東野の自転車旅行 - 5
雑誌「今世少年」第1巻第7号 春陽堂 1900年(明治33年)9月5日発行
日本全国 自転車旅行(五)東野学士
自転車旅行(五)の行程、
筑紫潟~不知火。
不知火とは、八代海や有明海で旧暦8月1日前後に現れる蜃気楼の一種である。風の弱い新月の夜などに、海の上に赤い火がゆらゆら揺れているように見えるのが特徴。
不知火の正体は、まだ解明されていない。地元の人々は、不知火は海底の龍が吐き出す火だとか、亡くなった人の霊が現れたものだなど、様々な伝説がある。
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