鳥人間コンテストに出てきそうな人力飛行機です。人類はあらゆる道具を利用して、大空に飛び立つことを考えていました。その一つが自転車の利用でした。
明治24年4月29日、日本人の二宮忠八は、玉虫型飛行器を発明し、香川県の丸亀練兵場で10メートルの飛行を成功させました。その12年後の明治36年(1903)12月17日に自転車店を営んでいたライト兄弟がライトフライヤー号を完成させ、ノースカロライナ州キティホークで世界初の有人動力飛行を成功させました。ライトフライヤー号には自転車のパーツが多数組み込まれていました。