ノーマン自転車
ノーマン自転車は日本であまり馴染みがないかもしれない。
以下はノーマンのカタログより
伝統ある自転車の紹介
NORMAN BICYCLEのすべてに息づく「クラフトマンシップの精神」こそ、私たちの誇りである。NORMANは、まさに力強さと職人技の伝統を受け継いだ自転車である。
当社の工場には最新の機械が完備されており、最高のエンジニアリングで製造され、すべての自転車に最新の設計と構造の特徴が組み込まれている。
このカタログを一目見れば、お客様の要望に細心の注意を払って対応していることを理解できる。私たちの唯一の目標は、NORMANの製造に誇りを感じるのと同じくらい、お客様にもNORMANを誇りに思っていただけるよう努めることである。
ノーマンサイクルズリミテッド アッシュフォード イングランド
ノーマンのカタログ
1950年
ライト・ロードスター
スタンダード・ロードスター
ノーマン・サイクルズのポスター
註、ノーマン・サイクルズは、イギリスのケント州アシュフォードにあった、自転車、オートバイ、モペットを製造していた企業。
同社は第一次世界大戦後まもなく、チャールズとフレッドのノーマン兄弟によってケント・プレーティング&エナメル社として設立され、アシュフォードのジェメット・ロード沿いの小さな作業所でフレームを製造していた。1920年代には、アシュフォードのヴィクトリア・ロードにあるより広い敷地に移転し、自転車の製造へと事業を拡大。
1935年、アシュフォードのビーバー・ロードに工場を建設し、社名をノーマン・サイクルズ・リミテッドに変更した。
最盛時には、生産台数は自転車5,000台、モペッド600台、オートバイ120台に達したと言われている。
アシュフォード工場は1961年に閉鎖された。