アイス・ヴェロシペードなど
これも「英国のメカニックそして科学と芸術のミラー」1869年3月26日号
「THE ENGLISH MECHANIC AND MIRROR OF SCIENCE AND ART」
MARCH 26. 1869.
7頁
新しい一輪ヴェロシペード
新しい一輪車
NEW SINGLE-WHEEL VELOCIPEDE.
「ボレンティーノ・アメリカン」より
ヘミングス氏(Hemmings)は、18歳の息子がこれらの 5フィートの機械の 1つを推進していると云う。 優れた「ロードスター」に追いつくペースでの直径であり、彼を追い越すことはできない。
メイン ホイールには二重リム、または 2つの同心リムがあり、内側のリムの内面には、摩擦ローラーと摩擦ドライバーを所定の位置に保持するための突出したリップがあり、それぞれの外周に対応する溝が付けられている。 ライダーが乗っているフレームは、これらのフリクション・ホイールを 2本の平行なアームで支えており、その前部には 2本のプーリーが取り付けられている、駆動輪の軸にある小さなプーリーにベルトが通されている。
この二重車輪は、ご覧のように、手で回すクランクによって駆動される。
主輪の内側リムの表面での下部輪の摩擦は、推進力の直接的な手段である。
ライダーの足の間に見える小さなバインディング・ホイールは、バンドを保持するのに役立つ。
トランペの三輪車
トランペの三輪車
Tremper's Three-Wheeled Velocipede
ここに描かれているヴェロシペードは、安価に造れるほどシンプルで、初心者にもお勧めでき、大胆な人にも合い、背の低い人にも背の高い人にも、肥満の人にも痩せた人にも、老いも若きも、要求を満たし便利である。
これは三輪車で、いつものように前輪で運転するが、後輪の車軸に非常に接近して配置されているため、マシンの動きを完全に制御できる。
アイス・ヴェロシペード
アイス・ヴェロシペード
THE ICE VELOCIPEDE.
「ハーパーズ・ウィークリー」誌のアイス・ヴェロシペードの図を再現した。
このヴェロシペードのフレームは、アメリカで使用中の一般的なものと同じように作られている。ホイールは 1つしかなく、陸上マシンのようにハンドル・バーで操縦される・・・