2023年8月14日月曜日

ファーフラーの車椅子

 ファーフラーの車椅子

ナショナルジオグラフィック日本版サイトに、車椅子の歴史、「車輪付きの家具」から世界を広げる乗り物へ(2023年8月12日)

の記事が掲載され、ステファン・ファーフラーのことが以下のように書いてある。

自走式の車椅子が登場したのは1655年のことだ。幼少時の事故で両脚の機能を失った時計職人のステファン・ファーフラーがドイツ、ニュルンベルクの教会に通うためにつくった。ファーフラーの発明品は、現代のリカンベント(あおむけに寝た姿勢で乗る自転車)に似ており、手回しクランクを使って前進する仕組みだった。今では、これが三輪車の先駆けと考えられているが、ユニークな発明は当時、自家動力の車輪付き乗り物の可能性を示していた。

ファーフラーの三輪車
ペダルクランクと前輪の歯車が連動
三輪車や自転車の元祖とも云われている
「自転車とサイクリスト」
ヴィルヘルム・ウルフ著 1890年発行