2021年4月12日月曜日

水谷自転車

 水谷自転車

昨日、自転車で近くのドラッグストアへ買い物に行った。店の駐輪場に自転車を止め、買い物を終えて戻ると、1台のクラシック自転車が目に留まる。よく見ると懐かしい水谷輪業の実用車である。

少しこの駐輪場で待っていると、この自転車のオーナーらしき男性が現れた。早速、声をかけ写真を撮らせてもらう。この自転車について、色々と聞いたところ、何でも父親が乗っていた自転車であるという。この方も70代後半というから、この自転車の年齢も大体想像がつく、何れにしても親子二代で乗っているとは驚きである。昨今、自転車の放置や使い捨てを思うと、素晴らしいことである。

話の中で更に家にはあと2台古い自転車があるという。近くなので見に来ないかということになり、その自転車の後について行く。5分ほどでその男性の自宅に到着。いままでこの家の近くを何回も通っていたが、まさかこのような自転車が3台もあるとは気が付かなかった。世間はやはり広い。

わざわざかぶせてあった保護シートをめくり、2台の自転車をじっくりと見せてくれた。
聞けばオートバイと自転車が趣味とのこと。

これを機に意外な場所で知り合いになることができた。

ミズタニ自転車株式会社の略歴 

1924(大正13年) 初代水谷定吉が水谷商店の名称にて自転車及び部品の製造及び卸売業を創業。

1947(昭和22年) 終戦後、水谷正一元会長が水谷輪業社を創立。

1970(昭和45年) 足立区の現在地に本社を移転。

1971(昭和46年) 北米向けスポーツ車輸出開始。

1973(昭和48年) 社名をミズタニ自転車株式会社に変更。

1987(昭和62年) 一般車製造を中止。高級車・部品取扱輸入卸業に転換。

1990(平成2年) アメリカからMTBフォーク等の部品輸入卸販売開始。

1996(平成8年) ドイツR&M社デザインのBD-1販売開始。

1997(平成9年) イギリスBrompton社の台湾生産品輸入販売開始。

2003(平成15年) (株)シマノ国内販売代理店となる。イギリス製Brompton自転車の輸入総代理店となる。

2004(平成16年) 倉庫機能を本社から足立区千住の営業倉庫に移転する。ドイツ コンチネンタルタイヤAGの自転車タイヤ輸入 総代理店となる。

2009(平成21年) 業界に先駆けてインターネット利用のWeb 受注システム稼働を開始。

2011(平成23年) 名古屋支店を開設。

2014(平成26年) 物流業務を富士物流(東京都江東区)に移転、集約。本格的な物流システムを構築する。

2015(平成27年) 西日本地区の業容拡大に伴い大阪支店を阿倍野に移転。

2019(平成31年) スポーツバイクRIDLEYの輸入総代理店となる。

以上の略歴は同社のWEBサイトより

ドラッグストア前の水谷自転車
昭和30年代

水谷輪業株式会社とある

風切り

マッドガードのマーク

自転車オートバイと奥はブリヂストン自転車

BSモーター
昭和20年代