2022年8月30日火曜日

ラントーン関係資料-6

 ラントーン関係資料-6

これもラントーン関係の資料、
「ザ・サイエンティフィック・アメリカン誌」1865年
The Scientific American、 1865

この記事の号数は調べていないが、前段の記事の中に1865年1月3日に特許を取得とあるので、2月号かも知れない。ページは194頁。

以下、ラントーンの部分を抄訳、

改良されたベロシペード
この発明は、乗客またはライダー自身によって推進される乗り物であり、手と腕によって操作され、レバーと足踏みにより駆動。レバーはクランク付き後部車軸に接続されている。
この車は、昔ながらのベロシペードを完全に置き換えるように設計されている。
それははるかに高い速度を達成し、簡単に制御できる。時速8~12マイルで走ることができると言われている。
この車は、イギリスで最初に発明され、その国で特許を取得。その後、アメリカでも特許を取得している。
各種のサイズとスタイルがあり、素材は錬鉄製で、若者や高齢者のために設計されている。
子供でも適応したサイズのマシンを操作し、補助なしで高速に推進することができる。
イギリスでは非常に人気があり、体のほとんどの筋肉を動かすので、この車の所有者は体育館のミニチュアとも呼んでいる。
1864 年 9 月 13 日、ジョゼフ・グットマン(Joseph Goodman)は、サイエンティフィック・アメリカン特許庁(Scientific American Patent Agency) を通じて米国で特許を取得し、そして、ニューヨークのシー・ピー・ボタン( C. P. Button) に譲渡した。詳細については、ブロードウェイ、192番地の J. R. ポメロイへ。
または、キャナル・ストリートの248 番地でワーキング・モデルを見ることができる。米国での特許製品を販売している。

The Scientific American、 1865

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