2026年2月23日月曜日

自轉車瓦版 第86号

 自轉車瓦版 第86号

昭和60年10月31日発行

★大阪で久々にダルマ自転車が売られているという広告(60.10.16朝日・夕刊)が載ったので、早速行ったところ、以前紹介した北区のお初天神宮境内で売られていたダルマ自転車であった。次に京都で明治中期?(売手は初期と云っている)30cm角の。 ボロボロの木棉布1枚を入手した。その布地の図柄は4種類の車が描かれており、1つは御所車他は、ダルマ自転車と三輪車のようであった。黒地に白で抜いてあり、着物地か布団地かは分らないが、御所車と重なっているところから判断すると、 高価なものと思われる。それから先般、探求を依頼した“自転車の科学”はカッパブックスではなく、ゴマブックスである。〔大阪、高橋 勇氏)

 ★この度、西ドイツ・ボン大学の日本文化研究所助教授のE・パウアー氏からお便りがあり、鉄砲鍛治と自転車製造との関係をしめす資料はないか、という依頼があった。そこで当研究会の資料の中から宮田及び堺の部品メーカー等の文献コピー約10点を先日航空便で送った。E・パウァー氏は1986年国際社会経済史学会で「日本の伝統技術と産業革命の関係(在来技術の役割)」というテーマで講演を頼まれでいるそうで、その講演の中で自転車と鉄砲製作技術との関係も扱いたいとのことであった。(会員諸兄において、これらに関する資料がありましたら、事務局までご連絡下さい)

★雑誌「Bicycle Club」11月号でアレックス・モールトンを特集している。内容は、モールトン小史といったところで、分りやすく解説されている。

“自転車の科学”
渡辺 茂 著
ゴマブックス 1974年発行