バックナンバー 119
ニュースレター(NEWSLETTER)NO.119
2001年10月15日作成 日本自転車史研究会
●トヨタコレクション展
豊田の産業技術記念館では、10月16日~12月2日まで、日本のモノづくりの源流と題し、同館が所蔵するコレクションを展示する。展示物のなかに三元車も含まれており、その注書きには、明治9年頃に鈴木三元によって製作された現存する最古の日本製自転車と思われるとある。
当研究会では発見当初から、この三輪車はイギリスのシンガー(1881年、明治14年)を模造したもので、 現存する最古の自転車でもないと主張している。
●港サイクリングクラブの会報誌
M.C.Cニュース第550号記念特別号を発刊。 同誌の100頁には中村博司氏の「日本の変速機の歴史」の 投稿記事がある。この記事は昨年の国際自転車歴史会議で中村氏が発表したものである。
●自転車でGO!!
昨年と今年にかけて新聞に掲載された、中村博司氏(シマノ自転車博物館事務局長)の記事を小冊子にまとめたものが発行された。
この小冊子を希望する会員は事務局にお申し込みください。送料実費にてお送りします。
同冊子には「自転車でGO!!(朝日新聞)」と「スポーツ健康学(日本経済新聞)」が収録されている。
●ためしてガッテン
NHK/TV(平成13年10月17日午後8時5分から放送)の「ためしてガッテン」で自転車を特集。 自転車のお得な乗り方として、自転車を効率よく乗る方法を紹介。 サドルの高さ、踏み込み時の足の角度は110度、空気圧、坂道での座りこぎと立ちこぎの併用など。
●第8回アレックス・モールトン・ミーティング
10月27日~28日、ショーン・モールトン氏を囲んでの懇親会、新たに開発されたAM-18の試乗会、皇居一周サイクリングなど。