ディクソン・ヴェロシペード
これも「英国のメカニックそして科学と芸術のミラー」1869年5月7日号
「THE ENGLISH MECHANIC AND MIRROR OF SCIENCE AND ART」
May 7, 1869.
註、下のページの右上のディクソン・ヴェロシピードを紹介。
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ディクソン・ヴェロシピード
THE DIXON VELOCIPEDE
私が特許を取得したマシンのスケッチを同封する。
以下は私の計画によって得られる利点の1つである。
切れたり、引っ張られたり、絡まったりしやすい紐の工夫を排除しつつ、フランスのシステムのように、ステアリング・ハンドルの制御下にあり、より多くのパワーがあり、より少ない動きでブレーキをかけるのに十分である。配置や希望に応じて、前輪、後輪、または両方の車輪にブレーキをかけられる。ブレーキパッドは調整可能。
マシンを走らせる際、ハンドルは円を描くようにするとよいだろう。
したがって、緊急時や紛失に備えて、マシンはライダーにとって安全であるか。
丘を下ると再び上向きになり、通常は完全にスイングし、宙返りする。
非常に単純なブレーキのため、チューブの鉄に覆われ、ピラーとリーチに囲まれているため、必然的に軽くて強いものになる。
重量は、サイズに応じて平均36ポンドから 40 ポンドまで。中程度および非常に体重の重い人に使用される。
簡単に取り付けおよび取り外しができ、サドル・スプリングは後部でそれほど高くならず、サドルはフレンチのように可動し、固定される。
また、サドルはリーチ・スプリング上でスライドさせることもでき、これによりどちらかの端を固定する必要がなくなる。リーチは妨げられず、ストラップに使用できる。
組み立てに使用される材料により、他の同様のメーカーのマシンと同じくらい安価に組み立てることができる。
フランスとアメリカの優れた特徴と、他の完全にオリジナルの特徴を組み合わせている。
サドル・スプリングのサポートなどに関しては、フランスと同じようなものにすることができる。
この町でテストされており、素早く簡単に走ることがわかっている。
図の説明、
1、エキセントリックである。
2、 前輪にブレーキをかける。
3、 後輪にブレーキをかける。
4、スプリット・スプリングで固定。
5、スプリングをナットでねじ込む。
6、 ねじで真鍮のブッシュを締める。
ヘンリー・G・ディクソン
HENRY G. DIXON.