あるサイクリストのメモ
1969年5月19日(月)曇り時々晴 16時現在の気温24.4度
自転車で丹沢の大山へ。
午前10時ごろ茅ケ崎の自宅を出発。寒川の三菱キャタピラー工場を通過。神川橋から相模川を渡る。平塚から厚木に向かう道路を北上する。小田原・厚木線を越える。伊勢原の向上幼稚園を通過。大山街道と日向薬師道の分岐点に到着。スルガ銀行文書センターを通過して、鈴川(大山川)に沿って登って行く。追分で自転車を降り、男坂経由で登山道を登る。阿夫利神社下社で1時間ほど休憩(12時~13時)。冷たい湧水をたらふく飲む。疲れたので頂上行きは諦める。次回の機会に挑戦することにする。女坂を下降開始。ウグイスの鳴き声が聞こえてくる。大山寺の不動尊に寄る。記念に青いイロハモミジの葉を1枚拾う。一夜にして弘法大師が爪で彫ったと伝えられる石仏を見る(爪剪り地蔵)。追分到着。自転車に跨り大山街道を下る。帰路は楽であった。あっという間に伊勢原に到着。途中、太田道灌菩提寺に寄る。高部屋神社を過ぎ、「よろずや」と云う食堂で遅い昼食をとる。排気ガスの道路を避けながらなるべく脇道や旧道を通って帰る。自宅着16時であった。
大山寺で拾ったモミジの葉
註、この日に乗った自転車は今となっては忘れたが、たぶん宮田の実用車タイプの軽快車である。
この日のニュース、アポロ10号打ち上げ。
搭乗員