルと25マイルで、それぞれの優勝者は長距離および短距離のアマチュアチャンピオンと呼ばれ、金メダルを授与される。

サリー自転車クラブの会合が、L.A.C.の4月のトーナメントというもう一つの重要な集まりと同じ日に設定されたのは、大変残念なことである。試合日程表を見ればわかるように、どちらも27日に開催され、当然ながらどちらも来場者の数に影響を受けるだろう。

2026年9月19日土曜日

自転車で南極へ

自転車で南極へ

イタリアの有名な冒険小説家エミリオ・サルガーリ(Emilio Salgari)が1895年に発表したSF・冒険小説『Al Polo Australe in velocipede(邦題訳:自転車で南極へ)』の初版(Paravia社発行)の表紙。

著者: エミリオ・サルガーリ(Emilio Salgari)

1895年発行

 あらすじ

物語は、アメリカ人の自転車乗り「ウィルキー(Wilkye)」と、イギリス人の兵器製造業者「リンダーマン(Linderman)」の2人が、どちらが先に南極点に到達できるかを競い合うことから始まる。

リンダーマンが従来の船や徒歩による堅実な探検を信頼するのに対し、ウィルキーは「特別に改造された動力付きの自転車(ヴェロシペード)」を使えば、最後の600マイルの氷原を走破して南極に到達できると主張する。

彼らはそれぞれの探検隊を率いて過酷な南極の自然や飢え、激しい悪天候に立ち向かいながら、前人未到の地を目指す。


表紙

2026年9月18日金曜日

ホイール・ワールド誌

 ホイール・ワールド誌

第1号、第1巻 1880年5月

THE WHEEL WORLD
No. 1., VOL. 1. MAY, 1880.

読者の皆様へ

私たちは、自転車競技に特化した新しい定期刊行物を、ライダーの皆様、そして一般のサイクリング愛好家の皆様にご紹介できることを大変嬉しく思っております。サイクリングの発展は驚異的です。男らしく、運動能力を要する競技として、これほど短期間でこれほどの発展を遂げたスポーツは他に類を見ません。イギリス、ニュージーランド、イギリスのどこへ行っても、自転車乗りを見かけることができます。ランドエンドからジョン・オ・グローツまで、大西洋からドイツまで、旅するライダーの曲がりくねった車輪の跡が道路や脇道に刻まれています。きちんとした服装をした彼の姿は、趣のある古い田舎町の静かな通りを走り、スノードンの急斜面を登り、あるいは「ロンドン・スーパー・メア」のおしゃれな遊歩道をのんびりと散策しているのが見られます。彼は決して場違いに見えません、地味な灰色、茶色、または濃紺の服装は仕事着のように見えるが、開放的で束縛のない生活は、独特の特徴である自由な立ち居振る舞いとたくましい態度を生み出します。宿屋の主人たちも、「あの逃避行の乗り物」に乗る旅行者が利益の源泉であることに徐々に気づき始めています。街道沿いの古い宿屋は蒸気機関の導入によって大きな打撃を受けました。駅馬車の時代には乗客は各停留所で休憩のために固形物または液体で休息をとっていたが、今では休憩なしで数時間で何マイルも走っていくからです。自転車ツーリングクラブなどの後援のもと、きらびやかな自転車で国中を駆け巡る何千人ものサイクリストたちは、かつての祝宴の席を徐々に埋めつつあり、あの「古き良き時代」を懐かしく思い出す。「厳粛で敬虔な貴族」たちは、道端の暖炉の周りで歌う陽気な自転車旅人の集団の中に、かつて「リトル・ワンダー」や「ライトニング・コーチ」から降りて、古くからある宿で夜を過ごし、旅疲れの陽気な旅人たちの集団との類似点を、かすかではあるが確かに見出すことができるでしょう。


表紙

2026年9月17日木曜日

自転車とサイクリング - 2

 自転車とサイクリング - 2

サイクリストのための必携ハンドブック
200点以上のイラスト入り
ルーサー・H・ポーター著
1892年発行

WHEELS AND WHEELING
AN INDISPENSABLE HANDBOOK FOR CYCLISTS
WITH OVER TWO HUNDRED ILLUSTRATIONS
BY LUTHER H. PORTER
1892

広告のページ

イギリス、コベントリーの「ザ・サイクリスト」誌は次のように述べています。
「空気入りタイヤとスプリングフレームを目にする機会が増えるほど、未来の完璧な自転車には両方が備わっているという私たちの考えは強まります。一方が他方を助けているのです。」

ランブラー自転車
最高級で最も豪華な自転車。
3種類のタイヤをご用意しています。クッションタイヤ、インフレーテッドクッションタイヤ、そして最高のタイヤであるG. & J.ニューマチックタイヤ。タイヤとスプリングフレームの組み合わせにより、最高の快適さと理想的なホイールを実現しています。
ゴーマリー&ジェフリー製造会社

カンザス州ウィチタの機械工学専門家、W. J. ハッチンズ氏は次のように書いています
「昨年の秋と今年の冬、私は購入を目的として、様々なメーカーのホイールの構造と原理について調査しました。私は体重が230ポンドとやや大柄なので、機械構造、素材、強度といった点を慎重に検討しました。調査の結果、ランブラーの機械構造には(優れた美しさ、ホイールの配置、フレームの製造方法に加えて)非常に多くの優れた点があることが分かり、市場で最高のホイールであり、私の体重を支えて信頼できる唯一のホイールであると確信しました。」

2026年9月16日水曜日

自転車とサイクリング

 自転車とサイクリング

サイクリストのための必携ハンドブック
200点以上のイラスト入り
ルーサー・H・ポーター著
1892年発行

WHEELS AND WHEELING
AN INDISPENSABLE HANDBOOK FOR CYCLISTS
WITH OVER TWO HUNDRED ILLUSTRATIONS
BY LUTHER H. PORTER
1892

表題

広告のページ

コベントリー・マシニスト社
創業32年
世界最古・最大の自転車メーカー
年間生産台数11万台
有名な*スウィフト*を製造しています。
シカゴ、マディソン通り11番地および13番地
ボストン、コロンバス通り239番地
世界31の主要都市にも拠点があります。
カタログをご請求ください。

オーディナリー・ライド

 オーディナリー・ライド

下はダルマ自転車関連のイベントポスター。

開催日:2026年9月19日(土)
集合場所:ロンドン平和パゴダ、バタシーパーク 午前9時 - 参加者集合
午前10時 - スタート
ロンドン中心部を巡る12マイルの風光明媚なルート
ビクトリア朝風の服装推奨
あらゆる種類の自転車歓迎!
ペニーファージングライダー歓迎!ビクトリア朝の華やかな一日を一緒に過ごしましょう

THE ORDINARY RIDE
A HISTORIC TOUR THROUGH LONDON'S ICONIC LANDMARKS
SATURDAY, 19TH SEPTEMBER 2026
MEETING POINT:
THE LONDON PEACE PAGODA, BATTERSEA PARK 9:00 AM - RIDER ASSEMBLYERS WELCOME! JOIN US FOR A DAY OF VICTORIAN SPLENDOUR

註、ポスターに記載されているイベントの集合場所は、イギリス・ロンドンのバタシー・パーク内にある「ロンドン平和パゴダ」。ペニー・ファージング(ダルマ自転車)をはじめとするあらゆる自転車でロンドンの歴史的なランドマークを巡るツアー。


イベントのポスター

2026年9月15日火曜日

自転車ニュース

自転車ニュース

1893年3月18日
BICYCLING NEWS.
MARCH 18TH, 1893.

穏やかな返答( SOFT ANSWER)
ポーガー(傲慢に):おい、大聖堂への道を教えてくれないか?
ラスティック:大聖堂への道だって?ゴールデン・ハローの方が君の得意分野だと思ったよ。

173頁

註、19世紀末のイギリスの自転車雑誌『Bicycling News』(1893年3月18日号)に掲載された、挿絵。
 「A Soft Answer」、 紳士風のサイクリスト(Pougher)と農夫風の人物(Rustic)のユーモラスな会話が添えられた、ビクトリア朝期の英国の街並みと自転車を描いた精緻なペン画である。
「穏やかな返答」
「おい、そこの者、カテドラルへの道を教えてくれないか」
という、かなり尊大な口調。
それに対して地元の男性が、
「カテドラルへの道だって? あんたなら“Golden Harrow”のほうが似合っていると思ったがね」
という皮肉を、
ここには、当時の自転車旅行者に対する地方の人々の見方が風刺されている。

2026年9月14日月曜日

C.T.C. ガゼット

 C.T.C. ガゼット

第41巻第11号

1922年11月

目次の頁

目次、
今月のノート、ポーツマス・ロード再訪
タンデム自転車でフランダースへ
放浪者の手記
自転車の最新ニュース
フリーホイールか固定ホイールか?
ツーリングノートと質問 
風の中のささやき
大陸横断の計画
通信
D.A.の活動
公式通知
D.A. ランズ
11月候補者

今月のメモ
ロンドンの街路を走るタクシーの恐怖
経験豊富なサイクリストなら、タクシーが最も思いやりに欠け、運転手のマナーが洗練されているとは言い難いことに同意するでしょう。ですから、公共心のあるサイクリストであるB・C・デューク氏が、進路を横切って危うく彼を轢きそうになり、さらに道を譲らなかったことで罵声を浴びせたタクシー運転手を訴えたことを称賛すべきだと感じています。これはよくあることで、通常は罰せられませんが、デューク氏はわざわざ加害者を訴え、加害者は先月、メリルボーンの治安判事であるラットクリフ・カズンズ氏の前に、暴言を吐いた罪で出廷しました。・・・

2026年9月13日日曜日

ホイール・ワールド誌

 ホイール・ワールド誌

第1号、第1巻 1880年5月
THE WHEEL WORLD
No. 1., VOL. 1. MAY, 1880.

ホイールワールド

自転車組合

団結を我々は支持する。

プロとレースをした自転車選手の地位に関する最近の論争を鑑み、オックスフォード大学陸上競技クラブ(OUAAC)とケンブリッジ大学陸上競技クラブ(CUAAC)は以下の宣言に合意しました。

オックスフォード大学陸上競技クラブとケンブリッジ大学陸上競技クラブは、アマチュアとプロの間の公開レースはどのような場合も望ましくないという強い意見を持ちながらも、いかなる賞も提供されないレースでプロと競う可能性のある者をアマチュアとして認めることを拒否しません。しかし、以下のいずれかの行為を行った者はアマチュアとは認めず、両クラブの規則に基づいて行われるすべての競技会への参加を拒否します。

(1)自身が何らかの賞をかけてプロと公開で競ったことがある者

(2)プロと競ったことがある者と何らかの賞をかけて公開で競ったことがある者

この決議は、自転車レースに関しては遡及しない。・・・


23頁

2026年9月12日土曜日

ホイール・ワールド誌

 ホイール・ワールド誌

第1号、第1巻 1880年5月
THE WHEEL WORLD
No. 1., VOL. 1. MAY, 1880.

自転車
トピックス
毎月、この見出しの下に、三輪車に関するニュースや寄稿記事を掲載するスペースを設けます。
昨年設立されたケンジントン三輪車クラブは、現在17名の会員を擁し、そのうち4名は女性です。
女性たちが三輪車に乗って現れると、歩行者の間で数え切れないほどの機知に富んだ言葉や驚きの声が上がりますが、侮辱的な発言は一切ないとのことです。
キリスト教徒は三輪車の乗り手に対して非常に配慮があり、自転車乗りが自身の経験から期待する以上に、十分なスペースを譲ってくれます。
三輪車は荷物運搬において明らかに有利です。先日、二人乗りのオープンカーに乗った若いカップルとすれ違いましたが、座席の後ろにかけられた重そうなバスケットを見て、思わず涎が出そうになりました。・・・

18頁

2026年9月11日金曜日

自轉車長途旅行

 自轉車長途旅行
久保鐵輪

近來自轉車の流行は、日に月に、非常なる勢である。八百八街と、昔より言傳へられたる、武藏野の此大市街、今は中々八百八町どころでない、此競爭大舞臺、至る所ベルの音を聞かざるはなし、此有様で、推行けば、爰十年もたてば、病人老者は、いざ知らず、苟も脛腰の、たつものは、皆斯界の友となり、腕車は變じて、自轉車となるだろう、時は是金なりとは、何人も知る、此タィムとマネーの經濟となり、おまけに、体育と快樂とを兼ねたる此自轉車を措て、彼の寒き日に、五體を包み、暑き日に、毋衣を掛け、自動し得ない、腕車の中に、鼻うごめかして、唯我獨尊を、気取る輩は、餘り感心の出がないことである。希くば自動的に活動してもらいたい。我輸友の常として、其操法の、熟するにつけて、近きは、上野公園、向 島、芝公園、遠きは、大森、川崎、横濱、大宮公園、千葉、鎌倉などなど、段々に遠乗して、我腕前は、如何にと試すが、先十友同一の、遣方であるが、其間の快楽は、中々言語や、筆紙に盡されね程の、ものであろうと思ふ、其度毎に、初は弱かりし體力も、自然遠きに、耐へらるる様になり乘方も次第に、巧者になり、鞍上人なく、鞍下車なし、と云ふ程になる、夫等につれて、高からぬ鼻も、俄造に、高くなり、岩谷天狗の鼻でさへ、迚も、追付どころのさわぎでない、・・・

23頁
自轉車 第36号
明治36年11月28日発行 快進社

2026年9月10日木曜日

これが陸奔舟車の駆動方式

 これが陸奔舟車の駆動方式

下の図の解説とその作図を見ると、正に陸奔舟車の駆動方式が一目瞭然である。

作図と解説はこの自転車に詳しい小池氏である。


今と昔がわかる
道具のうつりかわり図鑑
3-カメラ、船ほか
カルチャー・プロ編
2026年3月 初版第1刷発行
20頁

江戸時代
18世紀初頭、武蔵国(現在の埼玉県)の庄田門弥が「陸船車」(千里行車)という足踏み式の四輪車を発明。これに対抗して、1732年に彦根藩(現在の滋賀県)の蘭学者・平石久平次時光が、ペダルとハンドルの付いた二輪車に補助輪を付けた「陸奔舟車」を発明した。これは、現在の自転車に近い乗り物です。
古文書の図をもとにした陸奔舟車の復元図。ヨーロッパの自転車とは異なる、日本独自の発明です。

バイシクリング・タイムズ誌

 バイシクリング・タイムズ誌

バイシクリング・タイムズ・アンド・ツーリング・ガゼット
自転車関連のイベント、話題、発明、通信、および関連事項に関する独立した週刊誌
第 6 巻 第3号
1879年12月4日(木)

THE BICYCLING TIMES AND TOURING GAZETTE.
An Independent Weekly Record of Bicycling Events, Topics, Inventions, Communications, and Subjects of Collateral Interest.
VOL. VI. No. 3.
THURSDAY, DECEMBER 4, 1879.

社説

最近、「街の害獣」という見出しで当紙に掲載された多数の手紙は、良質な砂利道、アスファルト舗装、または木製舗装に恵まれた地域に出没する、いわゆる「蝶のように走り回るサイクリスト」について再び取り上げる理由となるでしょう。良質な道路がサイクリストにとって大きな魅力であることは十分に認めますし、一日中仕事をしている男性は、特に冬の短い日照時間の間は運動するのが非常に難しいことも認めます。また、夏にどれだけ運動をするかによって、冬に運動ができなくなると体調が悪くなるかどうかも気になるところです。いずれ、精力的な投機家が、電気照明などで十分に照らされた立派なトラックを整備し、冬場には自転車を保管できる部屋も設け、週に1、2回通うことで、筋肉と内臓の両方に必要な運動を楽しむことができるようになるでしょう。そうなれば、広場を猛スピードで走り回るライダーの言い訳はなくなります。それまでの間、私たちは、そう続ける人々に、注意が必要であることを強く訴えたいと思います。そのようなライダーは、道路の状態が良い場所にしか行きませんが、自転車乗りが良い道路に出ると、町で安全に走行できる速度をはるかに超える速度に達することがわかっています。・・・


表紙

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第6巻 第4号
1879年12月11日(木)

トーマス・スミス・アンド・サンズ
自転車用金具の特許取得者およびオリジナルメーカー
ランプシート

明治初期のヴェロシペード

 明治初期のヴェロシペード

下の画像は明治初期のヴェロシペードと思われるが、正確な年代は分からない。或いは乗車している人物の頭髪や服装などから判断して明治中期だろうか。キャプションにも明治中頃とあるから明治15年から20年ごろかもしれない。ただし三輪車の形状としては1860年代のヴェロシペードを彷彿させる。

このヴェロシペードは欧州から輸入されたか、あるいはそれを日本の職人が見よう見まねで模造した足踏みの後輪駆動式三輪車であり、前方はやや小さな操舵車輪が1つ、後方に大きな駆動車輪が2つ配置されている。後輪が大きく座席を包み込むような独特の形状でメテオ型やラントーン型、或いは「提督の物語」に登場する三輪車にも似ている。

乗っている男性は、和服を纏い、マゲを結っているか明治初期の髪型をしている。文明開化の象徴である「西洋の新しい乗り物」と「伝統的な日本の格好」が融合した、この時代ならではの象徴的な光景である。

当時は「湿板(しっぱん)写真」と呼ばれる技術が主流で、撮影には数秒間完全に静止している必要があり、この三輪車が偶然通りかかったわけではなく、「新奇な乗り物に乗っている姿を記録する」という明確な目的を持って、カメラの前で静止してポーズを取っていたと考えられる。

キャプションに「東海道柏原の松並木と富士」(明治の中頃)とあるが、「柏原」はどのあたりか、富士市柏原のことであろうか。松並木の間から、雪をかぶった富士山が遠景に見えている。


269頁 左上掲
「日本世相百年史」 2009年10月20日
初版第1刷発行
東京日日新聞社・サン写真新聞社

「提督の物語」(AN ADMIRAL'S YARNS)
 チャールズ・ホープ・ダンダス著 1922年発行
(An admiral's yarns by Dundas, Charles, 
of Dundas, Sir, 1859-Publication date 1922. 
18頁

以下は生成AIで修正
元の画像

ChatGPTで修正
頭髪は丁髷 後輪スポークに違和感

Claudeで修正
スポークが不自然 顔は鮮明

Gemini で彩色