絵双六
これは絵双六の白黒コピーの一部、自転車のある部分を載せる。
自轉車 風をも厭ふ姫御前の風を切ってぞ走り行く。
令嬢と後からサイクリストが追いかけているように見える。
絵双六
明治39年1月1日発行
資料提供:斧 隆夫氏
絵双六(えすごろく)は、盤双六の影響を受けて発達した遊びで、紙に絵を描いてさいころを振って絵の上のマスの中にある駒を進めて上がりを目指すゲーム。江戸時代に始まり、明治、大正、昭和にかけて印刷物として大衆の間に広く流布した。
最近はあまり見かけない。主にお正月の子供の遊びで、雑誌の1月号の付録でもあった。
絵双六にはその時代を反映した様々のデザインがあった。