2023年1月10日火曜日

シンガーの折畳式三輪車

 シンガーの折畳式三輪車

この資料は「発明の特許・仕様の要約」クラス136、ヴェロシペデス

期間 A.D. 1877-1883年。

ロンドン:特許庁販売窓口にて発行・販売 1894年発行 より。

「PATENTS FOR INVENTIONS.ABRIDGMENTS OF SPECIFICATIONS」

CLASS 136, VELOCIPEDES.

PERIOD A.D. 1877-83.

LONDON:PUBLISHED AND SOLD AT THE PATENT OFFICE SALE BRANCH 1894.

表題

89頁

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№3212 シンガー・G.  1881年7月22 日

折畳式三輪車 - 車輪 W、W が固定されているフレームワークの 2つの部分 K、K は、図のように折り畳めるように A の中央で接合されている横材 L、L によって接続される。

図 2はマシンの折畳状態。

折りたたむと、シートが車輪の上になる。

別の構成では、ピースKは垂直ではなく水平であり、クロスピースLは水平に折り畳まれ、ステアリングホイールは後部にあり、前部ジョイントAに固定され後部ジョイント内をスライドするチューブ上に保持される。 

A、前に移動し、折りたたんだときにマシンの長さを短くする。 この形式では、三輪車を折り畳むときにシートを取り外す必要がある。

ジョイント A はネジ Cで固定される。

クランク、アクスル、その他の取り外しが必要な部品は、旧仕様書第 2246 号、西暦 1881 年に記載されているように、または他の手段で分割することができる。 

場合によっては、代わりに単一ダブルフォールディングピース Lを使用することもあり、マシンを強化するために、垂直および水平フォールディングピースの組み合わせを使用することもできる。

ブレーキを両側の車輪に同時にかけることができるようにするために、ブレーキはそれぞれ、ハンドルを支えるチューブの突起に固定された軽量のフレームワークを通過するロッドで支えられる。

ロッドにはブレーキを操作するためのレバーも付いており、必要に応じてベアリングでさらにサポートすることもできる。

フレームワークはD形の鉄で作られている。

仮仕様書には、自転車の後輪や三輪車の小径車輪に、悪路走行時の衝撃を防ぐための取り付け方法が記載されている。

後部フォークは通常よりも短く、その下にはフォークにピボットされ、小さなホイールの軸ピンによって一緒に支えられた 2つの小さなレバーが取り付けられている。それらの上端は、フォークに固定されたスパイラル スプリングまたはインディア ラバー パッドの上にあることが望ましい。

または、フォークの端のボスに形成されたくぼみにスプリングが取り付けられ、ホイールの車軸を受け入れるアイボルトが取り付けられている。