スティーブンス関連資料
この資料は「英和商売用会話」 第1編 第15版 富田源太郎 著 丸善 大正8年1月7日発行(初版、明治19年7月9日)
スティーブンスは日本旅行の際に「マレーのハンドブック」を携行したことはわかっているが、おそらくこの本も彼のカバンの中に入っていたはずである。
表題
国会図書館所蔵
証言(利用者の声)
スティーブンスの賛辞を拡大
この辞書は非常にコンパクトで役に立つだろう。
手元に置くことで、いつでも自分のことを理解してもらうことができ、通訳の助けを借りずに自分の事柄を把握することができる。
トーマス・スティーブンス、自転車旅行者 1886年12月10日
富田源太郎について
明治時代に活躍した富田源太郎は、商人、政治家、教育者、ジャーナリストなど多方面で才能を発揮した人物である。横浜の外国商館の番頭をしていた伯父の富田砂筵のもとで育った。そこで英語を習得し、横浜商法学校に入学した。在学中には『英和商売用会話』や『米国行独案内・一名桑港事情』などの著書を出版した。
スティーブンスが携行した
「マレーのハンドブック」
1884年版