ワイズマンの安全自転車
これも「英国のメカニックそして科学と芸術のミラー」1869年7月16日号
「THE ENGLISH MECHANIC AND MIRROR OF SCIENCE AND ART」
July 16, 1869.
註、中央の自転車について紹介する。
一見どちらが前か分からないが、サドルとハンドルの位置を見れば、明らかに右側がフロントであることがわかる。そしてステアリングは後輪である。
386頁
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ワイズマンの安全自転車
WISEMAN'S SAFETY BICYCLE
私は自転車の製作の計画を進めている。そしてこの雑誌の補足編集のページを期待している。ちょうど271頁の「キルマーノックのバイシクル」のように。
そこに具現化されたアイデアのいくつかを盗用されることが予想される。したがって、私が送る計画は、すでに構築したマシンの改良版である。約2か月後にイラスト付きの説明と図画が掲載される。
スケッチは非常に単純なので、説明はほとんど必要ない。
したがって、このマシンがフランスの自転車よりも優れているという利点を簡単に列挙する。
前輪には横方向の動きがなく、腕に負担がかからない。回転中は足がフルパワーになる。
これは、はるかに簡単に習得できる。シートは、ライダーがスタート前に乗ることができるように配置されているため、リスクはない: 古いダンディホース・スタイルで、足を地面に置いてスタートができ、走っているときは足をクランクに乗せることができる。ライダーは下車せずに停止して友人とも握手することができる。
重心が非常に低いため、転倒の危険性はそれほど大きくなく、たとえ倒れてもそれほど深刻なダメージにはならない。フランスの自転車のようにブレーキが取り付けられている。
このヴェロシペードの重さはわずか44ポンドである。
トーマス・ワイズマン(THOS. WISEMAN)
271頁の「キルマーノックのバイシクル」
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