清輪 - 3
「清輪」第7号 清輪社 1905年9月15日発行
本誌顧問子爵 松井康義氏 號如連
松井 康義(まつい やすよし、1871年7月5日 - 1915年10月15日)は、旧川越藩藩主・松井松平家14代当主。
帝国陸軍では、ドイツで導入されていた自転車の軍事使用について研究、これを「慶應義塾自転車倶楽部」が聞きつけて演習に参加した。陸軍歩兵大尉・梅津元晴、歩兵曹長・古屋精造、歩兵曹長・江頭正治の3名が参加し予想以上の好成績を挙げた。
註、不鮮明だが写真をよく見ると、自転車はXフレームである。フォークもシートチューブも変わっている。舶来と思われるがメーカー名や銘柄は分からない。如連號も先に紹介した雷鳴號同様に愛称であろう。
松井康義 如連號
国会図書館所蔵資料