2009年2月28日土曜日

ダルマ自転車

 グーグルの画像検索で「ダルマ自転車」を眺めていましたら、気になる写真が目にとまりました。明治時代に製作したと思われる現存する国産ダルマ自転車は、殆んど見てきたつもりでしたが、この写真のものは初めてでした。特に注目した点は、ヘッド部のカール状の装飾です。これも唐草模様の一形態なのでしょうか。更にサドルを支える二重のスプリング状のステーです。これも先端などがカールしています。残念ながら後輪のリムと鉄輪は欠落していますが、全般的に見て明治20年頃の国産ダルマ自転車の特徴を残しています。実物を見ていないのでなんともいえませんが、細部のどこかには何か刻印のようなものがあるかも知れません。
 この自転車がある場所は、宮城県名取市サイクルスポーツセンターです。このセンターの入口付近にあるとのことです。