2009年2月20日金曜日

スラム

 自転車のパーツメーカーは、いまやシマノ一色の感があります。私が自転車を本格的に始めた頃は、覚えきれないほどのパーツメーカーが林立していました。国内でもシマノの他、マエダ、スギノ、サカエなどありました。三光社のパーツもまだ少し残っていた時期です。
 外国製でもカンパを筆頭にサンプレックス、ユーレー、マファック、ゼウスなどたくさの部品メーカーがありました。
 最近耳にするメーカーにスラムという名前があります。アメリカの部品メーカーで創業は新しく1987年です。2008年5月に開催されたジロ・デ・イタリアでは、このメーカーのレッドが総合優勝したアルベルト・コンタドールの自転車に使用されていました。スラムは、徐々に販路を拡大しているようです。
 自転車愛好家の楽しみの一つに、自分の気に入ったパーツで自転車を組むことがあります。最近はパーツの選択肢が狭くなってきていますので、その楽しみも少なくなりました。一部のマニア(オタク)の間では、クラッシック・パーツが高値で取引されています。ネットオークションなどでも、時々パーツ1個が数万円という金額で落札されることがあります。クラッシック・パーツの蒐集も楽しみの一つになっているのです。
 毎年、多摩川の関戸橋近くの河川敷で、フリーマーケットが行われています。このフリーマーケットは、八塚さんが創めたもので、既に10年以上続いています。私は最近このフリマには行っていませんが、珍しいパーツの掘出物もあり、人気があります。同好者のオフ会にも利用されているようです。