自転車の誕生
ニック・クレイトン著
「The Birth of the Bicycle」 by Nick Clayton 2016
以下はkindle版より
1840年頃、ダンフリーズ周辺ではレバー駆動式ホビーホースへの関心が一時的に高まった。おそらくジェームズ・チャータリスが発端で、ギャビン・ダルゼルやカークパトリック・マクミランも関わっていたと思われるが、彼らの作品は他では注目されず、自転車開発に影響を与えたと主張するのは非現実的である。トーマス・マッコールはマクミランの器械を記憶に基づいて複製したと主張し、グラスゴーで数台を販売したが、これはミショーの器械がグラスゴーに到着した後であり、彼の後輪駆動は前輪ペダル駆動よりも効率が悪かった。1869年製のマッコールの現存する唯一のホビーホースはロンドン科学博物館に所蔵されており、彼がずっと後に作った複製はダンフリーズ天文台にある。1890年代の排他的な風潮の中でジェームズ・ジョンソンがマクミランを公然と擁護したこと、そしてその神話が根強く残っていることから、残念ながら世界中のほとんどの自転車博物館は、それ相応した複製を展示せざるを得ない状況にある。(註、kindle版の頁:位置237)
表紙
