「トゥキ」ヴェローチェ
これも「英国のメカニックと科学のミラー」誌の合本版 1869年8月13日号
「THE ENGLISH MECHANIC AND MIRROR OF SCIENCE」
Aug 13, 1869.
464頁
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「トゥキ」ヴェローチェ
THE "TOUQUI" VELOCE.
二輪車と三輪車のどちらが最も有用なマシンであるかについては未解決だが、私は後者のヴェロシペードの計画を同封する。
ショーマシンとしては自転車に匹敵するものはないが、バランスを維持したいということでは、クランクで直接駆動する方法になる。
自転車はこれを満たすが、急なカーブを曲がる際に転倒しがちである。
だが、次の方法で回避される。
後車軸は、ボルトと2つのディスク C によってバックボーンに接続される。 2つのガットライン A A と B B は、ガイド バーの右からバック アクスルの左に、またその逆に、上を通す。
バックボーンに固定されたシーブ、スプリングはスイベルポイントで運ばれる。 ガイドバーをどちらかの方向に引くと、後輪は前輪と同じ角度になる。これにより、カーブが形成され、いずれの車輪にも引きずりがなくなる。 同時に、脚を踏板と同じ位置に保つ。
ロッキングバーは手で動かすことができる。この場合、2本のロッドをフォーク (ソケットのすぐ下) にねじ込んでガットラインをとる。
アンリ・トゥキ(HENRI TOUQUI)