2026年5月10日日曜日

自轉車瓦版 第110号

 自轉車瓦版 第110号

昭和62年9月25日発行

☆長い間休刊していました、自轉車瓦版を本号より再刊いたします。

まる一年半以上の空白がありましたので、既に忘れた方もおられると思いますが、この自轉車瓦版は、 昭和60年3月20日創刊され、 昭和61年2月19日まで刊行されました。号数としては、第109号まで発行されました。

この程ワープロを導入しましたので、読み易い紙面で再登場と言うことになりました。

☆この瓦版は、1ヵ月に1回以上情報等の提供がある会員との連絡用(メモ)として使用しております。従いまして、全会員には配布されませんのでご了承下さい。

当研究会のコミュニケーションの中心はあくまでも会報「自轉車」ですから、瓦版で扱った重要な情報等は総べて会報誌上にて再度取り上げます。

なお、瓦版のバックナンバーを希望される会員は葉書(送料は実費)でご依頼下さい。

☆先般、自転車文化センターから錦絵のコピーをいただきました。 探景の東京小網町鎧橋通り吾妻亭や芳虎の東京二本橋風景等が入っていました。このコピーは、「錦絵 幕末明治の歴史」講談社刊からのもので、他にも自転車が載っている錦絵がありました。

錦絵は、美術品としても貴重な遺産でありますが、我々自転車史を研究する者にとっても重要な資料でもあります。

今後の課題として、これら錦絵に現れた自転車を一つ一つ解明していき、体系づけていくことではないでしょうか。

☆当会員の岩立氏から、ドライジ一ネ型の自転車が写っているコピーをいただきました。このコピーは、雑誌「モーター」 (大正9年 11月発行第88号)から撮ったもので、説明には次のように書いてあります。

「この写真中に見える二輪車は世界最初の自転車にして何人が作ったか製作者は不明であるが1720年時代に製作されたることだけは明らかである。現にフランスのバーヤータン・クラマンテン博物館に珍物として蔵してある。」

1720年は、疑問ですが、かなり古いことは確かでしょう。

東京小網町鎧橋通吾妻亭
井上探景
明治21年(1888)

雑誌「モーター」(大正9年11月号 第88号)
の表紙に掲載