自転車関係の郵趣 - 12
これも「1990年世界選手権自転車競技大会」の初日カバー。
数種類発行された初日カバーの一つ。
日本自転車史研究会のブログ Copyright © Yukio Ootsu
ブレナバー・ワークス社
ブレナバー・ワークス社、
ライヒシュタイン ブランデンブルク A. H.1904年1月初旬。
1904 年のカタログをご紹介するにあたり、この 1 年間に弊社に寄せられたご厚情に感謝の意を表したい。 同時に、新年には同様のことをより頻繁に行う予定。
そして皆様から注文を引き受けたいと思っている。弊社は、良質で良心的なサービスを通じて、大切な顧客を維持するために最善を尽くすことを約束する。
小売店にはこのカタログの価格から 40% 割引させていただく。
カタログ8ページに記載の購入条件も同時に適用される。
自転車の価格と配送条件は同封のパンフレットに記載されている。・・・
自転車関係の郵趣 - 11
この封筒には、1991年にオハイオ州フィンドレーで開催されたIVCA(International Veteran Cycle Association)の大会への招待状が入っていた。
当時の担当者であった自転車文化センターの渋谷氏宛に届いものである。
IVCA(International Veteran Cycle Association)の大会については、
下記のデジタルライブラリーを参照。
自転車関係の郵趣 - 10
これは郵便局で記念切手が発売される前に発行された解説書。
これも郵趣関係の一つと云える。
自転車関係の郵趣 - 8
これも「1990年世界選手権自転車競技大会」の初日カバー。
第87回世界選手権自転車競技大会は、1990年8月20日から9月2日まで、宇都宮市と前橋市で開催された。
ロイヤル ・エンフィールド
下の写真はイギリスのロイヤル ・エンフィールド(Royal Enfield)のサイドカー。
このメーカーも当初は自転車を製造していた。
ロイヤル ・エンフィールドの略歴
1851年 - ジョージ・タウンゼンド(George Townsend)がイングランドウスターシャー州レディッチにて、ジョージ・タウンゼンド・アンド・カンパニー設立。
1871年 - 自転車、自転車部品製造開始。
1880年 - タウンゼンド・サイクル・カンパニーと社名を変更。
1892年 - 自転車(エンフィールド)製造開始。
1897年 - エンフィールド・サイクル・カンパニー設立。
1901年 - オートバイ製造開始。
130 歯のチェーンホイール
下の写真は、1962年に130 歯のチェーンホイールを付けたモーターペースの自転車で世界速度記録を樹立したフランスのジョゼ・メイフレット(José Meiffret)。
そのスピードは、204.73 km/hであった。
自転車関係の郵趣 - 4
1990年世界選手権自転車競技大会は、日本で初めて開催された記念すべき大会。
開催地、
トラックレース:前橋市(グリーンドーム前橋)
ロードレース:宇都宮市
主な結果、
男子プロ個人ロードレース
9月2日。261Km。
1位 ルディー・ダーネンス ベルギー 6時間51分59秒
2位 ディルク・デ・ウォルフ ベルギー
3位 ジャンニ・ブーニョ イタリア
4位 グレッグ・レモン アメリカ合衆国
5位 ショーン・ケリー アイルランド
自転車関係の郵趣 - 3
下は、
オランダ、アムステルダムの自転車関連の封筒。
アムステルダムのヨーロッパ広場(Europaplein 2-1078 GZ Amsterdam)とある。
下の地図は、ヨーロッパ広場付近。
自転車関係の郵趣 - 2
郵趣関係、何回かに分けて今後掲載予定。
1991年、 UCI ロード世界選手権は、1991 年 8 月 21 日~ 25 日までドイツのシュトゥットガルトで開催された。
男子プロフェッショナル優勝者
ロードレース:ジャンニ・ブーニョ(Gianni Bugno)イタリア
タイムトライアル:ミゲル・インデュライン(Miguel Indurain)スペイン
嘉蔵の箱車
このブログでも既に取り上げているが、嘉蔵の箱車について再度触れる。
以下の記事は、
司馬 遼太郎「花神」 (上) (新潮文庫) (p.173) 新潮社より、
嘉蔵はその間、家にひきこもりきりであった。黒船はみたことがない。まして船舶用機関などみたこともなく、一般の蒸気機関というものについても想像の手がかりもないのである。が、嘉蔵は、考えぬいた。ただ考えるだけでなく、かれの想像力をからくりもって一個の機械をこしらえてみた。
これを十五日目に、町年寄の市郎左衛門のもとにとどけた。市郎左衛門はすぐ藩庁へかけつけた。それを松根図書と桑折左衛門のふたりの家老がみて、驚嘆した。
高さ二尺五寸、横一尺、奥行七寸ほどのほそながい箱のようなものに車輪が四つついている。その箱のなかが機械室で、大小の歯車がいくつとなくかみあっており、そのうちの心棒を一回転させると車輪が三回転するというしくみになっていた。 こころみに松根図書が心棒をまわすと、・・・。
上の記事からではさっぱりその構造は分からない。高さ76㎝、横30㎝、奥行き21㎝の箱型の四輪車の模型。駆動部は大小の歯車がいくつかかみあっていて、その心棒を1回転させると車輪が3回転する仕組みになっている。
いづれにしても、嘉蔵はこの駆動方式の模型を基に国産の蒸気船を幕末に製作している。
自転車関連請求書
ドイツ・エアフルトのゲオルク・シュトルツェ社
自転車パーツ販売
自転車アクセサリー、クランク・パーツ、ネジ、ワッシャーなど
1904年3月5日付け
ツァイト・マガジン(zeit magazine)
1993年12月3日号 自転車を特集
自転車は新しくなる
自転車に関する興味深いアイデアなど、
ドイツのハンブルクに本拠を置くドイツの週刊誌。
1946年2月21日に創刊。ツァイトマガジンは、新聞に付属する週刊誌で、 文化、政治、社会など、さまざまなトピックに関する記事を掲載。
自轉車學校
「サイクル」1954年1月号 サイクル時報社
82頁に自転車学校の記事あり、
自轉車學校
最近、一部関係者の間で「自転車学校」なる言葉が、話題になっている。此の「自転車学校」とは、如何なるものかと云うと、小売業者の子弟を対象に、将来、自転車小売商となった場合に備えて、自転車及びモーターバイクの販売、修理に必要な事を広範囲に教育しようとするものらしい。 処で「自転車学校」なるものは、今を去る五十年前、既に、日本にも存在していたとの事である。明治三十五年八月二十六日の報知新聞に、貴族院議員大原重朝伯が校長になって、牛込区河原町(今の新宿区) に、「自転車学校」を設立し、普通科及び専攻科を設けて、普通科は一週間、専攻科は二週間の修業期限で、自転車の乗法、修理法等を教育した。と云う記事が載っている。その後、約半世紀に亘って「自転車学校」と云うもののあった事を聞かない処を見れば、恐らく此の種の学校は、これを最初の最後として、跡を断ったものと思われる。昨今話題になっている「自転車学校」が、はたしてどんな格好で設立されるかは知らないが、国民大衆の足と云われる自転車の学校が我国に一ツ位はあっても無駄ではあるまい。
エクセルシオール自転車
エクセルシオール自転車工場 ブランデンブルク 、1910年3月7日付の資料、