2022年7月7日木曜日

自転車関係資料-132

 自転車関係資料-132

この本は「自転車でアジアを横断」アレンとサフトレーベン著 1894年発行

(Across Asia on a Bicycle: The Journey of Two American Students from Constantinople to Peking、 by Thomas Gaskell Allen and  William Lewis Sachtleben)

この本も今では世界自転車旅行記の古典と云える。

残念ながら日本にも立ち寄っているのだが、その記述は見当たらない。おそらく船で横浜に寄港しただけで、そのまま直ぐにサンフランシスコへ向かったようである。

この本もPDF版を無償でダウンロード出来るので是非一度閲覧して欲しい一冊である。

表紙
ハードカバー天金装丁

このサインも貴重な当時の資料
古本に記入されたこのようなサインやメモは
その本の価値をあげるていると思う

次のように書いてあるのか?
アニーからジョン・フレイル(グレフェルド?)へ
ご多幸をお祈りします
1894年のクリスマス 

彼らの写真と表題

写真の部分を拡大

序文の左側にもメモが記入されている
このメモは何年頃に書かれたものか?

以下のように読める
ウィリアム・L・サフトレーベン、イリノイ州オールトン、1866年3月29日生まれ、
レンツの捜査遠征、1895年に担当。
フランク・G・レンツの事件を確認するためにアルメニアに派遣。
1894年5月に5人のクルド人によって殺害された、世界で最も凶悪な地へ。
(アウティング誌、1895年3月)
トーマス・G・アレン。 ライオンと太陽の輪の地で、アウティング誌。 1899年2月、P.467-471。

註、ことによるとこのメモ書きはアウティング誌の日付から判断して、1899年に記入された可能性あり。

旅程図