2026年8月2日日曜日

2003年産業考古学会総会

 2003年産業考古学会総会

以下の論文は自転車関連、

彦根藩士自転車を発明する
1728~1732年のわが国における自転車の発明
THE INVENTION OF CYCLES BY JAPAN (1728~1732) years
梶原 利夫
TOSIO KAJIWARA
1、はじめに
従来自転車の発明はヨーロッパに於いて発明されたというのが一般的な通説である。だが世界の自転車史を書き替えるに値する史料として、彦根市立図書館所蔵、平石家文書「新製陸舟奔車之記」によって、ペダル・クランク機構の自転車の発明が、フランス人のミショーよりも129年前に発明されたことが明らかになった。
この文書は彦根藩士、平石久平次時光(1696~1771) の遺著であり久平次時光死後、二十年忌に菩提寺長松院(彦根市一番町) に三重の鉄塔を建立して中に八角形桐製の桶(風呂桶ほどの大きさ)に書類.524冊、曆200冊書付類 606点と供に密封されていたが、大正3年12代目の子孫によって開封され、 書籍類の大部分 724 冊は横浜の平石家へ持ち帰り図書館の建設を企画中、関東大震災にあい持ち帰った部分は焼失した。だが幸運にも「新製陸舟奔車之記」は焼失をまぬがれ、昭和8年彦根町史編纂委員の要請により再び取出され彦根町立図書館に保管されていたが、昭和44年に「平石家文書」606点に分類整理され『郷土史料目録第5集』が刊行された。「新製陸舟奔車之記」は測地の部に整理番号 492で収録されている。・・・

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資料提供:梶原 利夫氏

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