2022年9月20日火曜日

ラントーン関係資料-10

 ラントーン関係資料-10

「1877-80 年の自転車(と三輪車)」ハリー・ヒューイット・グリフィン著 1885年発行 

Bicycles (and tricycles)  of the year 1877-80

by Harry Hewitt Griffin.

ラントーンの部分を抄訳、

年配のライダーは、腕と脚の両方で使用されたラントーンと呼ばれる1869 年に人気のあった三輪車 (C. P. ボタン社製、143、チープサイド、E.C.) を覚えているかもしれない。 それは現在でも記憶にある。時間の経過とともに改良された。 アームレバーはシングルまたはダブルのいずれかで、前者が一般的なシステムである。 ハンドルは、フレームの内側からの突起部 (車軸の前約 19 インチ) に蝶番で固定されており、その下端にはロッド (22 インチ) が蝶番で固定されている。 次に、ロッドは力を加える目的で、別の曲がりのある車軸の周りに留められている。 この構造では死点がなく、片方または両方の腕でフルパワーを出すことができる。 右はステアリングに使用できるため、アームレバーはシングルが望ましい。ハンドレバーとその接続部はいつでも取り外すことができる (どちらかまたは両方)。そして、マシンは通常のレバーになる。 左(固定)ハンドルのすぐ下に小さなブレーキレバーがあり、指で簡単につかむことができ、ロッドを使って地面を引きずる。 ハンド レバーのないマシンの価格は 16.10 ポンド。レバー 1つは、17.17ポンド。両方は18.18ポンド。重量は最初のケースでは 94ポンド、1つで、100ポンド強。そして2つは約106ポンド。摩擦が多く発生する部分に最適なローラーベアリングを採用。

94頁
図6はレバー三輪車
ラントーンの図は無し

95頁
図7はツー・トラック・スイング・レバー三輪車