2023年5月31日水曜日

引き札 - 9

 引き札 - 9

これも白黒コピーの引き札、メリアス類一式、西洋手拭、ハンカチーフ製造販売

大阪市本町四丁目心斎橋通角 鶴岡商店

とある。

メリヤス(莫大小・目利安)とは、編み物(ニット)の古称。

自転車は2台描かれているが、1台は転倒している。落車しているのは外国人レーサーのように見える。


明治30年代後半
提供:斧 隆夫氏

メリアス、タオル商 鶴岡商店
「関西実業名鑑」 明治40年版
国会図書館所蔵

鶴岡茂助
「日本紳士録」 第8版 明治35年
国会図書館所蔵

2023年5月30日火曜日

ヴァン・インプ - 2

 ヴァン・インプ - 2

ルシアン・ヴァン・インプ選手の続き、「ミロワール・デュ・シクリズム」誌の1976年7月号 №220 より

参照 → ヴァン・インプ - 1(自転車関係資料 - 243)


ヨープ・ズートメルクとヴァン・インプ

ズートメルク(コーナーでテベネのグループを下から見ている)その隣のルシアン・ヴァン・インプの勇姿! その後、彼らはアルプの偉大な勝者となる。ズートメルクは2つのステージで優勝を果たし、ヴァン・インプはイエロージャージを獲得し、最終ゴールでもイエロージャージを着ていた。


勝利に向かって走るインプ

ミラースプリント誌を眺めるインプ


ルシアン・ヴァン・インプはオリンピックにも興味を持っている。
ミラースプリント誌、オリンピックのカラーガイドを眺めている。

インプが眺めている雑誌はこれ

ミラースプリント誌、 №1-オリンピックのカラーガイド/モントリオール1976


58、59頁
1976年のツール 結果
「ミロワール・デュ・シクリズム」誌の1976年7月号 №220

60頁


ツール・ド・フランス1976は、6月24日から7月18日まで、フランスと周辺国を舞台に全22ステージが行われた。この大会は、エディ・メルクスが出場できなかったことや、ラルプ・デュエズのコースが24年ぶりに復活したことなどが話題となった。最終的には、ベルギーのルシアン・バン・インプが総合優勝を果たし、オランダのヨープ・ズートメルクが4分14秒差で2位、フランスのレイモン・プリドールが12分8秒差で3位となった。ポイント賞は、8勝を挙げたフレディ・マルテンスが獲得し、山岳賞はジャンカルロ・ベリーニが、新人賞はエンリケ・マルティネス・エレディアがそれぞれ受賞した。

2023年5月29日月曜日

錦絵 - 8

 錦絵 - 8

この錦絵は劣化による傷みがひどく、触れるとすぐに破れる状態である。何とかスキャンできた。

伊勢名所 宮川橋より山田町を望む 外宮神苑勾玉池図 明治35年2月5日発行

自転車は橋の中央付近に2台描かれている。その後方には人力車も見える。


日本自転車史研究会所蔵


外宮勾玉池は、伊勢神宮の外宮の表参道にある人工池。この池は明治22年9月に財団法人神苑会によって造られたもので、池の形が勾玉に似ていることからその名がついた。池の周りには遊歩道や休憩所があり、池の中央には舞台が設置されている。舞台では年に数回、歌や舞や能などの公演が行われる。また、池の西側には菖蒲園があり、5月下旬から6月初旬にかけて色とりどりの花菖蒲が咲く。池の向こう側には茜社という神社があり、飲み水の神や蛭子の神を祀っている。外宮勾玉池は、外宮の見どころの一つであり、四季折々の自然や文化を楽しむことができる場所である。

2023年5月28日日曜日

記念の木製ヘッド

 記念の木製ヘッド

2000年にアメリカのマイクさんからプレゼントされた記念品の木製ヘッド。

シマノで開催された第11回国際自転車歴史会議の席上で、マイクさんに頼まれてわざわざ記念品を携えてきた参加者から受け取る。


ヘッドセットバッジ -LAW-賞品
下は制服用ボタン、1880 年代

ラペルボタン c.1896年

ヘッドの底
ラペルボタン c.1896年
アメリカン・ホイールメン・リーグ
ヘッドセットバッジ -LAW-賞品
マサチューセッツ州
制服のボタン、1880 年代

ザ・ホイールメンのマサチューセッツ州支部
のピンバッジ

堺で開催された第11回国際自転車歴史会議
記念のピンバッジ
2000年8月

2023年5月26日金曜日

引き札 - 8

 引き札 - 8

これも白黒コピーの引き札、薪炭醤油、石炭コークス販売 大原の村支店 

京都市猪熊通仏光寺上ル 中川商店

とある。

この絵をよく見ると十二支の自転車レースである。ウマは一番速い所為か観客の中にいる。

ヘビは自分の体を車輪にして走っているところが面白い。ニワトリとタツが競っている。その後方にはウサギが迫っている。サルはずるしてウシの尻尾をつかんでいる。最後尾はイノシシである。猪突猛進で速いはずだが?

ちょっと分からずらいが十二支全部が参加している。

この引き札の年代も明治30年代後半と思われる。

提供:斧 隆夫氏

2023年5月25日木曜日

スターの続き -51

 スターの続き -51

この「スターの続き」は50回で取り敢えず終了したが、その後また2、3資料がたまったので再開する。

今日の写真は先ほどホイールメンのメンバーがフェイスブックにUPしたもの。

スミスビルで開催されたミーテイングの様子。

アメリカン・スターが3台並ぶ
日本時間2023年5月25日午前5時、ティム・ヒメスさん投稿

スミスビル公園のビジターセンター

案内板

先ほどヤフオクで例のスターを探したが見当たらず。落札されたのか、それとも入札されなかったのかは不明。いずれにしても出品されていなかった。

2023年5月24日水曜日

引き札 - 7

 引き札 - 7

これも白黒コピーの引き札、播洲加古川の自転車商、楠本商店。

英国製、ハンバー、センター、ノートン、アライアンス

米国製、ピアス、スネル

欧米各国、自転車付属品並びに修繕

自転車 播州加古川 楠本商店

とある。

銘柄を見ると日英同盟以降の明治40年代前半と思われる。それまで主流であったピアスやスネルの米国車が英国車の次に紹介されている。

提供:斧 隆夫氏

1910年(明治43年)の神戸、橋本商会のカタログを見ると次のような銘柄車が載っている。
ハンバー、インペリアル、センター、ノートン、スターレー、ラピッド、アライアンス、スタンダード、プリティー、サンシャイン・ハンバー、東洋総代理店

橋本商会は、明治時代に神戸で自転車の販売と修理を行っていた自転車専門店。
当時の日本では、自転車はまだ珍しい乗り物であり、高価であったが、橋本商会は、海外から積極的に自転車を輸入し、その需要に応えていた。また、自転車の普及にも貢献し、神戸の自転車愛好家の集まりである自転車倶楽部も結成した。橋本商会は、明治期の自転車文化の先駆者として、神戸の歴史に名を残している。
余談だが、明治34年12月30日には、世界自転車無銭旅行者の中村春吉がこの橋本商店を尋ね、昼飯を御馳走になっている。

自転車商 橋本商会 店主、橋本治郎七
「関西実業名鑑」 明治40年版
国会図書館所蔵