昭和初期の金文字看板です。金文字看板はよく薬屋のものが多いですが、たまに自転車のものもオークションに出てきます。
琺瑯看板も最近は殆んど見なくなりましたが、地方の旧街道などを走りますと、まだ小屋の板壁などに琺瑯看板を見ることができます。
ライコー自転車はどこのメーカーが製造した銘柄なのか分かりませんが、ライコーとは源頼光(みなもとの・よりみつ 948-1021)のことで、「らいこう」とも呼ばれていました。平安中期の武将で、大江山の酒呑童子をはじめ、土蜘蛛退治の伝説や鬼、妖怪、盗賊を征伐した武勇伝はよく知られています。