下の図は特許出願の仕様書に添付されている明細図である。
自転車の車体はビクターだが、この特許は駆動機構の改良である。
米国特許庁、
コネチカット州ブリッジポート出身のチャールズ・D・ライス。
自転車
1890年4月8日付けの特許状 No. 425.390 仕様の一部。
1890年2月6日に特許出願、通し番号 839.474。 (モデルなし)
(一部抄訳)
関係するすべての人へ、
私は、チャールズ・D・ライス、コネチカット州フェアフィールド郡ブリッジポートに居住。自転車の駆動機構の新しい改良を発明した。
ここに、本発明の完全で明確かつ正確な説明であることを宣言する。
私の発明は、マシンの走行中の変化を軽減するための駆動プーリーを自動的に調整するための装置である。
自転車用にシンプルで耐久性があり、安価な駆動メカニズムを提供することを目的としている。これまでよりも荒れた路面でもはるかに高いスピードを得ることができ、また同時に自動的に速度を調整する。
山登りや荒れた道路での走行には、これまでに製造されたどのマシンよりもはるかに大きなパワーを得ることができる。
これらの結果は、ベルトに関連した動力を伝達するために、自動調整駆動プーリーを使用することによって達成される。・・・