自転車歴史資料館
この資料館の開設時の写真が出てきたので、紹介する。
あれから既に30年が経過している。現在は閉館していて、殆どの実車を含めた資料はシマノ博物館へ行っている。
当時の日本自転車史研究会の会報「自轉車」70号 1993年5月15日発行には、次のようにある。
☆自転車歴史資料館オープン
当研究会の事務局と資料館を兼ねた建物がこの程完成し、 5月2日にオープンした。 建物の名称は、 『ヴェテラン・バイシクル・クラブ」。
規模は、 木造2階建て、延べ面積、33.04㎡とコンパクトだが、 1階が図書室、2階がクラシック自転車の展示室と会議室からなっている。 蔵書数は、自転車関係で約 5.000冊。 展示自転車としては、リンゲ・ボーンシェーカーをはじめ、 クリーブランド、 三菱十字号、 ビーカトンなど。
開館日は、 土曜日と日曜日のみ。 利用時間は10:00-15:00 予約制。
2階がクラシック自転車の展示室
リンゲ・ボーンシェーカーなど
1993年5月2日撮影
ルジュン・ロードレーサーとチネリ・ピスト
十字号とクリーブランド
1階の図書室
資料館の看板