これは大正14年1月23日付けの見積書兼領収書のようです。
28吋のチューブ、ラーヂペダル、ラーヂ・二ツ山リム、ラーヂ左クランクなどが記入されています。合計金額は、金五拾壱円二拾銭とあります。自転車店の名前は、星自転車店で会津高田町にあったよう です。
現在でも星自転車店をグーグルで検索しますと出てきますが、はたして同じ店であるかどうかは確認していません。
車輪のサイズですが、今日では26インチが一般的ですが、この当時はむしろ28インチでした。戦後も小田原でこの頃のラーヂに乗っていた老人がいましたが、やはりタイヤサイズは28インチでした。