2022年9月1日木曜日

自転車関係資料-179

 自転車関係資料-179

この資料も「サイエンティフィック・アメリカン誌」1869年3月27日

Scientific・American、March 27, 1869.

一部抄訳、
改良された三輪ベロシペード
現在非常に人気がある足で駆動するベロシペードに対してある医師が強く反論している。その理由は、下肢に負担をかけるとヘルニアなどを引き起こす傾向があると云う。
しかし、我々はこの反論の根拠を疑問視している。
図画にある乗り物は、手と腕によってのみ推進され、足は単にマシンを方向転換する際だけ動かす。
前輪、または駆動輪は、直径約 4 フィートであるが、任意のサイズでも製作可能である。
時速 25 マイルで走ることが出来るとも言っている。このホイールはアーチ型のフォークに保持され、その端は車軸に接続されている。
ライダーは、フレームに取り付けられたサドルに座る。
ライダーの真正面にはバーがあり、両端にハンド・クランクが付いている。そこからロッドを介して駆動ホイールに連動している。
これらのクランクは直角に配置され、クランクがどの位置にあってもマシンを静止状態から動かすことができる。

註、この説明では良く分からないが、下の図を見れば一目瞭然である。

Samuels' Patent Hand Crank Velocipede
200頁
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ハンド・クランク・ベロシペード
サミュエルの特許

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