平石久平次関連 - 8
図説天文講座 第8巻 山本一清 編 恒星社厚生閣 1950年(昭和25年)8月10日再版
吉宗と「寶曆甲戌曆」
吉宗は延享元年(西暦一七四四年)に西川如見の子正休等を招いて貞享曆の改正を命じ、京都の安部、幸徳井諸家等と交渉を重ねて、遂には寶曆甲戌曆を制定した。當時、京都の天文博士のためには彦根の篤學者平石時光が大に観測と研究に力を盡したのであつて、甲戌曆は全く京都と江戸との合作になるものである。
寶曆暦は四十二年間行はれた。
27頁 寛政曆 寛政9年
図説天文講座 第8巻
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